元祖粽ストラップの浄妙山。菊水鉾では11日から授与していたが、こちらは14日の宵々々山から。朝、フライング気味に設営中のテントを訪ねると快く町会所(事務所?)まで案内してくださって授与して頂く。
菊水鉾の粽ストラップと違って、きちんと隅々まで塗装してあって、丁寧な仕上がり。鉾名もちゃんと印刷でシールなんかではない。早速近くのスタバでケータイに装着。菊水鉾の方が「蘇民将来子孫也」と書いてあったり、鈴が付いていたりと豪華。浄妙山は至ってシンプル。500円と300円の差かな? 私的には浄妙山の粽ストラップの方が好きだな。
引き続いて、昨年破損した原因の調査にかかる。
粽部分をつまんで、紐との接合部分をいじると、ぽろっと金具が抜けてしまった。どうやらひねる力に弱いようだ。菊水鉾も浄妙山もねじくぎのような金具をプラスチックでできた粽にねじ込んでストラップ紐に取り付けてある。
菊水鉾のはねじくぎが根元まで入っていなかったので、ねじ込んで補強した経緯がある。浄妙山のは同じ事をしようとするとプラスチックの粽がもろもろと割れてねじくぎごと抜けてしまう。どうやら、プラスチックの性質が異なるみたい。菊水鉾のは粘りがあるが、浄妙山のは堅めで脆いようだ。
ストラップなので、ぶら下がっていて、常に自重分の荷重が接合部分にかかっている。腰に付けて歩いたりすると振動でそれ以上の荷重になる事もあるだろうし、服や荷物に挟まって大きな力やひねる力が加わる事もあるだろう。一年前のストラップも同様の経緯でズボッと抜けてしまったのだろう。
浄妙山のは脆い、菊水鉾のは粘る。ということのようだが、菊水鉾のは同様の接合が3箇所もある。「蘇民将来子孫也」もプラスチックでできていて、その上下をねじくぎで留めてあるのだ。去年は1ヶ月半ほどで抜けてしまったのだが、今年はどの位持つのかな? 御守りは身代わりになって持ち主を守ってくれるというから、抜けたら抜けたでいいのかもしれない。一年で新しい御守りと交換するものだから、寿命は一年で十分ともいえるな。さて、この一年はどうなりますことやら?
<追記>
もげてしまった粽部分をセメダインで補修。普通のボンドでは簡単に抜けてしまって×。強力型のセメダインだとだいぶましなようだが。実際に使用した場合の耐久性は不明。袋に戻すとほぼ新品ぽい。
<追記2>
追記で修理したのとは別に、予備として買っておいたのをケータイに装着していたら、8/10になって、ストラップの頭部だけもげてしまった。道を歩いていていきなり抜け落ち。靴に当たったので気付いたけれど、さもなければ行方不明になっていただろう。去年のストラップも同様に失われたものと思われる。去年は1ヶ月半弱保ったが、今年は1ヶ月保たなかった。追記の時と違って、抜け落ちたネジはバカになっておらず、ねじ込めば安定している。何故抜けたのかはやや謎。ネジがゆるんで抜けたようにも思えるが、その割にはネジ部分に頭部のプラスチック屑が付着していた。そのままでは再発しそうなので、追記の時と同様の修理をしてケータイに再装着。今回は頭部を回収できたのが不幸中の幸いか?