役立たず万歳?
...と言うほど大げさなものではないけれど...。
帯広は柳月の名物お菓子、三方六。バームクーヘンを縦に割いてチョコをコーティングしたお菓子。以前は「三方六」一種類だったがメープル味やショコラなどのバリエーションがでている。形状もどでっと丸まるの三方六以外に小さく切り分けて個包装にした「三方六の小割」なるものもでているらしい。アングラ的には「三方六の切り落とし」とか
「三方六の切れ端」なんてのも。
それぞれの関係が謎だったので、たまたま手元にあった元祖三方六を調べてみた。画像の皿の青い円の直径が約20㎝。
○何等分しているのか?
街で見かけるバームクーヘンはホントに木の幹のように太くて長さは1mくらいありそうに長い。三方六はこれを何等分しているのか?
長さ方向。三方六の長さは約20㎝ある。と言う事だけは判るのだが元々のバームクーヘンの長さが不明なので何等分しているかは判らない。
元が1mなら5等分だけど...。
円周方向。これは三方六を並べてみれば判る。動径方向の切り口がピッタリ合わさるように並べると9片で少し余る。9片で円環を閉じようとすると外周部分に隙が空く、10片突っ込むと内周部分に隙が空く。
9片に切り分けて若干の「切り落とし」がでるのだろうか?「切れ端」の形状から考えるともっと大きなバームクーヘンを余裕を持って10等分しているのかもしれない。手元に分度器がないので...。
○切れ端と切り落とし
おそらく製造工程が、①バームクーヘンの両端を切り落とす。(長さ方向に5等分?)②縦に9等分(10等分かも?)する。③長さをそろえる。となっていると思われ、それぞれの工程ででる切れ端がアングラで売られているようだ。
①ででる切れ端が帽子のような形。②ででるのが帯状の形。③ででるのが小さな扇形。
○三方六の小割
三方六と三方六の小割の関係が謎。カロリーで見ると三方六が「1個あたりのカロリー:900.9 kcal」小割が「1個あたりのカロリー:112.6 kcal」とある事からすると、三方六1本を8個に切り分けたものが小割のようだ。小割の実物がないので切り分け方が不明だけど、縦に4等分、円周方向に2等分くらいだろうか?
三方六は長さ方向に10等分してパックしてあるんだけど、その一切れ一切れを個包装してあるのかと思ったらそうではないらしい。
○コーティング
バームクーヘンの外側にチョコとホワイトチョコがまだらにコーティングされている。厚さ1㎜くらい。べったり塗ってあるのかと思ったら、ホワイトチョコの間にチョコの層が挟まれていたりする。バームクーヘンの外側だけじゃなく、切り分けた断面にも砂糖が塗ってあって甘さを増している。
史上最強クラスという呼び声の高かった颱風はこちらには来ず直接の天候的には影響皆無。かと思って空を見上げると先日までのモクモクとした大入道に替わってモコモコとした羊の群。遠くそれていった颱風が秋を運んできたのだろうか?
秋っぽいのは空の雲だけじゃなく、空気もちょっと秋めいたような。昨日までは朝のひとときだけ涼し目だった風が昼前になっても続いている。夜はどんだけ更けても涼しくはならなかったのが夜半前にはエアコン不要なくらいに。
昼間通りかかった近所の公園のセミも静かだった。昨日まではわしゃわしゃうるさかったのに。
34.6℃と猛暑日一歩手前まで上がってここ数日と大差ないし、今夜も熱帯夜の予報なんだけど、何かが違う感じ。まぁ、昼間何週間かぶりに冷房を止めてみたらぐったり体が動かなかったので、まだ秋めいてきたのは朝夕だけかな。
大丸京都店の地下一階北側には二階まで吹き抜けになったスペースがある。ベンチが並べられていて休憩所になっている。皆思い思いに座って休んだりフードコートで買ったものを食べていたり。一応建物の中ではあるのだが、吹き抜け部分の一階には外壁がなく構造的には建物の外ともいえ、ややこしい。冷暖房こそないが吹き降らない限り雨の日も濡れる心配はない。
以前は喫煙所も兼ねていてもうもうとしていたのだが、健康増進法(?)ができた頃だったか温室のような喫煙コーナーが設置された。これで安心、かと思いきやさにあらず。夏は熱がこもるのだろう、屋根の一部が解放されている。これでは喫煙コーナーと言っても衝立があるだけのハリボテ状態。まだ、休憩所にいる分にはあまり煙ってこないが、休憩所に至る階段が煙突代わりになってもうもうとする。店の中から休憩所に行く場合はいいんだけど、外から階段を下りて行く場合は要注意。喫煙所は陰圧にして空気が漏れ出さないようにしないとダメだよね。
今年は法を見ようということで高野橋。...に行ったのだが、意外ともっと沢山見る事ができた。一本上流の松ヶ崎人道橋周辺からは「大文字」「妙」「法」「船形」「左大文字」が見える。いずれも所々欠けてはいるけれど、鳥居以外は制覇可能。一箇所にとどまって全てが見えるわけではないので点火順に従って移動する必要がある。見え方は周辺の建物や樹木の茂り具合で変わってしまいそう。
○大文字
右岸上流から対岸正面に見える...、らしい。気付いた時にはほぼ終了していて字形は確認できず。京都の道は東西南北という先入観があるので、今出川通にある大文字山はもっと下流寄りかと思っていたのだが、川が北東-南西に流れているので真正面になるようだ。
○妙法
「法」は左岸ならどこからでも見える。のだが、遊歩道からだと下辺は対岸の建物や樹木に隠れて見えない。堤防上の道路からは街路樹がじゃまになる。「妙」は左岸下流部の所々から見える。バス停付近の堤防上が広くなっているのでそこがビューポイントかも。
○船形
橋上左岸寄りから右岸真横やや下流方向に見える。やはり建物で下部が欠ける。
○左大文字
橋上右岸寄りから右岸下流方向に見える。ほぼ真横から見る事になるので見えるのは右半分だけ。「τ」か「ヒ」に近い。
京の七夕ばやりのようで、新京極六角のろっくんプラザでも七夕...、なのかな? 期間中の筈なんだが、晩に通りかかると笹は休業状態。願いは届くのだろうか?
新京極通のアーケード全部を電飾するには至らなかったようで、LED(たぶん)天の川は数十㍍ほど。
夏の甲子園が始まる頃には六道まいり。お盆の入り口だ。六道まいりで迎え鐘を撞いて先祖の霊を迎え、お盆が終わったら送り火で彼岸へ送り出す。松原通の大和大路通と東大路通の真ん中あたり、六道の辻付近が車両通行止めになって出店が疎に並ぶ。
例年の如く、六道珍皇寺、西福寺、六波羅蜜寺と髑髏町ならぬ轆轤町を巡回。
○六道珍皇寺
小野篁の旧邸。迎え鐘を撞いて水塔婆を水回向する。迎え鐘には長蛇の列。
○西福寺(お精霊迎え)
ここの地獄絵図は何度見ても怖い。特に「檀林皇后九相図絵」。生前の檀林皇后像も祀られているので比較検討も可能。我が行く末を考えるのに貴重かも。
祈祷銭を頂いて退出。
○六波羅蜜寺(萬灯会厳修)
こちらでも迎え鐘。こっちの方が元祖らしいが、鐘楼は真新しい。そして迎え火を焚く。
法要は20時から。自由に参加できる。
祇園祭が終わると夏の甲子園。今年も一度は見に行こうと思ってはいたものの、開会式のTV中継で我が後輩(JK)の勇姿を眺めていたらいてもたってもおられず今日お出かけ。そらはちょっと霞み気味だがほぼ快晴。
電車を降りると球場いつも思うのだが、球場のすぐ前を覆う阪神高速がじゃま。私が子供の頃からあったような気がするが、野暮な事この上ない。
今回もふらっと入れる外野スタンドで外周の看板の影を狙ってライト上段。やけに愛想の良い売り子の兄ちゃんを呼んでカチワリゲット。ちゅーちゅーすすりながら試合を見物して、腹が減ったら甲子園カレーといつもの定番コース。
外壁のツタは先端がようやく3階の床辺りまで伸びてきた。それでもかつての姿には遠く及ばない。
「円周率百万桁本」と「素数15万桁表」というのが正式名称らしい。素数は15万「桁」ではなく「個」だと思うが?扉と背で書いてあるタイトルが違っているのはご愛敬かな?
πの方は見慣れたダンプ形式でずらりと数字が並ぶ。だからなに?と言いたくなるが、見ていて心が和んでしまう私は病んでいるのだろうか?(^_^;)
奥付には増刷履歴がずらり。売れているのか?と思ったがこれはしゃれだろう。価格も314円也。本の中身をどこまで載せて良いものか迷ったが、「引用・転載・複製自由」だそうで、一安心。
素数の方も似たり寄ったりのレイアウト。ゼロサブレスしないで記載されているので一瞬???となるが、間違いなく素数が並んでいる。こちらの増刷履歴は普通に第1刷~第3刷(誤植改訂版)となっている。価格は357円也。235円じゃないのは「大人の事情」だそうだ。
πというと金田先生が(何故か)スパコン使い放題状態で記録更新しまくっていた時代を思い出す。スパコンの象徴みたいな計算だったのだが、今や個人がPC(といってもモスターマシンだが)を使って10兆桁とか計算する時代だからなぁ。戦意喪失。
円周率は100億桁のデータをDLして持ってるけど...。
他に「e-自然対数の底100万桁表」という本もあるようだ。昨日の本屋には並んでいなかったのだが、この際だからそろえとく? eなら学生時代に長精度計算の演習問題に何万桁か計算したんだよな、なつかし。
昨日、疫神社夏越祭の帰りに寄った北野天満宮の境内では正月に授与する大福梅の土用干し中。
楼門をくぐって絵馬堂の前まで来ると梅干しの甘酸っぱい香りが漂ってくる、というか香りが満ちている。一部開閉式のテントの下で床机(?)の上に筵を敷いてその上に梅がいっぱい並べられている。全部境内の梅の木から採ったものなのだそうだ。
三光門(中門)の先、社殿の前にも梅梅梅。通路を残して左右に梅を干す。ここも梅干しの香が充ち満ちる。時折係の人が見回って梅を均すのかひっくり返すのか混ぜている。授与品なので周りには結界を切って清浄を保つ。じりじり焼け付くような日差しであっという間にカラからに乾きそう。
京都の夏が山鉾巡行に始まって五山の送り火で終わるのなら今がちょうど夏のど真ん中ですな。