きょうの黄葉(六角堂)
朝から快晴。昼頃お出掛けしてのんびりランチでも…。と言う予定を吹き飛ばす青空に慌ててモーニングを済ませて糺の森。
なんだけど、昼前には雲が広がって晴れたり曇ったり状態。京都の冬晴れはこんな感じなのよね。晴れと言っても雲が次々やってきて日差しを奪う。俄雨や風花が舞わなかっただけましと言うもの。
京都の桜の殿が御室桜なら紅葉の殿は糺の森かな。糺の森の紅葉が終わると本格的な冬の到来は間近。
下鴨神社の参道の両脇に広がる茂みが色付きます。
糺の森の紅葉はややくすんだ感じ。目にも鮮やかな色合いではない。ゆったりとした色の変化が特徴的。
青葉から黄色系から褐色へ。
紅葉が遅いと言ってももう12月、散り紅葉と言うか落ち葉が積もる。
時折陽が射すと輝く紅葉。
中には鮮やかな赤も。
これが今日のチャンピオンかな。
こっちの方が色は濃いけど疎らだね。
今日こそ真如堂、と思っていたのだが何故か再び嵐山地区。土日の嵐山は混むから厳禁なんだが...。
○宝筐院
あげいん。
○嵯峨釈迦堂
ここもあげいん。だけど、一昨日よりは陽射しと青空が多めだったのでちょっと明るい。
○常寂光寺
門をくぐる時は「紅葉見頃」「今年は当たり年」と書いてあった立て看板が出る時には「紅葉最盛期」と書き換えてあった。何度も訪れているが今回が一番凄かった。綺麗とか見応えがというより凄かった。
○嵐山
嵐山公園やその周辺の道端でも紅葉。嵐山本体は逆光になるので昼過ぎ以降は見栄えしません。
渡月橋は人でいっぱい。左側通行なので、阪急側(中洲側)から京福側に渡ってこないと嵐山は遠くなります。京福嵐山駅付近はこの混みようだから休日は出かけないが吉。
桂川の水面には川下りの船と手漕ぎ木ボートが浮かぶ。その中を謎の超小型船が。自然現象では無いはずなので誰かが操縦していると思うんだが、発見できず。
撮影したのは昨日ですけど。
○修徳公園
今頃になって楓がいい感じに色付いてきている。といっても、曇っていたせいかあんまり鮮やかではなかったな。イチョウはほぼ散り終わり。桜もハナミズキも散っちゃいましたね。
○東本願寺
烏丸通のロータリー部分はほぼ散り終わり、わずかにイチョウが残っている程度。すっかり冬っぽい景色。そのイチョウの葉で地面はびっしり黄金色
。
境内のイチョウも一部を除いて散っちゃってる。一本だけ残っている阿弥陀門脇のイチョウは元休憩所(現売店?)の改修に伴って半身削がれた樹なんだが、その影響が残っているのかな?
境内は定期的に掃き清められているのか単に広いからなのか根元を除けば地面にはさほど散っていない。人の手が届かない屋根の上にはこんもりと。瓦の上ではストライプ模様を描く。そばの松の木には花が咲いたのかと思ったよ。
北隣の団地のイチョウもほぼ散り終わって烏丸通に負けないくらいの絨毯状態。
京都新聞の紅葉情報を見ても京都全域で紅葉はほぼ終了しているようだ。おくての樹と散り紅葉が名残るだけ。例年より一週間は早いかな?
めまいのクスリのせいかちょっと油断すると気を失っている今日この頃。今日も朝の用事を済ませて横になって気付いた時には昼を回っていた。快晴だった空もどんよりくもり。遠出を諦めて用事のついでに紅葉。私用で紅葉。(いみふめ)
○修徳公園
灯台もと暗し。いつの間にか紅葉も黄葉も進んでいた。日差しがないせいもあるのだろうけど、楓の紅葉はいまいちな発色。
○五条通
天下の国道一号線、立派な(というほどでもない?)中央分離帯には街路樹がずらりとそそり立つ。殆ど紅葉も黄葉もしないのだが、所々色の変わった樹が出現。陸橋脇の樹は一枚の葉の中でグラデーション。
他は青々した樹ばかり。メニューだけあった幻の食堂(屋台?)も出現せず。
○清水寺(遠景)
そろそろ紅葉もピークを過ぎて下り坂なようで、遠目にもやや赤が減ってきたような。近い割に最後の上り坂を考えると今の体力ではやや躊躇気味。とりあえず陸橋の上から遠望。今年は行けるかなぁ?
寒風吹きすさぶ中、西本願寺まで足を伸ばしてみると、大イチョウがいい感じに色付いている。数本の枝がまだ青味を残している程度。降ったり照ったり、照っても背景に雲が残ってたり。ようやく一時だけ南も北も雲が消えて黄葉に青空。
水吹きイチョウは先に黄葉し終わって、黄金の絨毯。境内の隅のイチョウも程良く色付いてちょうど見頃かな。今週は天候がめまぐるしいのが難点鴨ね。
きょうは一日休養の筈が、朝起きてみたら快晴。に誘われて紅葉採集。一部先日と重なるコースで家人を案内。
○北野天満宮(お土居の紅葉)
お土居の紅葉が見頃と聞いて出かけたのだが、うっかり忘れていた。今日は天神さんの日だった。建ち並ぶ出店と人混みをかき分けて梅園にある入り口へ。
押し合いへし合いの参道と違ってお土居は割とすいていてのんびり。楓は概ねピークを過ぎ気味だけど、陽に透かすと輝いている。
○真如堂
あげいん。
先日から紅葉が進んだ、というより散った感じ。
○金戒光明寺
ここもあげいん。着いたのが夕方近かったので主な紅葉は日陰で残念。再建中の山門の先の階段に植わった楓が真っ赤。
○栄摂院(えいしょういん)
あげいん。休日とあって人は増えていたが静かな空気は変わらず。先日より強い日差しを受けて庭全体が薄赤く染まっている。まさに紅葉の庭。
一日晴れの筈がほぼずっと曇り、時折雲が切れて薄日が差す程度。ちょっと残念な上に三連休の中日で人出もピークのようだ。本来なら外出は避けるべき日なのだが、何故か紅葉採集。そろそろ見頃を迎えたという嵐山裏嵯峨野コース。
○嵯峨釈迦堂(清涼寺)
毎度の出発点で清涼寺。池の畔の楓が目を惹く。でも一番鮮やかなのは今年も寺務所前の楓の一群。
南西隅の楓林も良い色を出してはいるが、哀しいかな日差しが無くてくすんで見える。残念。
松の木は今年も黄葉しているぞ。
○宝筐院
満を持しての宝筐院。今年は特に色づきが良いという前評判だったが、確かにそうかも。これで日差しがあればもっと輝いていただろうに。
散り始めた樹はまだ少なくて色づきは上りのピーク寸前くらいかな?枯葉や枯れ枝の雑味のない色合いが嬉しい。
今年は入り口が受付の左ではなく右側の建物の中に移っていた。塀を修繕したような風情でもある。そして今年も寒桜がぽつりぽつりと咲いていた。
○化野念佛寺(あだしのねんぶつじ)
いつもは二尊院の角を折れて嵐山公園から渡月橋に抜けるのだが、そのまま直進して念仏寺二連発。
境内至る所、赤と黄色の発色の良い楓がいっぱいでびっくり。
いつもこんなに鮮やかだったっか?土が豊かで栄養が行き届いているのだろうかとやや恐ろしげな妄想が頭をよぎる。嵐山(嵯峨野?)も清滝近くはもう終わり、と思っていたのだがなんなんの。
○愛宕念仏寺(おたぎねんぶつじ)
さらに足を伸ばして、清滝トンネル手前の念仏寺その2(と言うと罰が当たるか?)。こちらは山の北斜面で日照が短い。着いたのも当地の早い日没後だったので紅葉の色を愛でるにはちょっとつらかった。
その代わり(?)苔をまとった羅漢さんが大勢でお出迎え。
宝筐院のWebサイトで「現在の庭園」をチェックしつつ訪れたのだが紅葉は期待通りだったとはいえ日差しが無くて返す返すも残念無念。でも、ふと足を向けた化野念佛寺の紅葉の見事さを知ってちょっと嬉しい。
三日間ダウンしていてせっかっくの好天を無駄にした感じ。クスリでようやく回復したっぽいので、どんよりした雲を突いてお出かけ。今日は東山。
○法然院
紅葉盛ん。本堂前の三色紅葉は今年は現れず。というか、まだなのかな? 山門を額にした紅葉画は健在。
○安楽寺
ここは例年どおり門前のみ。山門前の階段は紅葉に覆われてトンネル。
○宮の前児童公園 ここはイチョウ。ほぼ真黄色に色づいてわずかに散り始め。ほぼピークかな。先に散ったプラタナスの葉が程良く乾燥して踏むとカサカサ音を立てる。この音が好きなんだな。
○真如堂
ここもほぼ真っ盛り。境内中赤橙黄緑。どこをどう見ればいいのか困っちゃう。
○金戒光明寺
真如堂のお隣が光明寺。楓は多くはないがびっくりするくらい鮮やかに色付いている樹がある。西雲院の墓地の楓もその一つ。
○栄摂院(えいしょういん)
金戒光明寺の塔頭の一つらしい。こぢんまりした庭なのだが、中程に座る仏像を囲むように黄色と紅の紅葉。後光のようでもある。お堂の縁側に座る事ができてのんびり。奥まったところにあるので来る人も少な目。庭を眺めていると時の経つのを忘れそうで、風邪ひきそうだった
。鳥の囀りも心地よくこの庭の一年の中で一番良い日に訪れたようだ。でも、新緑も綺麗なんだろうな。また春にも来てみたい。
本堂の裏にもお庭があったが、石庭風(かな?)。春に来た時にはゆっくり拝見したいかと。
この後、バスを乗り継いで御所の大イチョウと西本願寺の巨大イチョウを、と思っていたのだが、栄摂院があまりにも心地よくて夕暮れまで居続けてしまって果たせず。
概ね曇りで、時折陽が差し、時折雨がぱらつく。天気はすっかり冬? 何故か家人を案内して東福寺あげいん。帰りに陶器市を抜けて今熊野観音寺。陽が差せば暖かいが、風が冷たい。もう一度衣替えが必要かな?
○東福寺
一昨日よりは紅葉が進んで全体に濃くなる一方で世代交代が始まっている。一昨日のチャンピオンは昨日の雨のせいか落葉盛んで真っ赤な絨毯。
洗玉澗の底の方まで色づいてきた。
○今熊野観音寺
入り口付近の楓は青々してるが、本堂周辺の紅葉もイチョウも散り始め。ピークは過ぎた感じ。
東福寺から泉涌寺に向かう頃に緊急車両のサイレンが何台も鳴り響き、そのうちヘリが旋回しだした。なんか春の祇園暴走を思い出させる光景だったが、慌ててスマホで検索してもそれらしい情報はヒットせず。なんだったんだろう?
降ったり照ったりだった昨日の名残か明け方まで雨が降っていたっぽい。けど、朝からぐんぐん天気が良くなり快晴に。
先日の泉涌寺、今熊野観音寺に続いて今日は東山南麓(?)の残りの東福寺へ。
洗玉澗の紅葉はほぼピークかと。日当たりの良い北側が特に色づきがよい。最初は臥雲橋から洗玉澗越に通天橋を眺めて終わりにしようかと思っていたのだが、意外とすいていたので中までふらふら。
洗玉澗を上から見下ろすと紅葉盛んだけど、下に降りるとまだ青々した樹もあって当分は順繰りに楽しませてくれそうだ。先に色づいた樹は赤々とした葉を落として落ち紅葉で最後の一花。
今日のチャンピオン。洗玉澗北側、通路を半分くらい降りたところに植わっていた楓。
色見本。左がデフォルト設定、右がドーピングモードで撮影したもの。実際の目で見た感じはこのちょうど中間。上掲の写真はドーピングモード。
今月初めに色づきかけていた川端四条上ルのイチョウがもうまっきっきらしい。修徳公園のイチョウはようやく色が変わり始めたばかりなのに。と思いつつ東本願寺の前を通りかかると、桜とイチョウが八分方黄葉紅葉。
ちょっと白っぽいけど青空に黄葉が映える。色づいているのは主に烏丸通のロータリーのイチョウで、境内のイチョウはまだ青々している樹とと五分くらいの樹が混在。北側の樹から黄葉しているのは紅葉前線が境内を横切っている、と言う事ではないよな、たぶん。
旧休憩所の改築に伴って半分そぎ落とされたイチョウの枝振りが戻ってきているのを見て一安心。
薄日しか射さない割に18℃まで上がって暖かいとは言わないが寒くはないお出かけ日和。これで青空だったら紅葉採集に最適なのに。
○何有荘
なんありそう、ではなく「かいうそう」。「何か有る様で何も無い。何も無い様で何か有る」という禅の言葉から「何有荘」と命名されたそうだ。7年ほど前には時々公開されていたのだが、その後は所有者が変わったとか裁判沙汰になったとかで公開されていないらしい。
まるで「難有荘」の様相を呈している。山の斜面を利用した見事な庭園なのだが、今は外から庭木を垣間見るだけ。
それでも、綺麗に色づいた楓が顔を覗かせている。
○南禅寺
大型バスが何台も門前に連なる。超メジャーな名所の貫禄か。今がピークかな、落葉も見られるが全体にほぼ全て色づいている。やはり色がくすみ気味なのは日差しが乏しいせいか、今年のモードなのか。
○水路閣
サスペンスドラマの定番ロケ地。今日は小学生の団体が走り回る。落ち葉採集が目的のようで、地面を漁るだけでは飽きたらず、色づきの良い木を選んで枝を揺する。葉っぱをちぎるな、と言い渡されているのだろう。でも、揺すってわざと葉を落としたら同じ事だ。しばいたろか、われ!という言葉をぐっと飲み込んで、がまんがまん、と副署長の心境。
不本意ながら休日の紅葉採集。時々雲が流れてくるが、概ね晴れ。目には見えないごく薄い雲が広がっているのか青空に深みがないのがやや残念。きょうは嵯峨野界隈をぶらぶら。
○宝筐院
嵐山でというか京都で絶対外せない、その名の通り宝の筺のような小さな庭園。...なのだが、今年はここもややくすみ気味。まだちょっと早いというのもあるのかも。来週半ばあたりがピークになるのだろうか。ってその頃はもう12月だ。
陽に透かすと綺麗だけれど、表側から見るとくすんでいるのは表面が荒れているのだろうか?休日でもすいていて、本堂の座敷でゆったり座って眺める事ができるのもここの魅力。ご本尊の十一面千手観音菩薩様に背を向けて庭を眺めるのが申し訳ない
。
裏手の庭はワンダーランド。毎年の事ながら驚かれぬる。寒桜が咲き、サクランボ?姫林檎?がなり、謎の紫の莢から赤い実が顔を出す。
○嵯峨釈迦堂
こちらも全体にやや控えめ。もう少し時が経てば鮮やかさを増すのかもだけれど、やや残念気味。それでも、寺務所前の一角の楓は赤と黄色に緑と澄んだ色。
○二尊院
入り口から覗いただけ。
紅葉の馬場は良い色合いっぽい。
○常寂光寺
ここも入り口から覗いただけ。
多宝塔、本堂周辺の庭の紅葉は見頃。受付周辺と仁王門北側庭園の紅葉は五分~八分。だそうです。
○天龍寺庭園
京都新聞も朝日新聞も天龍寺の紅葉が綺麗だと書き立てているので、4年ぶりに入園。確かに紅葉は進んでいるが半分はくすんだ色合い。それでも鮮やかな紅葉に次々と出くわす。
陽に透かさなくてもてかてかと輝く紅葉が一本。誰か磨いた?...わけはないか。
○天龍寺の前
庭園に入らなくても天龍寺の入り口から庫裏に至る参道と駐車場の両脇には紅葉がびっしり植わっていて今を盛りと色づいている。こっちだけでも十分楽しめそう。
○人出
休日とあってコンドル。四条河原町より混んでるかも。
渡月橋の歩道は人がこぼれ落ちそう。嵐山駅に向かう道はホコテンに人がびっしり。
天龍寺大方丈の縁側は人がびっしり。庭園を歩く人の手には四連のデジカメが。二連なら3Dカメラなんだろうけど、四連って?ヨツメの宇宙人用?少しずつアングルが違っていて一度にパノラマが撮れるとか?
最低気温が3.6℃と今期最低を更新。朝から晴。義を見てせざるは勇なきなりというわけで、お買い物のついでに紅葉採集あげいん。ワンパターン。
連日の遠出は疲れるのでぎりぎり徒歩圏の御所を散策。正確には御苑だけど、御所と言い習わしている。あまりにも広くてくまなくは見て回れない。乾御門から入って主に北側と西側をぶらぶら。
全体に楓の色づきが遅いというかくすんでる。青々とした楓もあるがそれとも違う。ドーピングしても色が冴えない。そんな中でもたまにはっとするような色の紅葉が登場する。陽に透かすとステンドグラス風に輝き出す。
楓より銀杏の方がよく色づいて鮮やか。東本願寺の銀杏よりは進んでいるかも。石薬師御門に向かって歩いていくと何本か大銀杏が現れる。陽に透かしてみるが楓ほどの豪華さはないようだ。
雑多な木が植わっているから一面真っ赤とか一面真っ黄とかはないけれど、たまに思わぬコラボが見られる。
毎年黄金の絨毯を広げてくれる乾御門付近の大銀杏、九分通り黄葉しているけれど絨毯はまだまばら。
昨日の雨が上がって朝からほぼ快晴。義を見てせざるは勇なきなりというわけで、お買い物のついでに紅葉採集あげいん。
○法然院
山門すぐの楓はいい具合に色づいて陽の光に輝いている。奥の本堂前の楓は青々したまま。何年か前には見事な三色紅葉を見せてくれたのだが、
まだ早いのだろうか?
コンサートもやっているようだ。
○宮の前児童公園
例年黄葉が見事な銀杏は概ね青々。プラタナス(?)の落ち葉が程良く乾燥して踏みしめるとかさかさ音を立てて心地よい。
○真如堂の前
民家の庭に生えている木。毎年お見事に色づいている。
○真如堂
本堂前(西側)の楓はほぼピークかやや過ぎくらい。裏手(東側)の楓は青々したのが2/3くらいで色づき途中。だけど、既に赤くなりきった木は見事な色合い。
ドーピング不要なくらい。昼頃から雲が湧いてきて日差しが陰ってしまったのが残念無念。風もでてきて落ち葉吹雪状態
。
○金戒光明寺
真如堂のお隣。楓はやや少な目だけど、一本一本が真っ赤だったりグラデーションしていたりいい感じ。
○八坂神社
元々楓は少ないのだが、色合いが良くない。まだこれからなのか、今年は外れなのか。
○円山公園
八坂神社の奥庭、みたいな位置関係なのだがこちらの方が色がよい。それでもやぱりくすみ気味。陽の光に透かすと輝く。
今朝は4.6度迄下がって今季最低気温を更新。寒いとはいえ、冬型崩れで高気圧が張り出してきたのか朝から快晴っぽい。義を見てせざるは勇なきなりというわけで、お買い物のついでに紅葉採集初日。今年は私の行動開始も紅葉も遅めっぽい。
○東本願寺
ロータリーの緑地帯のイチョウは黄葉八分といったところだろうか。南側の木は綺麗に色づいているが北側の木にはまだ緑優勢の木が混じっている。落ち葉も殆ど無い。あと数日かな?
境内のイチョウは色づき始めている程度。
○西本願寺
行ってません。東本願寺の阿弥陀堂素屋根3階の渡り廊下から遠景を望んだだけで。最初は偵察に行く予定だったのだけど、遠目にもまだまだ青い事がわかったので遠征は中止。
東本願寺境内のイチョウよりも若干遅いかも?
○東福寺
まずは洗玉澗の臥龍橋から通天橋を望むアングルで。綺麗に色付いてはいるけれど、枯れ木も混じってやや雑味。出遅れた感もあるのだが、例年赤黄緑の三色紅葉を見せてくれる橋の西側の木がまだ青々としていたのでそういうことでもなさげ
。
参道の両脇にところどころ現れる楓も色づいて綺麗。見上げながら歩いていると、警備員に「右端をを歩け」と叱られるので要注意。
○泉湧寺御座所庭園
去年見事な色あわせを見せてくれた三色紅葉は今年も健在。昼を過ぎてやわらかな日差しを浴びながら庭園を望む縁側で一休みするのは至福の時。
○今熊野観音寺
去年ドーピング不要なくらい真っ赤だった楓はもうすでに落葉中で見る影もなし。この木に関しては出遅れた感。他の紅葉はグラデーションが綺麗。なんだが、あいにく曇ってきてしまってやや残念気味。
○清水寺
行ってません。こちらも遠景。東本願寺阿弥陀堂素屋根3階ベランダと五条通陸橋から。三重塔の裾あたりで赤く見えるのが紅葉かしら?
○色見本
カメラの機能で紅葉モードにドーピングしてます。左がドーピング前、右がドーピング後。実際に目で見た感じはこの中間。被写体は東福寺通天橋脇の紅葉。
一日曇って昼過ぎには雨の筈が、朝から快晴。何だかだまされたような気分で、汗ばむ陽気の中を寄り道。今日は西本願寺。再来年の親鸞聖人七百五十回大遠忌法要を前に御影堂の修復を東本願寺より一足先に終えている。
京都の銀杏は東本願寺だろう、と思っていたら西本願寺にもあるらしい。一番有名なのは御影堂前の逆さ銀杏。別名水吹き銀杏。盆栽みたいに枝が横に広がって伸びている。苗木を植える時に逆さに植えたので根が枝になってこうなったという。別名は、天明の大火(1788年)の時に水を吹いて御影堂に延焼するのを防いだ、という言い伝えから。ホンマかいな?
高さ15m、枝廻り50m、樹齢約400年と言う話も。京都市の天然記念物に指定されている。
名前はないけれど、境内に生えている銀杏はもう2本ある。阿弥陀堂前の大銀杏は一見三本分くらい巾があって水吹き銀杏よりすごい
。
御影堂門脇には高く聳える大銀杏。三本揃って、西本願寺大銀杏三兄弟。姉妹なのかも? 御影堂門前から眺めると門からはみ出してる。
クマに引かれて天神さん。
○北野天満宮(御土居の紅葉)
概ね終わりかけの京都の紅葉。去年も時期を外しかけで訪ねてややがっかり気味だった御土居。今年は如何に?と半信半疑で行ってみた。かなり散っていたけど、
陽射しに照らされて輝く紅葉は見事。目を瞠るように鮮やかな紅、という木はおらず、橙色の木が多い。まだ青い木もあったのでこれからも色付いていくのかな
。
境内の紅葉はかなり落ち葉。どっちかというと本殿裏の大銀杏が見事なのだがすっかり葉を落としていて絨毯になっていた。
○下鴨神社(糺の森)
京都新聞の紅葉情報には「落葉」とか「落葉近し」の文字が並ぶ。「紅葉見ごろ」とあっても日付が先週だったりする。その中に「色づき始め」(11/29)とある糺の森。っていうか、もみじってあったっけ? と、訪ねてみたが、紅葉は殆どない。
樹種が違うようだ。地面も落ち紅葉ではなく普通に落ち葉。何だかこの方がほっとする感じ。
本殿脇まで行って漸く真っ赤な紅葉と出会った。
朝から快晴っぽい。京都の紅葉もそろそろピークを過ぎて残り紅葉に移行しつつあるような気がして寄り道せず。
○修徳公園
桜はほぼ散っているがもみじが残っていた。そのうちの一本がやけに良い色に染まっている。灯台下暗かったようだ。
なかなか色付かなかった銀杏が八分くらい黄葉進行中。
以前はもっと立派に聳えていたような気がするんだが、剪定されちゃったのか。黄葉って紅葉より遅いんだっけ?
○烏丸通
烏丸通の街路樹はポプラ(たぶん)。落ち葉がカラカラに乾いて踏んづけるとパサッと軽快な音を立てる。この感覚が好き。見上げると散り果てた木もあるが、まだ黄葉途中の木も。徐々に黄葉しているというより、青々した葉と黄色になりきった葉が混じってキメラのよう。
上洛した親戚を連れて嵯峨野案内。
○宝筐院
先週訪れた時はまだ色付き途中だったけど、今日はほぼピーク。青々したはもあるけれど、散り紅葉も咲き始めて上も下もすばらしい。午前中は陽射しもあって、
輝くよう。まさに宝の筺。
それにあわせるかのように人出も増えて団体さんもやって来る。平日の昼間なので、混雑と言うほどではないけれど、
穴場感がやや削がれた感じ。
桜は葉っぱも散ってすっかり枯れ木、かと思いきや、サクランボが実っていた。鳥に食べられたりしないのだろうか?
○嵯峨釈迦堂
先週ピークだった寺務所付近の紅葉はかなり枯れ落ちて散り紅葉になっている。まだまだ色付きが浅くくすんでいた南西角の三色紅葉は漸く鮮やかさを増してきたところ。
見越しの紅葉も良い色合いになってきている。
西門の脇のナンテン(?)の実と葉が同じ色に色付いていたのは保護色? そんな保護は意味無いか。
○二尊院
二尊院は入り口から紅葉の馬場を覗いただけ。隣の久遠寺に朝日放送の中継車が来ていた。ケーブルを何本も持ったスタッフらしい人が二尊院から出てきたのだが、紅葉中継でもしていたのだろうか?
○常寂光寺
こちらもピークを過ぎた感じで地面がとても華やか。
○大河内山荘
ここまで立て続けに紅葉を見続けていると、頭上より足元の紅葉が新鮮に感じたりする。贅沢な。
銀杏と紅葉と芝生の対比が美しい。
○嵐山
今回の散策は嵯峨釈迦堂から南下して大河内山荘まで。渡月橋にはたどり着かず、嵐山は大河内山荘のてっぺんから亀山公園越しに眺める。やはり点描画のような色付きは今年も同じ。あたりまえか
。
トロッコ嵐山駅の寒桜は今年も健在。微妙に遠くてはっきり写らないのも例年どおり。
今年は行く予定ではなかったのだが、WebやTVのニュースで綺麗だと言うのでお買物途中確認に寄り道。ちょっと出遅れた感もある。すいている朝のうちにと思ったら、曇ってる。午後になって快晴っぽくなる何かと外したか。
○東福寺
洗玉澗を臥龍橋から見下ろす。通天橋が背景になって絵になる、筈。ここからならただだし。と見るが、散ってしまった枯れ枝が目立つ。色付きはいいのだが、
全体に雑味を帯びていてピークは過ぎた観じ。まだ緑の木もあるから一本一本を愛でればいいのかも。足元の散り紅葉がいい感じ。中に入らなかったので、参道(?)の紅葉を眺める。
○清水寺
主に錦雲渓越しに舞台を見る、のが絵になるかな。桜と紅葉が混在していて桜は散り果てているのでやや色が濁る。ここの紅葉もピークをちょっと過ぎた観じ。
奥の院、三重塔の周りの紅葉の方が色鮮やかな感じ。去年、11/25に訪れた時はもっと枯れていたから今年の色付きは遅いのかも。色は前評判ほど違わないような。陽が殆ど差さなかったせいかな?
子安塔脇の三色紅葉(仮称)は今年も健在。雲が流れて陽が差すのを待っていたら、工事の車がやって来た。境内で工事中なのね。
境内から見下ろす街中にぽちぽつ黄葉が見える。街路樹だろうか?
帰り道に五条新町の歩道橋からも振り返ってパチリ。
朝からほぼずっと快晴。出かけろと言わんばかりの青空に、ついお買物の途中にロング寄り道。
○泉涌寺(御座所庭園)
仁治3年(1242年)に四条天皇が葬られて以来、歴代天皇の山陵がここに営まれているそうで、天皇が座る玉座の間から一望できる庭園が御座所庭園。噂の三色紅葉、一昨日はもっとふさふさと(?)茂っていたようで、だいぶ抜け落ちてしまっているが、色の対比は鮮やか。
○今熊野観音寺
ここの紅葉は「五色紅葉」だそうで。参道の両脇から楓が植わっているのだが、まだ青々としている。大丈夫か?と思いつつ境内に入っていくと、色付いている。
際だって美しく色付いているのが本堂前の楓と大師堂脇の戦没者(?)石碑前の楓。見事にピュアな紅。ホントに紅葉。カメラでドーピングするまでもなくまっか。
真っ赤なのに気を取られていてはいけない。大師堂前の楓は緑から黄、橙、赤とグラデーション。どこをどう撮ればいいのか悩むくらい。
○雲龍院
中庭の紅葉はやや盛りを過ぎた観じ。ここの悟之間には「悟りの窓」がある。円い窓から眺める庭が禅の悟りの境地を現しているそうだ。
隣には「迷いの窓」なるものもある。こちらは四角い。私の人生はこっちの方かな。
悟りの窓を正面から見ると、梅。この時期は枯れている。それも悟りの一部なのだろうが、斜めから見ると色付いた木が見える。視点を変えろと言う教えか?
ここには「走り大黒天」もおわす。案内表示に誘われて部屋に入ると、台所。寺の人がお茶を入れている。えっ?とたじろぐ私に「こんにちは」と明るく声をかけてくださる。よく見ると「ふりむいて下さい」の貼り紙が。右に回り込んだ壁にいたのね。戦神でもあり台所の神様でもあるそうで、ここが定位置らしい。
晴れるという予報ながら朝からどんよりくもり。きょうの紅葉採集は中止かなとのんびり構えていたら昼になって快晴っぽくなってきた。慌ててお買物の行きがけに寄り道
○宝筐院
京都の紅葉でここは絶対に外せない。早い時期も紅葉の盛りも。そして終わりかけには落ち葉が敷き詰められた地面と所々顔を出す苔の対比がまたよろしい。
今日の所は紅葉五分くらいか。緑の葉が残り、落葉も殆どない。まだ早い、ということだろうか、平日のせいだろうか、訪れる人も少なく静かな境内。真っ盛りの紅葉も良いけど、こういう始まりの時期の方が好き。
○嵯峨釈迦堂
ここのポイントは、聖徳太子殿奥の南西隅のグラデーション紅葉、八宗論池の前の紅葉、阿弥陀堂脇の黄葉、愛宕権現社脇の紅葉、
一切経蔵入口(南)脇のグラデーション紅葉、寺務所前一帯のカラフルな紅葉。
いずれもこちらもまだ早め。というか色がくすんでいる感じ。そんな中で、寺務所一帯は今が盛り。紅葉し終わって枯れた葉が殆ど無くてピュアな感じ。くすんだ色が多い他の場所と比べて鮮やかな色合いの木が多い。
今年一番の寒波が来るけど晴れるというのでお買物のついでに紅葉採集。
○琵琶湖疎水
東大路通を走るバスからちら見。ここは桜なので紅葉も早くやや暗め。画像が傾いているのは走るバスから写したので光行差によるもの。(ウソ)
○東山
白川通の真如堂前バス停から真如堂に向かう途中の坂から見た東山。例年どおりまだら模様。右端がノーマルモード、左2枚が紅葉モードでドーピング。眼視した感じはこの中間の色合いかな。
○真如堂
境内のあっちとこっちで紅葉の進み具合が異なる。
本堂の後ろ(東)側はまだまだ青く色付きは始まったばかりっぽい。南側に回り込むと葉っぱの先っぽから
色付いた木が現れる。中に燃えるような真っ赤に色付いた木が数本。本堂前の参道両脇の木は色付き終わってやや枯れ始めの木が多い。
三重塔の前の木は毎年早々に枯れ始めてしまうのだが、今年も早い。
本堂の北側は橙色がかった木と青々した木が入り乱れる。ここにも先っぽから紅葉しかけた木がグラデーション。こういう色合いが一番好きかも。
○宗忠神社
ここは参道の桜が綺麗。なので、もう散ってしまっている。大銀杏はまだ青みが残っている。
○竹中稲荷社
鳥居が遠近法で並ぶお稲荷さん。
鳥居の両脇は桜。楓は奥の本殿のまわり。本数は少ないけれど真っ赤に色付いて待っていてくれました。
○吉田神社
全体にくすんだ感じの色。綺麗に色付いた木を探す感じで歩く。主に塗られた柵に写る影の方が紅葉っぽいかも。
○綾西公園
西洞院綾小路下ルにある公園。
例年もっと沢山色付いていたような木がするんだけど?小ぶりな銀杏が砂場の柵の中でポツンと黄色くなっていた。
雪でも降り出しそうなどんよりしたお天気。時々陽が差すかと思えば雨がぱらつく。大雪はともかく小雪が舞いだしそうな雲行き。バス停に立っていると手が悴んでくる。
千本釈迦堂に着くと、こぢんまりとした境内に屋台が出て賑やいでる。テントの下には緋毛氈を敷いた床机。簡易食堂か。まずは本堂前のプレハブで「大根だき券」を購入。千円也。一品料理としてはお高め。ま、縁起物ね。
授与所に並んで券を渡し、お椀を受け取る。ぶっとい大根3切れにおあげさん。煮崩れんばかりに良く煮込まれた大根は良く味が染みている。適度に冷めていて熱すぎず猫舌向き。時折吹く冷たい風に冷えた身体を優しく暖めてくれる。おあげさんは甘めの味付け。大根と一緒に煮込んでいるのではなく、別々に味付けしているのね。境内で食べるだけじゃなく。お持ち帰りもok。容器代が150円必要なのはどこだかの駅そばと同じか
。
本堂脇では生大根も授与中。まん丸球形に近い、聖護院大根? 何だか梵字が書いてある。家で炊いてもokなわけね。
昨日がんばって登山(?)したせいか全身だるい。歩き疲れたのか。なので近場で六角堂。
○六角堂
そもそも境内が狭くて木が殆どない。その一本の銀杏は八分くらいの色付き。楓は色付き始め、なのか色付く気がないのか不明。
この六角堂、名前の通り六角形。なのだが、下から見ているとなかなか一目では分かりにくい。周りをビルに囲まれているので、そこに上がれば一目瞭然なんだろうけど、勝手に入っていけなさげ。
ここの白鳥はかみつくらしい。御守りも六角形だし。
朝から快晴。小春日和継続中。午後からは雲が出てきて昨日よりはちょっとひんやり。
○堀川通
街路樹は銀杏。あちこちの銀杏が黄色く色付くのをよそにここはまだ色付きかけ。この木達も冬を前に剪定されちゃうんだろうか? 黄葉と競争だな。
○天道神社
こちらの大銀杏は十一分くらいの色付き。
ほぼ快晴の青空と隣の楠(かな?)と色の対比がよろしい。
○嵐山
嵐山の紅葉は点描画。先週よりだいぶ進んだだろうか。昼頃だったので嵐山の斜面にも陽が当たって輝いている。午後を回ると日陰になっちゃうんだよな。
大堰川沿いの渓谷も所々色付く。川面に映った逆さ紅葉と逆さ青空(?)もきれい。
○大悲閣千光寺
渡月小橋から川を遡ること2kmくらい、そこから数十mの高低差を葛折りに登る。千光寺もこれで三度目。勝手知ったる千光寺。
平日にもかかわらず人がいる。前に平日に来た時は一時無人で貸切状態だった。休日に来た時もお寺の人はいたものの住職は不在で小一時間貸切状態。
ところが今回は参拝客が引きも切らず、住職もおられて景色や教典の説明をしてくださった。意外とお若い。というか、裏京都ミステリーに登場する住職の設定が現実と違うだけのことか。
作者の北森氏は友人だそうで、小説でのひどい書かれようも了解済みだそうな。
「一部見頃」という紅葉情報で満を持していたのだが、やや持過ぎたようで、盛りを過ぎ気味。
○昼の部
舞台の前の錦雲渓は真っ赤、を通り越して一部落葉済。やや雑味のある赤。奥の院から眺める舞台は紅葉の海に面した岸壁のよう。
○夜の部
日もとっぷり暮れた頃から夜間特別拝観。昼間より人出が多いのは平日だからか。暗いのでライトアップされた所だけ目立つ。高感度モードで撮影すると色がいまいち。紅葉モードで撮影すると昼間以上に毒々しい。池に写った逆さ紅葉もまたうつくし。
○光芒の正体
清水寺から伸びる光芒。牛久にいた頃に見かけたパチンコ屋の宣伝を思い出す。だが、あのあたりにパチンコ屋はないはず。何だろうと気になっていたのだが。清水寺背後の音羽山に光源があるようだ。宗教的な(?)意味を持たせていると言う話も。山の向こうまで届いているかと思ったら空中でふっつり消えている。
土日の京都は外出してはいけない。...のだが、朝から天気がいいのに誘い出されて紅葉採集。昼過ぎから曇だし、夕方には雨がぱらつく波乱含み。陽射しがあっても風が冷たく綿入りジャンバーが今シーズン初出動。
○大文字山
真如堂東参道付近の坂から望む大文字山というか、如意ヶ岳一帯。かつての定点観測地。色付いてはいるけれど、やや控え目気味。
○真如堂
全体にほぼ紅葉盛りをちょっと過ぎた感じ。枯れたり散っている木も多いけれど、ほぼ全部色付いてカラフル。グラデーションもきれい。
今週末がピークかな。
紅葉見物に疲れたらかふぇ水琴窟で一休み。
○法然院
一昨年、本堂前で三色の見事な紅葉を見せてくれた楓はまだ色付かず。
○安楽寺
山門前の楓は例年どおり綺麗に色付いている。境内は...、覗かず。
○霊鑑寺
期間限定で公開される門跡寺院。昨日、行幸があったお寺。今年は白侘助、紅八重侘助となんだかという三種の花が一度に咲いている珍しい年だそうで
。
今年は本堂裏の庭園の楓が色付くのがちょっと遅いそうだけど、本堂前の楓は真っ盛り。帝もこの紅葉を見て感動したそうな。
○宮の前児童公園 法然院、安楽寺、霊鑑寺からバス停に戻る途中に通る公園。毎年銀杏が見事に色付いている。風が吹くと黄金の雨。今年はちょっと早かったようで。
○北野天満宮
御土居の紅葉。
質量共にポイント高い。んだけど、ちょっと盛りを過ぎている感じ。それか、今年はやっぱり色付きが悪いのか。
朝はどんより曇りだったが、午後から晴れるというので今日も紅葉採集。最初は清水寺でもと思っていたのだが、京都新聞Webの紅葉情報ではまだまだらしい。二尊院と常寂光寺が見頃だとも書いてあるので嵯峨野に急遽変更。
○嵯峨釈迦堂
さすがにまだ早いようで、全体に控え目。一番綺麗なのは奥の寺務所付近。楓の紅葉と黄葉。
境内の手前の方はくすんだ感じかまだ色付いていない。南西隅のグラデーション楓(仮称)もまだ色付き初め。
○宝筐院
ここは絶対間違いない。けど、ちょっと早いかな。
色付いている木は見事なんだが、まだ青々した木が沢山。
苔の上に散っている落ち葉も少ない。
○常寂光寺
紅葉情報に載っ
ていた通り、ここはほぼ真っ盛り。入り口付近の楓は散り始めていてガセだったかと思ったのだが登るに連れて鮮やかな紅葉が現れる。
一本丸ごと真っ赤なのもあれば、緑黄赤と入り交じったものも。
○祇王寺
ここは楓が少ない。というかまだ青々としているというか。赤く色付いた落ち葉がいっぱい地面に落ちているのでもう終わってしまったというか。なんだか状況が掌握できない。こぢんまりと静かないいお庭なんだが、紅葉採集的にはどうなんでそ。紅葉より竹林が綺麗でした。
○二尊院
一時は行幸の為に閉鎖されていた二尊院。常寂光寺と祇王寺を見ている間に封鎖は解除。ここも紅葉情報どおり、お見事。やはり、入り口付近はややくすんでいてどうかな~、
状態だったのだが奥へ進むと赤と黄のグラデーションが多くて目を奪われる。境内の木々はいいのだが、本堂のお庭の紅葉は発色が良くない感じ。本堂だけ時期的に外れてるのかな。
○嵐山公園、保津峡
こちらも綺麗に色付いた木々が多数。公園が広いので、全部を見渡すことは出来ないけれど、バラエティに富んだ紅葉が集まっている感じ。頂上展望台から眺める保津峡もてんでに色付いている。私的にはまとまりがないなと思うのだが、どんなもんでしょ?
○嵐山
最後に渡月橋から嵐山。
例によって点描画状態の山模様。嵐山の日没は早いので漸く辿り着いた時には日が陰ってしまっていて本来の色合いではないかも。でも、もっと鮮やかに色付きそうな気がするのだが。
○交通情報
京福(嵐電)嵐山駅前の南行バス停の位置が変更になってます。11月中だけど。ちっこい画像じゃ読めないか。桂川(大堰川)沿いの三条通、嵯峨パークウエイのT字路付近ですだ。
聞くとはなしに聞こえてきたタクシーの運転手さんの話だと「今年の嵯峨野の紅葉は発色が悪い」そうで。前評判だと全国的に「例年より色鮮やか」と言うことだったんだが。確かに、同じ木でも何年か前に見た時の方が綺麗だったなということが何度か。ま、まだ今年の紅葉は始まったばかりなのでこれからどう化けるか分かりませんけど。
風があって寒い。陽も時々さすだけで浴びて暖かさを感じるほどでもない。紅葉は青空をバックに陽射しを浴びて輝くのが一番、と思いつつお出かけ。
○北山(かな) バス停へと新町通を北へ向かうとどんつきに見える山がちょこっと色付いている。紅葉なのか枯れ木なのかは不明。
この景色、見るたびに京都の途は真っ直ぐだな、と。クランクになっていたり微妙に曲がっている道も多いのだけれど新町通はかなり真っ直ぐな方だな。
○東福寺
既に見頃を迎えているという東福寺。取りあえず、臥雲橋から洗玉澗を観望。一部かなり紅葉が進んでいるものの青々した木も残っている。上の方の木は既に散ってしまっているものも。今年は早いというのは、みんな一斉に早いんじゃなくて、早い奴は早いが、
遅い奴はいつものまま、と言うことなのかも。
有料になる通天橋は入っていないけれど、出口から覗いた限りでは散っている木が目だっれいた。奥まで進んで洗玉澗の底を見るといいのかもね。
○東大路沿道
バスで移動する途中車窓から見た紅葉。
東山武田病院(たぶん)にある銀杏の巨木はまだ一部青いまま。この木は毎年見事な黄葉を見せてくれるんだよな。
冷泉通沿いの琵琶湖疎水堤の桜は半分くらいは散っているっぽい。
○京都御苑
主に西半分を散策。紅葉は木が生い茂った中に生えているものが多くて、なかなか光に映えるような状況にはない。それに対して、
銀杏や桜の方が綺麗に見える。
大茶会が行われている御所の中の銀杏が九分通り黄葉している。そして件の大銀杏も黄金の絨毯を敷き詰めて出迎えてくれる。
御所の西側は色とりどり。一番からフルな一帯かも。堺町御門から東に見えるのは如意ヶ岳?バラバラ色付き。
○円山公園
手前の方は桜。奥の方に楓。
桜は半分以上散っている。隅に立つ銀杏がひっそりと黄葉しつつ絨毯を敷いている。
奥の紅葉はほぼ盛り曇っている上に到着したのが夕方だったので暗めでくすんで見えるのが残念。
快晴の空の下ならちょうど見頃かも。
夕方になって時間が出来たので東本願寺までお散歩。
○修徳公園
銀杏はまだ1分以下の色付き。そのなかで、てっぺんから半ば黄色くなっている樹が一本。
○東本願寺
ここはほぼ銀杏。
色付いている樹は八分くらい黄色くなっている。やや残った緑と変化が美し。青空ではないのが残念無念。
案内所の改修工事の為に半分に切り削がれてしまった銀杏はまだ青々としている。元気がなくなってしまったのか、残虐な仕打ちに対する無言の抗議か? 桜の樹も見頃に赤橙色。
門前のロータリーは十一分か十二分って感じ。桜はもう盛りを過ぎてますねぇ。銀杏がもうそろそろ。週明けに快晴の日があったら必見かも。
○西山?
京都駅ビルの大空広場から西を望むと...。別に色付いてはいなさげ。山全体が色に染まるわけではないから、偵察するには遠すぎるか? 東山の方が近いのだけれど、駅ビル自体が邪魔をして視界が開けていないので不明。
清水寺の境内にある音羽の滝。寺のWebによると...
清水寺の開創を起縁し、寺名を由来する。
こんこんと流れる出る清水は古来「黄金水」「延命水」とよばれ、
”清め”の水として尊ばれ,開祖行叡居士・開山延鎮上人の滝行を伝統して水垢離の行場となり、またお茶の水汲み場となってきた。今日、参詣者が行列をつくって柄杓に清水を汲み、六根清浄、諸願成就を祈る。滝祠に不動明王や行叡居士を祀っている。
のだそうで、訪れる人が長いひしゃくで水を汲み、手を洗い、飲む。飲む時に口をつけるのなら清潔にしなくっちゃ。という発想なのだろう、消毒ならぬ減菌装置が備え付けられています。いつからなんだろう? これも寄進なのかな?
で、おまけ。清水坂の脇の家にはまだ真っ赤な紅葉が。境内の子安塔のそばでもわずかに残っておりました。
ところで、舞台の脇に立っていた掲揚台(?)の先っぽがドラゴンなのは何故ですか?
日差しに誘われて紅葉採集。北野天満宮は梅。梅園もちゃんとある。紅葉はすぐ横(一応境内?)の御土居の畔。
秀吉が築かせた京都守護のお堀らしい。今は小さな川になっている。その周りに紅葉がみっしり植わっていると言う次第。入場料を払って、
土手になった部分を登ると向こう側は赤や橙の海。こりゃすごい。日差しを浴びて輝いている。所々ベンチがあって休憩可能。ちょっと散歩するのにいいかも。無料ならね。っつーか、紅葉の季節以外はフリーじゃなかったっけ?
日差しを浴びれば鮮やかなのだが、やはりくすんだ感じの色付きなのはここも同じ。
今週の小春日和は今日だけというので紅葉採集。最寄りのバス停(その2)から通常なら1時間弱で着くはずが所要2時間。途中三条通が桂川と出会う所から、
渡月橋通り(仮称)長辻通を抜けて丸太町通りに出るまで、嵐山の中心街の通過に1時間。桂川から清滝道に入ればいいのに。
○清滝
バスは丸太町通から清滝道に入って山に登る。途中、化野念佛寺が紅葉に囲まれて緑の海の中の赤い島になっている。
更に登ると嵯峨鳥居本伝統的建造物群保存地区
の起点(終点?)付近の茅葺き屋根の周りで紅葉が輝いている。移動に予想外の時間を費やして
しまったので、歩かずバスで通過してしまった、のが悔やまれる。トンネルを抜けるとそこは紅葉の里だった。...筈なんだが、かなり落葉している。枯れ枝が目立ち、色に雑味があるのが残念。
廃屋となった旅館の破れ窓に映る紅葉ってのも乙ですな。
○宝筐院
清滝の帰りのバスを途中下車して宝筐院。去年はここを起点に嵐山公園まで嵯峨野縦走したんだが、今年はここだけ。
ここだけは外せない。夕日を浴びるとステンドグラス窓のチャペルの中に入ったような輝きが満ちる。狭いお庭に紅葉がみっしりで、まさに宝石の筺、彦麻呂の気分。ここもややピークを過ぎ気味。落葉の量はまだまだこれからっぽいのだが。やはり例年に比べて色があせている感じ。
○嵯峨釈迦堂
宝筐院のお隣の嵯峨釈迦堂。
ここもピークは過ぎている。嵐山の紅葉が遅れているような話だったのに、とっとと来てみればよかった。前評判では夏が暑かったので、今年の紅葉は色付きがいいという話だったのに、違うぞ。
晴れたり曇ったり。お天気的にはまずまずだけど、紅葉の背景には抜けるような青空が欲しい的にはいまいち。休日の京都は出かけるものではないという禁忌を犯した罰が当たって、東大路の大渋滞に巻き込まれて普段なら30分の道のりを2時間かけてのバスの旅。トイレ休憩がなくて困って途中下車。
○法然院
昨年、本堂前で見事な三色紅葉を見せてくれた紅葉を求めて訪問。...したのだが、法要中とかで本堂前はロックアウト。
境内の紅葉もまだまだ途上っぽくて半分くらいは青々している。半分くらいは色付いているのだが、大半はくすみ気味の色合い。色付きが良くないのか、とっとと紅葉し終わって枯れ始めているのかはやや不明気味。去年より一週間早かったんだが、そのせいなのか? どうも今年の紅葉はこのパターンが多いようで。
○安楽寺
昨年は有料なのにびびって門前だけでパスしてしまった安楽寺。今年は中まで訪問。まずは門前の紅葉がお見事。真っ赤な天蓋。
山門をくぐると境内はこぢんまりとしている。ツツジにサツキとセンリョウがたくさん植わっている。残念乍ら今色付いているのはセンリョウのみ。
赤いセンリョウに混じって橙のセンリョウもぽつり。本堂に上がり奥の書院では座敷に座って中庭を拝見。ほっとするひととき。なんだが、明けはなった縁側から入ってくる空気がひんやり心地よいのを通り降り越して寒いのは私が風邪をひいているから?
○大文字山
今年も定点観測地になるのか?
三日間じゃ余り変化はないかな。
○真如堂 ここまで来たら、真如堂。
先日よりちょっとだか早い時間に来たら日差しがあたっていい感じ。先日は上がらなかった本堂の縁側に出てみると、三重の塔と良いコラボしてる。十月桜も健在。境内に出ている看板がいろいろあって ユニーク。
○京都御所
ここも定点化しつつある御所の大銀杏。気のせいか葉の総量が少ないような。まだまだ枝に茂っているので黄金の絨毯はまばら。
それを補う訳でもないだろうけど、他にも黄金の見事な銀杏があちこちに。後輩たちも育ってきているようで。他にもまだ青々した銀杏が天を突いているので息長く魅せてくれそう。
紅葉はと言うと、やや影が薄い。日が陰ってきたせいか鮮やかさにも欠けるし。時期が早すぎるのか、今年はこういう色付きなのか。どこに行っても同じ疑問が湧いてくる。
最低気温0.9℃の快晴。呼んでいるのか拒んでいるのか?
○東福寺(昨日の続き)
昨日買っておいた拝観券で通天橋。昨日よりはいいお天気。日差しに輝いて色鮮やか、な部分が例年より少ない感じがするの
は
まだ早いのか?
○大文字山
昨年定点観測をしていた真如堂登山道口から望む大文字山。昨年より鮮やかさに割り増しモードで撮影してありますが、どんなもんでしょ。
○真如堂
坂の途中から枝分かれする階段を登ってようやくたどり着く真如堂。こちらもまだ青々した楓と色付き盛りな楓が混在。枯れ葉もちらほら。こちらの方が旬な見頃な感じ。夕方になって雲が出てきたので日差しに輝く感が薄らいだのがやや残念。
1月並みと言われる寒波襲来の中、東福寺。気温が低いだけじゃなく、風が強い。 バスを降りて、東福寺へ向かってぞろぞろ歩く。道はクランクの繰り返しでカクカク。路が狭い所に観光客が大勢やって
来るので道路の一部をコーンで仕切って歩道を確保。警備員があちこちに立って交通整理。ようやくたどり着く臥雲橋。午後の日差しを浴びて紅葉が輝く。
...んだが、いまいち鮮やかさに欠ける、ような。思わず有料の通天橋はパスしてしまった。
撮影した画像を見てみるとえらく良い色している。紅葉モードで二割り増しになっているとはいえ。あの強風でも殆ど葉が散っていなかったから、まだ盛りまでいていないという事か。
通天橋以外にも有料公開箇所が何カ所もあって、散財的なお寺。どうする?
昨日行った栂尾山高山寺。境内に紅葉は少なかったんだけど、中にある石水院の庭に密集していて綺麗らしい。但し、高山寺自体の入山料の他に石水院への拝観料がチャージされるので、2.5倍の経費が必要になる。Webの画像を見ると確かにすばらしいんだが、三尾を回ったあとで更に、となると効果は如何ほどのものかはやや不明気味。むしろ、バス停付近に密集した茶店の周りの紅葉を味わえばいいのかも。
因みに、「三尾」は「さんお」ではなく「さんび」と読むらしい。知らなかった。更に因みに、「高雄」は「たかお」、「槇尾」は「まきのお」、「栂尾」は「とがのお」。栂尾と斑尾は違います、念のため。
新デジカメ、紅葉モードにすると目で見たより鮮やかに写るのだが、標準モードだとややくすみ気味。EVを下げてようやく発色が良くなる。EV下げで色が良くなるのは旧デジカメでも同じだったのだが、同じ設定だと旧デジカメの方が見た目に近い感じ。新デジカメは発色が悪い分、ベストショットモードを一杯用意して補っているのか?と疑いたくなる。ま、設定や後処理でどうにでもなるらしいからこだわっても仕方がないのかな。紅葉モードは赤を強調しているようで、赤い葉は燃え立つように、橙の葉は赤く、少しでも赤みがかった黄色い葉は橙色に写る感じ。一色の紅葉ならそれでもまぁいいんだが、黄色から赤へのグラデーションを写すとうまく出ない。なんだかなぁ。
先日ぼやいていたコネタマ。編集画面に「ネタを隠す」、「ブログのネタを表示する」のリンクが追加されている。よほど評判が悪かったんだろうな。
画像は昨日帰りに見かけたメリークリスマス。昭島では鏡餅が売られていたそうだが、こちらはクリスマスモード。と、同じ店で売られていたおつまみ昆布。昆布の素揚げみたいなのに塩をまぶしてある。あられに混じって入っていたりするあれ。結構好きなんだな。まとまって売られている事が少ないのが難点。
雨の予報が朝から晴れ。午後になって曇りがちになる。予報が今朝までに改訂されたのは言うまでもないが、新予報は朝が曇りで午後から晴れ。ここまで外れるとお見事と言うほかあるまい。
平地はまだ色付き初めっぽいので、山へ。京都の山の紅葉と言えば、テレビ受像器の名前にもなった高雄だろう。ということで三年ぶりの三尾縦走。
○高雄山神護寺
四条烏丸から市バス8系統で高雄まで直行。始発なので座れる。というか、出発時点では席の9割が埋まる程度ですいている。やや拍子抜け。バスに揺られる事小一時間で高雄に着く。JRバスは高雄の先、槇尾、栂尾まで行くのだが、市バスはここまで。
神護寺は三尾の中でも一番アクセスが厳しい。ポテンシャルバリアというか、ポテンシャルの谷を越える必要がある。寺の高さとバス停の高さは
そう大して変わらないのだけれど、間に横たわる清滝川の渓谷を越えねばならぬ。吊り橋でも造ってくれると有難いのだが。渓谷の両側
に
まだらになって広がる紅葉がすばらしい。きょろきょろ見ながら歩いているとこけそうになる。ゼーゼーハーハー切らした息を景色で呑む。
最後の最後の坂を登り切るとようやく山門。ズバーンと大通り風に開けた境内の両側に赤い縁取り。境内の至る所、真っ赤、橙色、黄色と色付いている。
まだ緑濃い楓もあるんだが、これはそのまま葉を落とすようだ。枯れ葉もあってやや盛りを越えた感じ。
○槇尾山西明寺
三年前はなぜかパスしていた西明寺。神護寺からは清滝川沿いに遡る事10分くらいだろうか。神護寺ほどの高度はないけれど、
ここも階段を登って山門に着く。周りの山や、境内に散らばって紅葉していた神護寺とは対照的にここは広くない境内にみっしり集まって
色付いている。ここは本殿から客殿に上がる事ができて、縁側でのんびり境内の紅葉を楽しむ事ができる。
アップダウンで疲れた足腰には嬉しい限り。曇りがちで時々しか陽が差さないのが残念。快晴だったらもっと鮮やかに青空に映えただろうに。
○栂尾山高山寺
さらに遡って高山寺。ここは紅葉と言うより北山杉。赤や黄色で疲れた目が緑に癒される感じ。斜面に立地しているせいか境内にアップダウンが多く、足腰は癒されない。
一回りして、だめ押し的な葛折りの階段を降りるとJRバスの栂尾停留所。ここからは京都行きのバスが始発しているので、ばっちり座れる。往復始発バスで座って楽珍。
今回は166枚撮影したけれど、バッテリマークが2/3になったり3/3のままだったりと余裕っぽい。なんなんでしょ? 因みに、今回も紅葉モードで撮影したら鮮やかさが二割り増しになって写ってます。
今日もカメラテストを兼ねて紅葉狩り。170枚を写した所でバッテリ切れ。一日の撮影枚数としては多い方なんだろうけど、備忘録的に写しまくるようだと足りない。予備のバッテリが必要な事が分かってややがっかり。高いんだよな。
○京都御所 御所の一般公開をやっているというのでついでに偵察。いつもは閑散としている御苑の中も人が一杯歩いてる。砂利敷きなので砂煙もうもう。
御所の周り、というか御苑の中は銀杏が色付いている程度で楓はちらほら。紅葉せずに枯れていく葉も交えて4色塗り。毎年黄金の絨毯を敷き詰めてくれる大銀杏もまだ青みが残ってまだこれから。
御所の中は色付く樹が少ないっぽくてあまりカラフルでない。年々歳々同じ事。毎年一般公開が紅葉の時期より早いから仕方ないのか。
一般公開のテーマは「内裏いづれの御時にか…」だそうで。これって源氏物語の冒頭なの? 源氏物語の屏風絵とか牛車が展示されておりました。が、無粋な私としては、牛車の車輪がやや傾いでいたのと、釘隠が彩色されていた事の方が興味深し。
○下鴨神社 数年前に行って以来ご無沙汰なのを思い出して下鴨神社。御所からは目と鼻の先の先、ちょっと歩く。参道にあたる糺の森は青々。そもそも樹種が違うようだ。境内も赤くなるような樹はなく、銀杏が2/3くらい黄葉しているのみ。
一の鳥居付近に見事に色付いていた樹があったのが印象的だったくらいかな。
さざれ石って、なんだかビルを壊した時に出てくる瓦礫のコンクリート塊みたいだな。なんて言ったら不敬罪?
○修学院離宮
まだ時間があったので叡山電鉄に乗って修学院。目的地は赤山禅院だけど、その手前に離宮がある。見越しの楓は十分色付いているのだが、ここは要予約なのでパス。
○赤山禅院
コメントでakoさんに教えて頂いた赤山。駅からだらだら登り坂を歩く事20分余り。途中の道はくねくね。所々狭い上に大型車が通る
ので要注意。背後に見える比叡山(たぶん)は青々している。それでも紅葉祭をやっているらしい。境内にはいると色付いているのはまだ2~3分程度。
さすがに早すぎ。でも、色付いている所はグラデーションになっていて目に鮮やか。
紅葉モードで撮影すると色付きが増感されて
目が覚めるようだ。確かにこれは時期になれば期待できるかも。半月後にもう一回来てみよう。なぜかここの境内には大数珠が吊して(?)ある。しかも二つも。
数珠の玉には一つ一つ名前が数名分彫られている。灯籠とか石柱を寄進するようなものなのだろうか?
さらになぜか寒桜が。紅葉をバックに桜とはこれ如何に? 通常モードで撮影した後、紅葉モードで撮影しようとしたところでバッテリ切れとなりました。ちゃんちゃん。
ほぼ快晴。見事な秋晴れ&小春日和。カメラテストも兼ねて紅葉狩り。昨日の様子からすると平地の楓はまだ早そうなので、銀杏狙い。銀杏と来れば東本願寺。
○門前 東本願寺の銀杏は境内より門前のロータリー(?)に多い。銀杏以外に桜もあって黄色と赤が入り交じっている。まだ青い樹もあって、色とりどり。同じ黄色でも樹によって深さが違う。 地面には落ち葉と同じくらい銀杏が落ちている。
あたりに漂う香り、というより臭気だな。
ロータリーの手前側は観光バスの駐車場と化しているので結構邪魔。
○境内
以前から境内では御影堂を改修中だったのだが、総合案内所にも手を加えるようで、すぐ横に立つ銀杏は切り刻まれている。天を突くような大木なので、切った枝を下ろすのもクレーン。剪定という規模を越えて、そぎ落とされている感じ。
やや痛々しい。こちらはまだ青々していて黄葉にはほど遠い。奥の方の銀杏がかすかに色付きかけている程度。まだこれから楽しめそう。
カメラテストも兼ねて紅葉狩り初め。
出かけたのが夕方で曇り時々日差し状態だったので、やや暗め
○鴨川
川端丸太町上ル付近の土手と同下ル付近の街路樹。土手の樹種は不明なんだが、桜が殆ど、だろうか? 街路樹の銀杏は八分くらい。
○夷川ダム
春に撮影した桜が紅葉している。春は花、秋は葉っぱ。花の時ほどの一斉感はないな。ここは水面が静かで逆さ紅葉で倍楽しめるのがいい。桜以外の樹も色付いてはいる。
○夕焼け
撮影した帰りに川端通りを歩いていると見事な夕焼けが現れた。道端の家からも人が出てきて「すごい色だねぇ」って。夕焼けモードで撮影すると更にすごい色に。
狙って行ったわけではなかったのですが、まだありました。
○清水寺
舞台から見渡した錦雲渓は点描画的な色合い。
半分枯れて、1/3が常緑樹かな?
境内も半分以上散っちゃってます。部分的に着目してええとこ取りすれば、それなりにきれい、かも。
錦雲渓の谷底は落ち葉で真っ赤。
五条坂のそば屋の軒先の木の方が鮮やかでした。
先週行きそびれた、常寂光寺と二尊院を目当てに裏嵯峨野再び。
○嵯峨釈迦堂
とりあえずとっかかりは釈迦堂。先週はまだ青みがかっていた楓ももう真っ赤。やや橙色がかっているのは個性かな?
○常寂光寺
山の斜面が境内。一面に楓が植わっている、んだけど盛りを過ぎてしまっています。概ね枯れ葉が半分以上という木々で、探すと中にはきれいな色合いが見られる程度。やはり真っ赤と言うより、朱色から橙色っぽい木が目立ちます。
茂った紅葉より地面の紅葉が味があった、かも。
○二尊院
こちらも大半の木は葉を落として晩秋から初冬の風情。陽も傾いて風も冷たかった。そんな中でも探せば、きれいな木もあるよ、と言う感じ。
やはり山肌が境内で、山の上にお墓が広がっています。階段一気上りはなかなかつらい。残念乍ら、頂上付近からの眺望は常寂光寺ほどは開けていません。
○道端
二尊院~小倉池の小径は道端のあちこちに竹や楓が植わっていてきょろきょろ眺めながら歩くと楽しいです。やはり大半が寒々しかけている中、微妙な色合いを見せてくれる木もいてました。
総じて紅葉はほぼ終息かな。一本一本を丹念に見て歩けばまだきれいな色には出会えるけれど、周りが枯れ葉だったり色褪せているので、ピュアな感じが減退してます。その代わり、紅葉吹雪や地紅葉が美しい、名残の季節。
週初めの予報に反してほぼ快晴。お買い物だけではもったいないので、寄り道。
○八坂神社
春頃から修理工事の為に白いシートで覆われていた西楼門。今日ようやく竣工。昼前からセレモニーが行われていたらしい。有数の繁華街、四条通の東のどん詰まりで京都の代表的な景色の一つなので、すっきりした感じ。
夕方からは提灯行列もやったそうな。
境内の紅葉も進んでほぼ見頃。
○哲学の道
川沿いの木は桜が多く、紅葉はほぼ終了済。
○法然院
哲学の道からちょっと脇に入った坂道を登った処にある法然院。こぢんまりとした寺院です。山門が茅葺きのようでとても味わい深い。門を額縁に見立てて、
門を通して見える紅葉を愛でるのが、法然院通の味わい方らしいです。平日の夕方でも人の流れがなかなか途絶えず、景色だけを捉える為に門の前にカメラマンが溜まっていました。
門をくぐってお庭を進み、ビロードのような苔に挟まれたやや狭めの通路から本堂の前に出る。と、びっくり。緑、黄、橙、赤と様々な色が混じり合ってお見事なコンビネーション。ちょうど今が良いバランスかも。木は毎日毎年同じ処にいるけれど、色付き具合は日々変わる。一期一会ですな。
○安楽寺
法然院からの帰り道、真っ直ぐ哲学の道の方へ出ずに、道なりに歩いていると現れた安楽寺。ここもやはり山門が乙。門前の紅葉に見とれて山門をくぐると、中は有料だったのでほぼ反射的に撤退している自分がいました。(^^ゞ
○大文字山
ふと気付くと先日立ち寄った真如堂のすぐそば。大文字山が一週間でずいぶん色付いてきたので比較写真を撮ってみました。左が先週(11/23)、右が今日(11/30)。
山全体も程良く色付いてます。
朝からどんより曇り。今にも降り出しそうな雲行き。あげいん。お買い物のついでに紅葉採取。
○京都御苑
余りにも広い御苑、くまなく回っていると日が暮れる上にへとへとになりそうなので、昨年黄金の絨毯を敷いてくれた銀杏を目当てに北部地区をお散歩。平日のせいか、観光地としては地味なせいか、観光客と言うより地元民が憩いに来たり、単に通り抜ける姿がまばらに見られるだけ。
ここの木は樹種がまちまちな上にバラバラに植えられているので色合いもてんでバラバラです。点描画風の嵐山の紅葉にも通じるのかも。
件の黄金絨毯大銀杏、測位結果はやや北東にずれています。地図のはす向かい南西側ブロックの角に立っている木です。航空写真にすると識別できる。青々しているので何の木かは分かりづらいですが。
夜桜ならぬ夜紅葉。あちこちでやってはいるけれど、近場で知恩院。
足元を照らす灯籠に導かれて、友禅苑、方丈庭園、御影堂と見学します。
○友禅苑
昼間来ても見事な紅葉が拝める友禅苑。宝筐院ほどの集中投下的な圧倒感はないですが、一本一本の色具合や、池の面に映る逆さ紅葉が実に絵になっています。ホントに友禅染の着物を見ているよう。
○方丈庭園
こちらは方丈の周りのお庭の紅葉。やはり池に映る楓がハイライト。
○おまけ
夜間拝観が始まる時に「オープニングセレモニーコンサート」なるものをやったらしい。ジャズコンサートやら、お坊様達も何やらパフォーマンスを披露したそうです。噂によると「
お経をあげて、蓮の花びらをかたどった紙を投げて、帰って行った。」そうな。
ほぼ快晴の空に誘われて紅葉採集。休日の京都は禁足なんだけど、家人を案内して観光客のるつぼと化しているであろう嵯峨野へ。(一応)地元民の地の利を生かしてややすいているっぽい経路を選択。
○宝筐院
京都の紅葉を一点に集約するとしたらここ、みたいな密度の濃い空間。去年訪れた時はまさに真っ盛りでしたが3日違いの今回はやや早め。色の変わりかけの変化が妙でした。落ち葉も少なくて絨毯には至らず。
三連休最終日の昼、あまり知られていないのか人出はあるものの、混雑と言うほどではなかったです。
本堂の座敷や縁側で一休みしながら開け放った障子から見る紅葉もおつなもの。紅葉の進行にあわせて何度も訪れたくなる場所です。
2πsr紅葉で楓のボールの中に入ったよう。魚眼レンズが欲しくなりました。
○嵯峨釈迦堂
斥候でも訪れた嵯峨釈迦堂・清涼寺。
やはり去年とは3日違いの訪問でしたが、同じ木でもまた違った色付き具合になっていました。やや遅めで、ちょっとくすんだ色合いになっているのが残念っぽい。
色が斑点状というか、泡状に色付きかけた葉っぱが不思議。
○常寂光寺
先週より色付きが進んでいる様子。
時間の都合で入り口で転進。ここは間口が狭いけど奥が深いので、また後日ね。
○大河内山荘
otobokeさんに教えて頂いた、嵐山の穴場。大河内奈々子の実家かと思ったら、そうではない。丹下左膳の隠れ家だったらしいです。ややお高めの入園料を払って入ってみると、お抹茶付き。それを考えると頷けるお値段かも。
園(?)内は広く、斜面に作られていて高低差がある。人1人分くらいの通路が築かれていて、
総体として8の字を描く感じで順路が設定されている。
その順路も飛び石あり、階段ありで足元注意。でも、角を曲がり、丘を越え、谷を渡るたびに頭上に眼前に美しく色付いた紅葉が現れる。頭上にも注意。きょろきょろきょろきょろ落ち着く事を知らないワンダフルな庭園です。(^_^;)
○嵐山公園
先週より保津峡も嵐山も紅葉が進んでました。(あたりまえかぁ。)
○厭離庵
エイリアンかと思ったらそうではない。
藤原定家が百人一首を編んだという処。単なる庵かと思ったら、如意輪観音像なるご本尊もおわすお寺。普段は非公開なんだけど、紅葉の時期だけ限定公開だそうです。
○こつ
嵯峨野に行くのに、京都駅から市バスとか大宮駅から京福(嵐電)で嵐山に行くと、乗り物も道路も混んでにっちもさっちもいきません。おまけに渡月橋~天龍寺付近は歩道も大混雑。なので、阪急で嵐山駅から行っても同様。渡月橋が見たいとか、琴きき茶屋の桜餅が食べたいとかでなければ、裏側から嵯峨野を回るのがお奨め。
お天気が良いので誘われてお出かけ。斥候ではなく、本隊。
盛んに出歩いた先週とは違って、だいぶ紅葉も進んだようで、大文字山の山麓もぽつりぽつりと色付いています。
○真如堂
我が家の最寄りのバス停からからバス一本で行ける所ってんで真如堂。(べつに、平安神宮も永観堂も銀閣寺も行けますけど。) バスの中も道路も混み混み。休日の京都は出歩くものではありませんな。満員御礼で積み残しを出しつつのんびりと目的地に到着。
穴場と聞いていったんだけど、結構な人出。旗に先導された団体さんもいてました。ま、みっしり人がいるわけではなく、上を向いて写真を撮れば人の多さも気にならない程度。紅葉は、やや盛りを過ぎた木もあるけれど、ほぼ見頃っぽいです。
○吉祥院
真如堂の境内にある吉祥院。「コーヒーはこちら」の看板に導かれて門をくぐると、菊の花の列が出迎えてくれました。
喫茶室になっている座敷の縁側で庭の紅葉を眺めながら一休み。ガラス越しの日差しがぽかぽか暖かい。庭には水琴窟もあって遊べます。 ここにも桜が咲いていて、「十月桜」というのだそうで、春まで順次咲いているのだそうです。
お庭の垣根の上に無線LAN装備のカメラがあったので、お店(?)の人に「ライブカメラがあるのか?」と尋ねたら「???」。お店の人はIT化されていない様子。と、通りかかったお坊様が「やってますよ」って。名刺代わり(?)に頂いた参拝記念数珠ストラップにURLが。「kusyami.com」だそうで。風邪を引いたわけではないようす。お坊様が「苦沙彌」というお名前。
「苦沙彌のインターネット僧坊」から「今日の散歩道」→「LiveCamera」でたどり着けます。
○宗忠神社(吉田山荘)
真如堂の正門から西に抜けるとやや谷間的な低地が広がります。その向かい側に小山が見えていて、長~い階段の周りの紅葉が「おいでおいで」と誘っています。
階段の先にあるのが宗忠神社。大きなお社があって、境内は駐車場になっています。境内に紅葉は少なく、車越しに楓や銀杏の色合いを楽しむ事になります。
実は階段の周りで誘っていたのはお隣の吉田山荘の木々でした。
どうやら中には入れてもらえない様子。やや残念。
○吉田神社
京大の守り神...ではないようですが、参道が正門前通につながっている吉田神社。境内にいくつもお社があって結構大きな神社です。特にきれいな紅葉が見られるわけではないものの、所々色付いています。紅葉より杉の大木が見事です。
ほぼ快晴なれど、ひんやり。やはり、斥候ではなくお買い物のついでに紅葉調査。
○東本願寺前
リクエストを頂いているようなので、東本願寺。我が家から一番近い名所でもあります。通りかかった時間が遅かったので東本願寺は閉門済。なので、前のロータリーで一休み。 ここは紅葉はなく、銀杏と桜。地面が黄金色と赤の絨毯に埋まるのですが、まだそこまでは行ってないですね。
塀越しに見える東本願寺境内の銀杏もまだ緑勝ち。
手持ちで辛うじて月の模様が写りました。
昨日までと打って変わってひんやり。斥候に出かけた、というよりお買い物のついでに覗いてみました。
○本能寺
色付くべき木が境内に殆どない、のかも。
本能寺の変のあと、信長廟の横に移植されたという火伏せのイチョウもまだ青々としてました。
昨日に引き続き紅葉前線の斥候。
今週末はまだまだこれから状態でしょうね。一面真っ赤、というのではなくグラデーションとその中にぽつりぽつりとある見事な色を愛でるつもりで行くといいかも。元々、京都の紅葉は全山真っ赤で息も止まる的なものではないので。高雄へハイキング覚悟で行けば別ですけど。
○嵐山
元々嵐山の紅葉は点描画のようにとりとめがないのですが、まだ濃緑色勝ちで色薄し。靄がかかったようだったせいもあるのかな? 嵐山は午前中に行きましょう。山が南西側にあるので午後は逆光になって余り映えません。川縁の桜の葉が赤くなってこっちの方が鮮やかかも。渡月橋の歩道は左側通行になってました。
○天龍寺
庭園は覗けなかったのですが、参道の紅葉は4~6分でここだけでも見応えがあります。車道側は観光バスが駐車していて台無し。
○宝厳院
天龍寺の塔頭。特にきれいな紅葉で有名です。垣間見える庭園の紅葉は5分くらい。最盛期には真っ赤なトンネルになる参道はまだ青々しています。
○嵐山公園
保津川の左岸、渡月橋の上流部分にある嵐山公園。こんもりした山で、頂上付近からは保津川を見下ろす事ができます。保津川下りの船やトロッコ列車が眼下を通ります。
全体に3分未満の色付き。そんな中でも特に見事に赤くなっている木も。
○トロッコ嵐山駅
公園の向こう側、竹林の脇を抜けた先がトロッコ嵯峨駅。桜が咲いています。一昨年もこの時期に咲いていたので、突発的な狂い咲きとか言う事ではなさげ。
○常寂光寺
外から見上げた庭園はだいぶ色付いている模様。ここは山の上の方まで庭園が広がっていて、最上部では京都の街を眺め渡す事ができます。
○二尊院
中が窺えなかったのですが、やや微妙かも。
○宝筐院
最盛期に行くと狭い庭園にみっしり紅葉が植わっていて、気も狂わんばかり、なんですが。まだもう一息かなぁ。
○嵯峨釈迦堂
案外盲点なのかも。宝筐院の脇のお寺。広い境内の周縁部に植わっている紅葉がきれいです。4分くらいかな?
色付いている木がある一方、去年見事な色合いを見せてくれた木はまだまだという状態。この木が見事な色を見せる頃には今色付いている木は葉を落としているんでしょうねぇ。
紅葉前線が降りて来たっぽいいという噂なのので斥候にお出かけ。秋晴れの小春日和の筈が、雲がちでややひんやり。
○東福寺
臥雲橋から見た洗玉澗の紅葉はまだまだ色付き始め。バス停から東福寺に至る道すがらのお寺の紅葉の方が進んでいる感じでした。
○清水寺
いわゆる清水の舞台から見渡した錦雲渓が真っ赤に染まる、わけではないので境内のあちこちの木々を物色。
去年見事なグラデーションを見せてくれた木はやや葉がしおれかけ。
大半は青々しているものの、所々色付き始めていてええとこ取りすれば紅葉狩り可能かな。まさに狩る感じ。早々に色付いた木は葉が枯れかけているので、足並みが揃わないっぽい。
○高台寺
高台寺の中の紅葉は塀に阻まれて観望できず。周りや塀越しの木々を見ると、色付きは進んでいそう。池の畔にものの見事に真っ赤に色付く木があったんだよな。
○円山公園
広い園内には紅葉と桜(たぶん)が色付いている。桜は半分以上散っているのに、紅葉はやはりグラデーション状態。緑がち。
○知恩院
オープンな境内には紅葉は少なく、方丈庭園と友禅苑に集約されている。垣間見た友禅苑は先っぽが色付いている程度~全体に薄く染まった感じ。
参道の桜が真っ赤でした。
○永観堂
紅葉で定評のある永観堂。やはり、先っぽだけな木が多い中、見事に真っ赤に色付いた木を発見。ここは期待できるかも。
○南禅寺
色付きの進んだ木が一番多かった感じ。色がやや薄目な木が多いのは何故だろう? 真っ赤ではなく朱色。
○水路閣
南禅寺の奥、南禅院の手前にあります。
2本ほど真っ赤に色付いていました。
○過去
去年以前の紅葉の様子はこちら。
嵐山花灯路なるイベントをやっているらしい。「花灯籠」かと思ったら違うらしい。花型の灯籠ではなく、道を明るく照らしておくから、見に来てねという事みたい。そういや、去年の紅葉採集でも路傍にぼんぼりが置いてあったな。期限がほぼこの1週間で、天気のいいのは今日限り、みたいな予報だったので(あてにはならんが)お出かけ。
北から攻めようとバスに約1時間揺られて大覚寺。暗くてよく分からないままに道端のぼんぼりに導かれて歩いていくと、でっかい「大覚寺」の提灯出現。これ、イベント用ですよね。参道と思しき場所から境内と思しき方角をうかがうと明かりがちらちら見える。近づいていくと、紡錘形のでっかい提灯が多数池の畔に建っている。ゲージツって奴ですか? とりあえず明るくてきれいです。池の周りにはカッパあり、蜘蛛の巣(蚕の巣?)あり、光るお地蔵さんあり、光るスノコあり。
紙と木と糸で創って、提灯とかをベースに日本古来からあるものを象っているのに60%くらいの違和感を醸し出す、絶妙かも。(^_^;)
北会場の大覚寺と南会場の天竜寺周辺は離れているので無料のジャンボタクシーがピストン輸送してくれる。太っ腹。
南会場の北端、二尊院からくねくね南へ渡月橋まで。道の両脇にぼんぼりが灯されていて、街灯もあって明るい。所々道端の楓が紅葉しているのを明るく照らしているものだから頭上が燃えているよう。まだ色付いている木があるのね。
渡月橋は橋自体がライトアップされていてまばゆいばかり。ライトが直接こっちを向いてるのか。橋に乗ってしまうとライトアップのほどはわからんのだが。嵐山自体もライトアップ中。まだ山の木が色付いているのかやや不明。青とも紫ともつかない不気味な色に染め上げられていました。
途中、天竜寺裏の竹林がクライマックスかな。ケータイカメラご自慢の(?)自動パノラマ撮影。薄暗くてつなぎ目が判然としない分うまくいってるかも。(^_^;) 粒子が荒れるものの、くらいところで短時間露出というのはまずまずっぽい。
今日も晴れたり曇ったり、雲間から覗く青空が私を誘う。紅葉採集延べ8日目、昨年とタイ。今となっては大半の「名所」が散り始め、色付いた木の中にも枯れ葉が混じって雑色が増える。何より哀し気なのが寂しい。どこに行こうかと迷った末、昨日の京都御苑の先、同じ地下鉄一本で行ける府立植物園に決定。
北山駅を出るとすぐ公園入り口と便利なロケーション。入り口を入ってすぐの噴水では定番の虹が架かってました。とぼとぼ歩くと竹林や雑木林。ごく自然な風景。ニュースで言っていた蘇鉄の菰巻き作業がほぼ完了していました。植物も冬支度、冬眠開始ですな。
ぶらぶらとあじさい園の中に入っていくと、ひときわ高い木が聳えている。「フウの木」だそうで。何色といえばいいんだろう、やや朱色がかった(?)優しい赤色に染まってる。
ちょっと寄り道をしたけど京都御苑。
近場で済まそうとしたものの、やたら広い御苑歩き回ると結構な運動量になる。くまなく、なんてとても無理。なのでふらふら歩きながら紅葉採集。延べ7日目。何カ所目だ?
あちこちに色付いていたであろう楓やイチョウがあるものの、葉を落とすか枯れて黒くなっている木が多い。あんまし絵にならないな、と思いつつ歩いていると所々にまだ鮮やかな木が残ってる。
御苑の帰りにお向かいの護王神社に寄り道。
京都新聞電子版の紅葉情報にイチョウの落ち葉が見事と書いてあったので気になって...。以前、一条小川付近に別宅があった頃何度も前を通ったものの一度も立ち寄ったことはなかった。
門から覗くと、イノシシ。(@_@;)
私、亥年ですけど。と、狛犬もイノシシ。手水もマーイノシシ。柱の麓にもイノシシ。
建仁寺のそばにもこういうお寺があったっけ。
ようやく雨が上がったのでお出かけ。今回は以前から目を付けていた宝筐院。
バスで約30分徒歩3分。門前通りの脇にも紅葉が見えていてわくわく感満点。
山門はひっそりこぢんまりしている。門を半ば塞ぐように立て看板。受付の横にも掲示板。結構うるさげ。Webにも書いてあったっけ。やや心象が悪いんだけど、中へ入って納得。狭いんだ。紅葉のトンネル、と言われるらしいけどトンネルの幅が狭いの。人が行き違うのでちょうどくらい。三脚使ってなくても立ち止まる人がいると人の流れが滞る。
ま、そんなことにはこだわらず、参拝。お庭の真ん中を貫くトンネル街道が一本とお庭の脇に帰り道が一本。反対の脇にお堂と枯れ池があるだけのシンプルな造り。庭の地面は苔で覆われていてビロードのよう。そこに落ち葉の色の対比がきれい。なんだけど、落ち葉が多くて単にカラフルなだけの場所も多々。
お堂の中は畳敷きで自由に休むことができる。人出はあったものの、平日とあってゆっくり座って暫しお庭を愛でるくらいの余裕はありました。
嵯峨釈迦堂こと清涼寺。飲料水みたいな名前ですが、畏れ多いことに。
宝筐院の隣、最寄りのバス停から見ると手前にあります。塀からこぼれんばかりの紅葉が見えているのですぐ分かる。ふらふらっと入り込んでしまいました。こちらは入場無料。本堂と特別公開をしているらしい宝物館(?)だけが有料。なので、お気軽に拝観。
境内は広くてサブ寺院が中にあったりする。その中でも宝筐院寄りの隅の紅葉が特にお見事。道にはみだして真っ赤になってるのや赤・橙・黄・黄緑・緑と一本で多色なものまで。
お寺の前の側溝のふたも紅葉でした。
帰りに見かけた交番。祠みたいなデザインで、中に仏様がおわします。...うそ。交番はその隣。でも、気付かず一瞬目を疑いましたわ。
先日行きそびれた知恩院夜間拝観。今回はリベンジにと、嵐山からおおがえし。
山門は明るくライトアップされているものの、境内の多くは暗いまま。足下に灯籠風の電球が灯されていて順路を示している。ちょっとこわめ。案の定、石段で足を踏み外してしまいましたわ。ま、普段でも足下がおぼつかないことがありますけど。
主に友禅苑と方丈庭園がライトアップ対象。
友禅苑は4日前と比べるとだいぶ紅葉が進んでいて、まだ青かった葉が赤くなり、盛りだった葉は落ちてしまっています。この二日間雨に打たれたのも効いているのかな。
特に白寿庵の横の黄色い紅葉天井と紅葉池(仮称)が全滅していたのが残念。他の紅葉は健在で、ライトアップされて輝くよう。池に写る姿が昼よりはっきりくっきりして特に美しかった。
方丈庭園は昼間は落ち着きすぎてややくすんだ感じがしていたのに、ライトで要所を照らされるとくっきりコントラストができて鮮やかな印象。こちらも池に映える紅葉が美しい。写真を逆さにしても気付かないくらい...。(^_^;) 昼間にせっせと水面を掃除してる人がいたんだけど、このためだったのかも。功を奏してます。
大方丈も所々雨戸(?)を開けて仏様や書を覗かせてくれてました。
一日中雨の予報が大外れで朝からいいお天気。誘われて知恩院。先日のリベンジですな。
道すがらの木々が「わざわざ『名所』に出かけなくても…」とささやくのは同じ事。気にしない気にしない。だらだら坂を上って山門をくぐり、急な階段の男坂を上がって御影堂前。汗を拭き拭き見回しても色付いている木は2~3本だけ。辛うじて上がってすぐの木は黄色から橙に染まってる。けど、あとはイチョウと枯れ葉で茶色くなってるセコイア(?)くらいなもの。先日金網越しに見た木は何?
狐につままれたような思いで方丈庭園へ。
こちらは有料。拝観券を買う時に、「共通券にしますか?」と問われ、よく分からないまま共通券なるものを購入。もう一カ所お庭があるらしい。
方丈庭園の中心、大方丈では行の最中。木魚と読経の声が聞こえてくる。相変わらず静かなお庭。あちこちに紅葉している木はあるけれど、びっくりするような色ではない。 階段で裏の山に登って山亭庭園に行っても一本色付いている木があるだけ。京の街を一望できるのは嬉しいんだけど、リベンジにはなってない。
再び狐につままれた思いで境内のフリーエリアへ。
先日私が見たのは何だったんだろう、と呆然と歩いているうちに、「もう一カ所」お庭があることに思い当たり、そちらへ。女坂を下って拝観出入り口のすぐそばに友禅苑なる門がある。こっちか、と近づくやいなや目に飛び込んできたのが鮮やかな橙色。(@_@;) こいつかな? と、拝観券を受付に差し出すのももどかしくお庭に飛び込む。ここだった。池の周りに紅葉。池の鯉も紅葉の中を泳いでる。
友禅染の始祖ゆかりの庭園だそうで、名士の茶室を移築したり門跡の白寿を記念した茶席があったりなかなか風流。その白寿記念館(白寿庵)の回りがまたきれい。こちらは黄色い紅葉天井と紅葉池(仮称)。ここで一服頂けたら最高でしょうなぁ。
ようやくリベンジを果たした、って感じ。一安心。
休日の京都はお出かけするものではない。のだけど、家庭の事情で休日もお出かけ。
去年も出かけた東福寺。
東福寺駅からの参道は人が途切れることなく続いていて警備員が交通
整理をしている。びっしり人出で埋まるほどではないものの、車道も兼ねているので車が来るとお互いにじゃま。ここでもやはり途中の木々がきれいに色付いて「わざわざ『名所』に出かけなくても…」とささやく。それにもめげず、東福寺。
入門の前の第一番目の見所は臥雲橋。ここはさすがに押すな押すなの混雑。洗玉澗を横からの眺めてひとしきり写真を撮って渡河終了。緑、黄、橙、赤とカラフル。その後、焼き餅の出店で腹ごしらえをして入門。
拝観券売り場の列もあっさりはけたし、入門の列も殆どなくスムーズ。案外すいているのか? と喜んだのもつかの間、天通橋は大混雑。混んでるのは臥雲橋寄りの半分だけですけど。特に中央部の見晴台(?)は満員電車のよう。後ろから押されて落っこちそうで怖かった。梁につかまって耐えました。リュックを背負ったままの人もいて混雑倍増&引っかけられて危険。混んだ場所ではリュックは下ろしましょうねぇ。上から見下ろすと、緑、黄、橙、赤の木が一本一本区別できる。総体的には木で色が違うらしい。
天通橋を抜けて洗玉澗に降りると紅葉が天蓋に早変わり。曇って白けた空だったのが赤や橙や黄色の空に染まる。上から見るとはっきり分かれていた色が下から見上げると重なり合いグラデーションになっている。
真っ赤はどこでもありがちで目を引く。黄色も鮮やか。緑と黄色のコントラストは目に優しい。でも東福寺で目立ったのが橙色の紅葉。べつにここだけではないんですけど、何故か存在感が大きかった。色、ってどうやってきまるんでしょうね。同じ木は毎年同じ色に染まるのかな?
誘われるほどのお天気ではなかったけれど、明日からしばらくは天気が悪いという予報なので、おでかけ。紅葉情報をにらみつつ、近場のねね様のお寺、高台寺へ。
ぶらぶら歩いても1時間かかるかかからないかの距離だけど、連日の遠征で疲れ気味なのでバス。やはり道すがらの木々も色づいていて、「わざわざ『名所』に出かけなくても…」と言っているよう。でも出かけます。
参道になっている長い階段の脇にも紅葉。一面真っ赤、とかでなくても一本二本こういう木があると来た甲斐があるというもの。すぐそばに聳える東山は所々色づいているだけ。
方丈を回り込み庫裏の脇を通って、庭園の脇から方丈へ入る。やや回り道。春には桜の花が咲き誇っていた方丈前庭はひっそり。桜も葉を落として寂しそう。この桜が紅葉しているのかと期待していたんだけど、やや期待外れ。その分、ひっそりと落ち着いた風情に変わっていました。すべてが枯れきった冬の方が落ち着くのかも。
で、その先のお庭。
全体に青い葉が多い。一分紅葉~十分紅葉までまちまち。見事に真っ赤になっていたのは池のそばの1本。他は緑~橙のグラデーション。真っ赤な紅葉に目を奪われてやたらその木を撮影していたのも確かだけど、私的にはグラデーションが好き。色合い的には控えめだったけど、カラフルな紅葉でした。紅葉情報では「見頃」となっているけど、まだまだ色づくのかな?
ねねの道を円山公園に向かって歩いていると、「今の期間だけ公開してます。京都の町が一望できます。」と呼び込む人がいる。大雲院という寺院の脇の建物。なんじゃいと入ってみると、一階で伝統工芸展をやっている。確かにすばらしい作品ばかり、だけど
京都の町は一望できそうにない。順路を進むと本堂のようなでかい伽藍の脇を通って裏手の奇妙な塔の前に出た。祇園閣と呼ぶらしい。三重塔の途中の屋根を取り払ったような形をしている。確かに、東山一帯から遠目に奇妙な建物が見えていたのがこれですか。壁面の色が肌色で屋根が青緑というのも不思議な配色。
「こんにちは、ありがとうございます。」と丁寧な挨拶に出迎えられて塔の中へ。中は階段。と、壁から天井から仏教画(?)が描かれている。東寺の五重塔の建立当初はこんなだったのだろうかと思わせるほど一面絵だらけ。3階分くらいは登っただろうか、階段の上方が明るくなり展望階へ。更に一層上があるようだが、立ち入り禁止。ここでも、丁寧な挨拶で出迎えられました。建物自体は大した高さではないのだけれど、立地が東山の(?)中腹と高いところにあるので洛中の大抵の建物よりは高い位置にある。お天気が良くないのが残念。京都タワーや祇園五重塔も見える。下方には境内で色づいている紅葉も。風が出てきて寒くなったので降りてきたけど、いつまでもいたいそんな感じ。
久しぶりの青空に誘われて実相院。
岩倉ってどこでしょ? 京都の北の果てっぽい。岩倉具視と関係あるらしいけど...。岩倉操作場行きというバスが我が家のそばを通ってはいるんだが、実相院は更に先らしい。調べてみると、四条河原町からバス一本で行けるらしい。...と分かってお出かけ。
バスに約1時間揺られて340円也、やけに安い。途中、鴨川~高野川縁には色づいた木々が並んでる。さすがに色はまちまちで目は覚めない。中に一本か二本鮮やかな色をしている木が見られる。けど、バスは止まらないので通過。やや残念。道が碁盤目ではなく自由曲線を描くようになって坂を上りだすと山が近くなる。何山だろう? こちらも色づいているけれど、てんでまちまちな色で全体に茶色っぽい。くすんだ感じだけど、陽を浴びると透明感が出てくる。そうこうするうちに終点。
バスを降りると目の前が実相院。
既に門前の公園の楓が真っ赤。思わず、門をくぐる前に公園に入ってしまった。気を取り直して実相院。前庭にも楓。赤い紅葉が青空に映える。中に入れない庭園より近寄れるこっちの方が眺めいいかも。
なんか崩れそうな建物。あちこちにつっかい棒がしてある。大丈夫か? 小学校の木造校舎がこんな感じで補強してあったけどね。中も天皇家ゆかりの寺院にしては狭い。全部を公開しているわけではないんでしょうけど。襖絵やら文書はかなり古そう。
でも、由緒よりお庭。奥の庭には池があり、その周りに楓。池泉回遊式庭園、というらしい。色は黄色と紅色。紅葉のほどは十一分かな。色は盛りだけど、既に枯れ始めた葉もあって1~2日前だったらもっと鮮やかだったかも。黄色い楓は周囲がやや橙から紅色になりかけ。なりかけと言ってもこれ以上赤くはならないらしい。縁側や、庭を望む客殿の一室が開放されていて一休みできます。
ぐるっと回って表の庭は石庭。目の前に広がる白いお庭と借景の山。の脇に紅葉。こちらは色がバラバラで白一面の庭面と対照的な混沌。所々鮮やかな色が垣間見える。こちらの縁側も座り込んで見学できるようになってる。そればかりか、特設ステージ(なんと呼ぶのだ?)まである。
色付き方は裏のお庭の方が素敵だったんだけど、お庭としてはこちらの石庭がメインらしい。ライブカメラもこちらに設置してある。
もう一つ、実相院で有名なのが「床もみじ」。ぴかぴかに磨かれた床に映った紅葉がきれい。逆さ富士的な美ですな。映り込む紅葉が見る方角によって黄色だったり赤だったりする。赤い紅葉が映ると床が燃えているよう。残念乍ら撮影禁止でした。
この床もみじ、昔からあるのかと思ったら数年前に始めたんだって。元々床は掃除する程度で意図的にぴかぴかにはしていなかったと。何年か前、観光案内に来たガイドさんが「床に映った紅葉もきれいですよ」と参拝客に説明しているのを聞いて、思いついて磨き始めたそうな。漆を混ぜたワックスで磨くらしい。それまで、参拝客が減って困っていたところ、この床もみじが起死回生のカンフル剤となって参拝客が増えたって。長年修復できなくて困っていたご本尊不動明王も去年の拝観料で修復できたって。これぞ不動明王のお導き、と撮影禁止監視役のお寺の人が嬉しそうに話してくれました。現世利益。情けは人の為ならず。
![]() ![]() もみじ三千本だそうです。...が、バスを降りた後、歩き出す方角を間違えて南禅寺に着いちゃった。永観堂→南禅寺→インクラインの予定だったんですけど。ま、いっか。先に南禅寺を見よう。 南禅寺の三門の二階部分は石川五右衛門が絶景かなと叫んだ場所だそうで、特別公開されてます。 |
![]() 背後は「日本で最も古い私学の一つ(創立明治元年)東山中学・高等学校」(自称)。学校前の掲示板には近隣の観光地が載った「東山中学・高等学校近郊イラストマップ」が貼りだしてありました。わかってるのね。 |
![]() ![]() ![]() ![]() |
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![]() ![]() 山の斜面にへばりつくようにいくつかのお堂が建っていて、渡り廊下で結ばれています。渡り廊下の一つが斜面に沿ってうね〜っと曲がっていて、中を歩くと龍の体内を歩くようだというので名付けられた臥龍廊。その手前にあった掲示(右)。木魚を叩くような声で鳴くカエルってどんな奴だ?ってゆぅかぁ、カエルの声みたいな音がする木魚ってどんな木魚? |
![]() ![]() ![]() |
![]() ![]() ![]() 結婚式場は洋式。京都だったら神前かと思ったんだけどそうでもないみたい。今日も何組か式を挙げてました。紅葉をバックに記念撮影。いいですね。 |
![]() ![]() ![]() 紫式部の色合いが好き。 一本の木の幹にも自身の芽と寄生植物、苔が共存してる小宇宙。 |
![]() ![]() ![]() 光悦寺は参道がもみじのトンネルになってます。ごく狭い道なんだけどその分密度が高い。お寺の中は...、入らずじまいでしたぁ。(^^ゞ 源光庵は伽藍修復工事中で来年九月末まで拝観謝絶。でも、駐車場から山門(?)までは入ることが出来て、そこにあるもみじも見事に色づいていました。 |
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![]() ![]() ![]() ここの紅葉はもみじではなく銀杏と桜。境内にも銀杏が植わっていますが、門前の道路にある中央分離帯みたいな緑地の方が見事です。 緑地で分けられた道路の寺側は、観光シーズンの休日ともなると、通行止めになって観光バスの駐車場に化けます。今日も通行止めになっていましたが、行ったのが夕方だったので、バスは数台しか停まってなかったです。勤労感謝の日に前を通った時は何十台もびっしり停まっていて、まさに門前市を為す状態でした。 京都駅からは1ブロック挟んだだけのホントの駅前。雑踏を抜けてホッとするたたずまいです。観光に疲れたら、一休みするにはいいところですよ。閉まるのが早いのが難点ですけど。 |
![]() ![]() 落ち葉の絨毯。赤いのが桜で黄色いのが銀杏ですね。 |
![]() ![]() 銀杏の枝振りがぎくしゃくしていておもしろい。 |
![]() ![]() うちから清水寺はは一本道なんだけど、ちょっと四条に寄り道してたら建仁寺にでちゃった。境内の紅葉は今ひとつだったんだけど、門のそばの民家に見事に真っ赤なもみじがいてました。閑かなお寺でした。日向ぼっこに来るのによさそう。 |
![]() ![]() 瓦が梵字(?)なのは以前紹介しましたっけ? |
![]() ![]() ![]() 清水の舞台の前の谷を錦雲渓と呼ぶそうです。そこも色とりどりの紅葉の宝庫。てんでバラバラ感がぬぐえないですが、近くで拝める分鮮やか。同じバラバラでも嵐山よりきれいだな。 |
![]() ![]() 辛うじて京都タワーと東西本願寺が分かるかな? |
![]() ![]() ![]() ![]() そんな中で、ぴかいちだったのがこの木。舞台から子安塔に至る途中に生えていた一本。一本の木の中で緑から黄色、真っ赤までグラデーションしてるの。一枚の葉っぱの中でもグラデーションしてる。でっかいカメラ持った三脚カメラマンが何人も狙っていました。 |
![]() ![]() 六花亭って北海道のチョコレート屋じゃなかったっけ? |
![]() ![]() 嵐山も紅葉が進んでいますが、樹種が混在しているのでとりとめないです。雑木林ってやつね。 京都新聞写真部の脚立を持った人が撮影に来ていました。私の画像と同じアングルの写真が京都の紅葉情報2005に登場するかも。件のカメラマンは観光客にシャッター押下を頼まれて気さくに応じていました。読者サービス? プロの手になる写真や如何に。 |
![]() ![]() 広い駐車場にもいっぱいもみじが色づいてる。 見とれながら歩いてると車に轢かれそうなので要注意です。綺麗だからといって写真を撮っているときりがないんですけどね。 天龍寺の敷地にはたくさんの寺院があって、どこに行くか迷ってしまうくらい。全部まわっていると日が暮れて夜が明けそうなのでいくつかピックアップしてまわりましょうね。 |
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() こちらはわりとちっさなお庭なんですが、もみじがたくさん植わっていて様々な紅葉が見られます。黄色の紅葉(黄葉?)も綺麗ですね。紅葉しすぎて赤黒くなってるのや大半の葉が枯れてしまった木もあって、ちょっと来るのが遅かったかな感もありました。 |
![]() ![]() ![]() ![]() 曹源池に期待を寄せていたのですが、池の周りにはあまりもみじが植わってない。観光客が多い分静寂さが減少していてちょっともったいない感じ。でも、背後の庭園にはいっぱいありましたよ。 巨大硯に池のカエル、復元石碑と変わったものが多いお庭でもあります。大方丈の瓦はお名前。はんこみたいなデザインです。 |
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![]() ![]() 駅前には焼き栗や豚まんの出店が出てたんだけど、出店の背後の木に花が咲いてる。桜ですか?! 花はやや違うっぽいんですが、木肌を見ると桜みたい。ニュースで見たような気もするんだけど...。 |
![]() ![]() ![]() ![]() こちらも境内いっぱい紅葉が満ちてました。奥へ奥へ進むとひたすら階段が続く。高雄の二の舞かっ、とも恐れたんですが、ついつい登ってしまいました。頂上からは京都盆地が一望。京都タワーや大文字も識別できました。夜景はもっと綺麗だろうな。 |
![]() ![]() 塵劫記って数学書なんだっけ? 常寂光寺と縁があるようです。 |
![]() その中には畑もあってなんかのどか。人力車が走り石焼き芋の軽トラが停まっていました。写真を撮っていたら人力車の車夫さんに大声でお礼を言われました。なんででしょ。(^_^;) |
![]() ![]() やっぱり所々無理がありますが...。(^^ゞ 左が渡月橋付近の桂川。右が天龍寺の曹源池。 |
紅葉採集第三弾は大原へ。紅葉は高地から来る、筈なのでここも先に紅葉してるかなっと。大原の有名どころは三千院と寂光院。バス停から正反対の方角にあるのでやや非効率。丁度間にバス停を設けたんでしょうけど。 |
![]() ![]() ![]() ![]() その危険な道をかいくぐって三千院門跡付近までたどり着くとお土産屋さんやお休み処がびっしり並ぶ参道。休日だけあって人も多かった。 入り口は御殿門と呼ぶそうで、屋根瓦は菊の御紋。往生極楽院の釘隠も菊の御紋。で、更に奥の金色不動堂前ではクリスマスツリーを販売中でした。懐が深いですな。 |
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![]() ![]() 茅葺きのおうちはあちこちに残ってました。普通に民家だったり、お店に使われていたり。 屋根に草生したお店が多かったのも印象的でした。わざと? 根を張ると屋根が丈夫になる、とか? |
![]() ![]() ![]() ほっぺの赤いインコはオカメインコというそうで、客を気にすることなくお昼寝しておられました(中)。 客席が全部こたつ、と言うお店も(左)。いいかも〜。 |
![]() ![]() ![]() ![]() 5年前に焼失して、今年6月に復元落慶したところだとか。仏様もお堂もピカピカでした。昭和の終わりに解体調査をしたのが復元に役立ったそうで、開祖間なしの姿らしいです。 お庭や参道では色づいたかえでが大勢いましたが、ちょっと盛りを過ぎた感じ。既に真っ赤を通り越して葉が枯れてしまった木もいてました。 |
![]() ![]() ![]() まわりにもはっとさせられるほど見事な色合いを見せてくれる紅葉があります(左)。かえでの木がまばらなのが惜しいところ。 回りは普通に畑があり、民家があり、京都の山里の姿を教えてくれます(中)。畑になるのは正真正銘京野菜? それと、杉(右)。これは戦後の政策で植えられたくちなのかな? でもやっぱ杉林って好きです。 温泉も湧いているようで、大原温泉「大原の里」なんて日帰り入浴施設もありました。 |
昨日に引き続いて紅葉採集。 京都駅から栂尾行きのバスで1時間弱の高雄へ。 バス停が高雄、槙尾、栂尾と続く脇に神護寺、西明寺、高山寺があります。寺の脇に停留所ができたのかな、ホントは。 |
![]() ![]() ![]() ![]() バス停から階段が続き、ややアスレチック気味。バス停のある裏参道から登っていくと、待望の紅葉が、ない。(@_@;) 僅かに庭園ぽい所やお堂のそばに何本か植わっていていい色に色づきかけてはいますが、常緑樹優勢。 むしろ境内の小道のまわりに生える杉がきれいでした。そうそう、北山杉ね。 |
![]() ![]() ![]() やっぱり色が不揃いというか、一本の木でグラデーション、山全体としては点描画風。全山真っ赤は叶いませんが、一本一本を見ているとなかなか見とれてしまいます。 |
![]() ![]() ![]() ![]() 歩くこと歩くこと、登ること登ること。歩き飽きた高山寺の数倍の階段量ですな。超高山寺ですか、神護寺って。途中階段がゆるんで建物があると思ったらお茶屋さん。もう、紛らわしい。 ![]() ![]() |
![]() ![]() こちらの紅葉はやや控えめですが、爽快感はかなり大です。 |
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![]() ![]() ![]() ![]() 京都新聞の紅葉情報では見頃とも七分とも書いてある。けど、まだ行ったこと無いし、交通の便も悪くないので...。 平日だし、着いたのが昼過ぎだったせいか見物客の大半はお年寄りとその団体さんでした。みなさんゆっくりゆっくり歩いてらっしゃる。 ![]() ![]() 噂通り、色づき悪い上に枯れ葉が多いせいみたい。 |
![]() ![]() 地中埋め込み型の放水銃がありました。省スペースタイプですね。 |
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![]() ![]() 菊、でしょうか? |