きょうの桜(稲荷祭@伏見稲荷大社御旅所)
桜を見て参拝も終えて境内を散策していたら突如として休憩スペースが現れた。いろいろ工夫があって、平日だったせいか空いていてゆっくり寛げました。神社ってなかなかゆっくり休める場所が無かったりするのでこういう設備は有り難い。
曰わく「憩いの庭」。コーヒーショップもあるらい。
なんか丸いスペースみたい。
スライスされた木で出来た櫛状のベンチがぐるり。去年の颱風で倒れた木を使ってるそうだ。出来てまだ一週間しか経っていないので檜の香りが心地良い。
ベンチの外側部分には樹皮が残ってる。このベンチ全体を巨大な丸太に見立ててるのだそうだ。
直径約18m。中は白石が敷き詰められてて神聖な雰囲気。檜?杉?や桜、椿、楓と四季折々に色付くであろう樹も植えてある。
今は桜。
憩いの庭を突き抜けた先にコーヒーショップ。
上賀茂神社のご神体山たる神山の湧水を使ったコーヒー。名付けて「神山湧水珈琲」「煎」。上賀茂神社門前名物やきもちのセットもあります。ストローはプラスチックだけどトレーは木製。これも元はご神木だったとか。庭に設置されたゴミ箱も外装がウッディーでした。因みにショップは神社直営のようで神職ではない職員の方が応対してくださってました。コーヒーはAGF。
近くにあったトイレも出来立てのようで、見事な木造家屋に本来の目的を忘れて暫し唖然。
「半木の道」と書いて「なからぎのみち」と読む。賀茂川左岸の北山大橋から下流北大路橋までの紅しだれ桜並木。京都の中では仁和寺の御室桜に次いで遅く咲く。ここが満開を迎えると「あとは御室桜を残すのみ」と桜の季節の終わりを予感する、そんな桜並木。
天候が不順だったり寒の戻りで震え上がったり波乱な4月だけど、今日は朝からスカッと快晴で気温も19.5℃まで上がって春らしい陽気。日向を歩いてると軽く汗ばむくらい。
抜けるような青空。桜の背景はこうでなくっちゃ。
紅八重しだれ桜。しだれ桜と八重桜の合わせ技で色と言いボリュームと言い見応え充分。
輝く。
ズラリと桜並木。洞門状の花の下をくぐって散策。
ただ、並木と言ってもやや疎。ピークを過ぎているせいか、去年の颱風でダメージを受けたのか紅色がやや薄い。ちょっと寂しい今年の半木の道。
薄晴れながら23.9℃まで上がって今季最高気温。投票には冬の上着で出掛けたものの汗だくに成ったので春物に着替えて再出発。京都の街中は概ねソメイヨシノが満開。しだれはちらほら。
松原道祖神社のしだれ桜は六分咲き。
修徳公園のソメイヨシノが満開。ちらほら散り始めてる。
松尾医院のソメイヨシノもほぼ満開。見越しの桜花が歩道に花の屋根を作ってる。
仏光寺のしだれ桜は四分咲きくらい。
ソメイヨシノは散り始めてる。しだれ桜との共演は微妙か?
洛央小学校校門脇の桜はほぼ満開。明日が入学式の筈。良い入学式になりそうね。
鴨川左岸もソメイヨシノが満開。桜並木と言うには途切れ途切れなのが残念。
木屋町通と言うか高瀬川の水鏡な桜のトンネルも上より下の方が多く成ってきた。満開を過ぎて時折桜吹雪。チャンスに弱いスマホカメラではなかなか。
五条新町から眺めた清水寺も桜色っぽい。
朝から晴れたまに曇りでやや空が白っぽいもののまずまずのお天気。気温もちょっとだけ持ち直して外出が苦にならない程度の陽気。風が強いのが玉に瑕。ようやくお花見日和到来かな。
木屋町通の脇を流れる高瀬川沿いに桜並木が続く。概ね五分咲きから八分咲きで気の早い樹は散り始めてる。
川の両側に桜が植わってる所では桜のトンネル。川面にも映って二倍二倍。
目の前にもにょっきり。
下の方ほど良く咲いていて上の方にはまだつぼみが残ってる。
四条通より南の方が咲き方が早いみたい。
道路上にも桜の洞門。
祇園白川西詰めの川端通側は毎年桜の小山状態になるのだが、まだちょっと早いみたい。六分咲きくらいかな。平日の昼間でも中に入っていくのを躊躇う人集り。なので川端通越しに眺めて終わり。
半木の道を過ぎて賀茂川を更に遡って北山橋を越えると同じ桜並木でも樹種がソメイヨシノに替わる。例年、半木の道の紅しだれ桜が満開の頃に行くとソメイヨシノは盛んに散ってたりすっかり散り終わってたりするんだが今年はまだ満開状態。全体に早咲きになっただけじゃなく、分散してたピークが圧縮されてるような?
里のソメイヨシノが散り始め、紅しだれ桜が満開を過ぎれば残るは八重桜、御室桜。京都の桜の殿を務める御室桜の満開は仁和寺の予想では4月6日だそうです。
北山橋から眺める桜並木。紅しだれ桜よりは淡いけど樹の密度が高いので圧巻。
桜が途切れる事無くびっしり。
上賀茂橋からは(五山の送り火の)舟形が桜港から船出する様子が見られます。(イメージ)
川を遡って上賀茂橋を過ぎたら土手の上に上がってみましょう。そこには桜のトンネルが。半木の道は片側だけで洞門状態だったけど、ここは正真正銘トンネル。風が吹けば桜吹雪。気もそぞろで見入ってると道幅の狭い車通りの多い車道なので要注意。
桜並木は賀茂川の左岸。対岸から見るとこんな感じ。ずらっと桜の帯。例年なら半分以上は散ってるのに今年は満開。北大路橋から御園橋まで通して満開なのはなかなか貴重な光景。
ハレルヤと言うか薄晴れのような白っぽい空から柔らかな日射しが届く。気温も19.7℃まで上がって暑くもなく寒くもなくお出掛け日和。
そんな陽気に誘われて花見行脚。先ずは定点観測所の六角堂。
本堂西側のしだれ桜は散り始めてる。ピークは終了かな。六角堂の桜は御幸桜と言って咲き始めは白くてだんだんピンクに染まっていくと言う。十六羅漢の横の一本だけかと思っていたのだけど、こちらの桜も御幸桜みたい。
本堂南側のしだれ桜もソメイヨシノも満開。輝くタキオン。
親鸞堂前のしだれ桜はもう散り始めてる。本堂をバックにゴージャス。
本堂東側の紅しだれ桜がようやく開花。まだ数輪ですけど。
隣のビルからの鳥瞰。花に埋もれる六角堂、を期待してたんだけどそうでもなかった。
山門前に居た謎のゆるキャラ。「いのりちゃん」と言うそうで『谷汲門前街並づくり委員会のマスコットキャラクター…巡礼する女の子のキャラクターで、2009年に委員会がリニューアル』(http://chuplus.jp/gallery/image.php?comment_id=2520&comment_sub_id=0&category_id=328)だそうな。主に子供を相手に愛想を振り撒いてました。
昨日の大雨も上がって朝から青空ご広がる…、かと思ったらまだ雲勝ちで時折陽が射すていど。雲間から覗く青空も狭苦しい。
明日の方が天気は良さそうだけど、仁和寺の御室桜は既に満開。散り行く速度と天候の回復の速度の勝負。午後~晴れることに賭けて御室仁和寺。
賭けには負けたようで青空はごく一部。でも、桜は散り始めでちょっと出遅れ感。取り敢えずはお約束の桜の海に浮かぶ五重塔。
桜に囲まれた五重塔もお約束てすね。でも、樹上より地面の花びらの方がきれいかも。
南の桜ほど早く散っているようで、北側の桜はまだまだ元気。
地面も艶やか。ピンクの絨毯。
樹の根元の土累は桜饅頭化してる。
桜のトンネル。
ここでも楓が花盛り。こっちは満開。
仁和寺の屋根瓦が桜なのはもうご存知ですよね。
北大路橋から賀茂川左岸を遡って北山橋までが半木の道で紅しだれ桜。さらに上流はソメイヨシノの並木。例年は半木の道が満開になった頃に出掛けると、ソメイヨシノはかなり散ってて見るも無惨な姿になってるんだが…。
今年は咲き始めが遅かったせいか、まだかなり花が残ってる。
ずらっとソメイヨシノの並木もゴージャス。
桜の波にもまれる船形。例年より波が高いようで。
上賀茂橋を挟んだ上下流は左岸土手の上にも桜並木。一部道の両側に桜が植わっているのでここにも桜のトンネルが。
満開過ぎて散り盛んなのでちょっとした風で桜吹雪。見てるときりがない。
鴨川の鴨?オシドリ?あ、ここは賀茂川か。川沿いを歩いていたら、私の横をついてきたメスがいて撮影しようとするとカメラ目線をくれる。と、オスも寄ってきて何やら大騒ぎ。揉めてる?なんかガーガー叫びながら飛んで行ったよ。口開けて飛ぶんだな。
背割提ではなく、背割堤。
お天気いまいちだけど、どんどん散っていく花と天気の板挟み。
今年の目玉はさくらであい館の展望塔からの鳥瞰。長い桜並木全貌。今までは新聞社の航空写真でしか見られなかった景色を自分の目で眺められると言う快挙。
その鳥瞰。長いね、全長1.4㎞あるそうな。毎回往復してるけど結構きます。日差しが薄かったのがやや残念。
そのさくらであい館。展望塔は高さ25m。展望フロアは全面ガラス張りかと思ったら、上と下は素通しなので風が吹き抜けて結構寒かった。おまけに風で結構揺れる。最初は目眩してるのかと思ったよ。行きはエレベーターだけど、帰りは階段も使える。階段だとガラスなしで景色が見られるのでこっちの方がお薦め。
お約束の桜のトンネル。
満開過ぎて散り盛ん状態。昨日の雨でできた水たまりには花筏。
風が強くて桜吹雪。見えるかな?
空を舞う桜吹雪。見えるかな?
昨日に輪をかけて良いお天気で21.3℃まで上がって今季最高。白っぽいながらも青空でお花見日和なんだけど、桜が間に合ってない。(^_^;)
四条川端上ルの鴨川河畔ではしだれ桜がまだつぼみ。一本だけ咲いてる樹があったので激写状態。
同じく四条川端上ルの鴨川河畔のソメイヨシノは一分か二分くらい。まだまだ。
満開になるとゴージャスな祇園白川も三分咲くらいで寂しい。
白川木屋町上ルの高瀬川河畔はまだ咲き始め。部分的に五分咲くらいに見える樹もあるけど。
四条河原町北東角にも桜。ここは満開。
鳥がやってきて花をついばむ。
東本願寺前は1日でだいぶ咲き進んで来たけど、またちらほら咲き。
新しく何本か桜を植えたようで満開になると賑やかになりそう。
陽射しは暖かいもの風が冷たくてちょっと季節が逆戻り。しだれがほぼ終わって残るは八重。
○東寺
有料結界の中の五重塔横のしだれはすっかり葉桜。遠目に見えるのは八重かな?
結界の外ではのびのびと八重が満開。風が吹いても殆ど散らないのは満開になって間がないからか。
○六孫王神社
JRのすぐ脇にある六孫王神社、新幹線がひっきりなしに行き交うのが見える。
こちらも時代は八重。一枝にピンクと白の八重が共存。
本殿(拝殿?)の扉に紅白の桜が映る。桜に祈りを捧げているようだ。
○京都御所
やはり八重。紅白の八重が並ぶ。
花の付き方が紫陽花みたいだ。
御衣黄も元気です。
桜じゃないけど、ものすごい存在感でした。この花は何?
もういっちょ桜じゃないけど。この時期に忘れちゃいけないのが楓の花。ちっこくてなかなかAFでは合焦しません。
今日じゃないです、昨日載せそびれた桜の画像。今日は一日ずっと薄曇りで花見もお休み。というか、そろそろ花見シーズンも終わりですね。連日出歩いて疲れたので今日は休息日。
○修徳公園
手前の八重が九分咲き、奥左寄りのしだれが満開を過ぎて色褪せてきた、ソメイヨシノは葉桜十分。
昨日は空が青かったので色の濃い八重がまた一段と映えました。まだ所々つぼみがあるので今週いっぱいは大丈夫かな?八重は花びらが多いので桜吹雪もまた豪華。去年だったか、雪崩のような豪快な桜吹雪に出くわしました。とっさの事で写真は撮れず。今年もその瞬間に出会えるかなぁ。
○角屋
昨日訪れた島原の角屋。二階奥座敷から眺めた八重桜が絶品だったんだけど、撮影禁止で画像はなし。これは玄関脇に咲いていた見越しの八重桜。
御室桜を見て京の春の義理は果たした。と思っていたら、4月に入ってから最高の晴れ、見たいな青空。仕方がないなと、平安神宮。
満開を過ぎた紅しだれはやや色褪せ気味。そよそよと吹く風に乗って花びらがふわふわ舞い降りてくる。長閑な春。
京の桜の殿は御室桜。ようやく満開になったとの噂で仁和寺。
御室桜は背が低い。背が低いだけじゃなくて根っこが太い。どっしり安産型?地面が粘土質で固いからと聞いたような気がするけど。
ネットで満開宣言をした直後の休日だったものだから、人出がすごい。超満員。桜の回廊は狭い上に一方通行とかしてないモンだから大晦日の錦市場波の混雑。
24.2℃まで上がって夏日寸前。連日歩き回って疲れたので今日は一箇所だけ。というか、昨日半木の道の帰りに寄るはずだった京都御所。
近衛邸跡付近のしだれ桜が九分咲き~満開。池之端の最大の桜(イトザクラ?)は既に葉桜九分で終了フラグ。その脇や手前のしだれ桜がちょうど見頃。
他にもいっぱい桜は咲いていたんだけど、歩かない、が今日のテーマなのでマメに見て回る事はせず。
ソメイヨシノなのか盛んに散っている樹からは桜吹雪。何度か撮影のチャンスがあったんだけどなかなかうまく捉えられず。
今日は御所の一般公開日。天皇陛下の傘寿を記念して天皇と国賓以外は通れず普段は閉ざされている建礼門を17年ぶりに開くというので外から見物。紫宸殿が見えます。
御所の中は何度か見ているのでパス。というか、団体さんとかち合って混んできたのでやんぴ。
今日も朝から快晴。昼頃になって空が白っぽくなり午後には雲があちこちに浮かぶ毎度のパターン。桜が映える抜けるような青空は望めない。先週末の寒波が去って日に日に暖かくなる。但し昼間だけ。朝夕は冷え込むので一日中外出する時は服装が難しい。
今日は賀茂川を重点的に。
北大路大橋から北山大橋、上賀茂橋と歩いたけど左岸はずらっと桜の並木。桜色の帯。四角い写真に納めてしまうと並木が消え入りそうにしか写らないのが残念無念。
○半木の道
ずらっと続く紅八重しだれ桜のトンネル。
今年は少ない?と思ったら、、まだつぼみが多く残っていて八分咲きくらいかな。今週後半か週末が満開?
左岸にはしだれ桜、右岸にはソメイヨシノ。
○賀茂川北山大橋上流
賀茂川を遡って北山大橋を超えるとしだれ桜からソメイヨシノにバトンタッチ。こちらはトンネルではないがずらっと帯。ほぼ満開。所々散り初めた樹があって桜吹雪も味わえます。
土手下ばかり歩いていると気付かないけど、土手の上の道路も桜のトンネルでした。
船形と桜のコラボ。
○賀茂川上賀茂橋上流
上賀茂橋を越えても桜並木は続く。どこまで続くのか確かめたかったけど、これ以上歩けなさそうだったので自重。
桜の海に浮かぶ船形。ちょっと苦しい。
朝は青空が広がる快晴っぽいお天気だったのに昼前から空が白っぽくなり、午後には薄曇りみたいなお天気に。
○修徳公園
しだれはほぼ満開。八重のつぼみがほころびだした。
○清水寺遠景
いつもの五条新町の陸橋から。西楼門の周りや舞台の下辺りは桜色っぽい。咲いてますね、きっと。
○桂川右岸
ごみごみした中心部を抜け出して桂川。松尾橋から上流を望むと空が広い。鴨川なんかと比べものにならないくらいの広々感。広々している分、桜が疎に咲いている感じがするのは痛し痒し。
近寄ってみると結構密集していて充実感。これがずら~っと続くと背割堤並に見事なんだが、途切れ途切れなのが惜しい。
○嵐山
桂川右岸を遡って歩いていたら嵐山に出た。当たり前か。
嵐山の桜は密集しておらず緑の山肌に桜色のスポットを乗せて点描画のよう。
渡月橋から山を登って頂上展望台にたどり着けば保津峡が眼下に。桜の種類が違うのか、咲き具合(散り具合?)が違うのか微妙に色の違う桜色が点在する。
保津川下りの船も桜の下を通って送り返されるのを待つ。川下りの船はトラックに積んで国道9号線を出発地点の亀岡まで運ばれます。
花魁あり、舞妓さん(芸妓さん?)あり、ウエディングカップルあり、様々なコスプレイヤーが登場しておりました。
○天神川
バスの一日券を買ったので適当にバスを乗り継いで帰っていたら、バスが天神川沿いを走り出した。ここも有数の桜並木スポット。取り敢えず車窓から桜を愛でておきました。
ホントは明日、ここに来るつもりだったんだけど、済んじゃった?どうしましょ?
春に三日の晴れ無し。とはいうものの、晴れたり曇ったり三日目。ちょっとは休もうよと思いつつお出かけ。昨日と同じく、朝方は快晴っぽい青空だったのが昼前から雲が出てきた。そこから先は昨日と違って雲が厚くなってどんより。今夜は雨の予報でようやく水入り。
○修徳公園
しだれ桜が四分咲くらいだろうか。一昨日から今日の二日間でかなり咲き進んできた。
ソメイヨシノは満開を維持しているけど、風が吹くとはらはらと散り出す。今夜以降の春の嵐で散っちゃうのかな?
○東本願寺前
東本願寺の前の烏丸通。東側と中之島に桜が植わる。これが一斉に満開。桜色の帯だ。
ここは密度が魅力。特に中之島の北半分は桜の枝が迷路のよう。
今年は御影堂門が修復工事中で素屋根に覆われているのであまり絵にならない。菊の門を背景に桜。
そして、東本願寺は京都駅前。京都駅前と来れば京都タワー。
○因幡薬師
先日はまだ咲き始めだった境内奥のソメイヨシノも無事満開を迎えました。
○高辻東洞院
この交差点の角の医院の桜は毎年見事な咲きっぷりなの。
○仏光寺
しだれ桜三姉妹は咲き始めたけれどまだ六分咲きくらい。
八重のしだれとか言うのだろうか、咲いてる花はゴージャス。
蜂が無心に蜜を吸う。そういや今年はまだメジロを見かけてないや。
ソメイヨシノは満開を過ぎて風が吹くとふわふわ花びらが舞う。
○洛央小学校
桜の使命とも言える入学式。週明けくらいなのだろうか?今年はちょっと満開になるのが早かったか。桜吹雪の入学式になるのかもね。
朝のうちは青空が広がっていたが、だんだん雲が出てきて昼前には曇時々晴れなお天気。昨日一昨日と同じく青空を背景に桜花をと言うわけには行かないが、明日明後日は雨が降ると言う予報だし、週末はぐっと冷え込むそうなので花見シリーズ前半戦のラストかとお出かけ。冴えない天気の割りに22.1℃まで上がって、ぽかぽか。柔らかい日差しがお散歩日和。
○インクライン
久しぶりにインクライン。超広軌の船舶運搬軌条の両側を桜並木が挟む。並木の左右の間隔が広いのでトンネルとは行かないが、ずらりと並ぶ桜の帯は圧巻。今日はほぼ満開で陽射しがあれば輝いていただろうに。週末には桜吹雪でしょうか?
○琵琶湖疎水(冷泉通・徳成橋付近)
平安神宮の脇を回り込むように流れる琵琶湖疎水。夷川発電所までの間を十石船が行き交う。場所によってまだつぼみが沢山残っているの樹もあるので八分咲き~九分咲きくらいかな。
○哲学の道(白川今出川付近)
今出川通を白川に向かって東進していると桜花の塊が現れる、感じ。狭い川の両岸にびっしり桜が植わっているのでまさにトンネルというかカオス。
若干つぼみが残ってはいるものの九分咲き~満開。
大文字も桜の額縁で飾り立て。
○祇園白川(新橋川端)
最後に白川。散々歩き回ってもう歩く元気が残っていなかったので最西端の鴨川に注ぐ口付近の爆裂的桜の集団を。優雅さはないけれど、ここが一番見応えがあります。
昨日と今日見て回った桜。両日とも晴れているとは言え、薄い雲がかかったように空が白っぽくて陽射しも弱く残念系な晴れ方。淡い色の桜が余り映えないなぁ。
かつてのようにあちこちはしごして次から次へと桜を見て回るというのが体力的につらくなってきた。
○修徳公園
近所の公園なんだけど、土日の間に一気に咲いたんだろうか?月曜に通りかかってソメイヨシノがほぼ満開になっているのに驚いた。
しだれ桜は咲き始め。八重はまだつぼみ。
○清水寺遠景
清水寺は坂上田村麻呂、じゃなくて坂の上なので満開なのを見極めてから出かけたい。ので五条新町の陸橋から遠望。裾野にちょっと桜色が見えるけどまだまだかな~?
○菅大臣天満宮
ここはどちらかというと梅なんだけど。梅の開花状況を確認しきらないうちに桜の季節が来た感じ。で、満開。
○六角堂
ここも桜と言うより鳩と柳のイメージだけど、奥に大しだれが潜んでいる。そのしだれが満開。
柳と桜。
今年も夜間拝観やるそうです。
○千本釈迦堂
阿亀桜が満開。風にそよそよダンスしている。
参道の桜は咲き始め三分咲きくらいかな。境内の他の桜はまだつぼみ。
○京都府庁旧本館
中庭に植わっているしだれ桜、祇園しだれ桜が有名。これが満開。緩く吹く風に吹かれて花びらが舞うように降ってくる。中庭の周りや休憩室のベンチに座って眺めていると幸せ。
他には紅一重しだれ桜も満開。大島桜、紅八重しだれ桜が咲きかけ。全部一斉に咲く訳じゃないのね。
観桜祭なるイベントもやっているようだけど、桜があればそれだけで充分です、私は。
朝から雲一つない快晴。気温も22.9℃まで上がって、まさに春。吹く風も冷たくはなく外へと誘う。
○因幡薬師
名物(?)の枝垂れ桜が満開。
山桜はほぼ散り終わり。気付かなかった。ソメイヨシノは咲き始めでまだこれから。
○ろっくんぷらざ(新京極)
新京極にも桜はある。ろっくんぷらざ脇のクランクに。ここもまだ咲き始め。で、枝に手が生えてる?!
○木屋町(高瀬川)
川に覆い被さるように生えた桜。ここも咲き始め、より少し進んだ感じ?鴨が泳ぐ川は鴨川ではなく高瀬川なので、そこんとこよろしく。
○五条河原(鴨川四条~七条)
昨日は鴨川左岸の三条~四条を歩いたが、今日は四条~五条をぶらぶら。
残念乍ら、四条~五条の鴨川左岸はまだほぼつぼみ。一部咲き始めた木もあるけれど、見栄えするほどには咲いてない。
暫し五条河原の定位置で休んだ後、五条大橋を渡って帰ろうとしたら、更に下流では枝垂れ桜が満開。既にかなりな距離を歩いて疲れていたので橋の上から遠景を愛でて終了。
京都でもソメイヨシノの開花宣言が出た今日、昼には晴れるはずが昼過ぎまでどんより曇。夕方になってようやく青空が覗く。
○三条大橋西詰
かなり前から開花の報がつぶやかれていた桜。今日になってようやく検証にお出かけ。
桜は二種類あるようだ。山桜だろうか、葉がかなり出て半ば葉桜になっている樹もある。風が吹くと桜吹雪状態。顔にばしばし花びらが当たる。
○紅しだれ並木(鴨川左岸)
三条大橋のちょっと下流に植わっている紅しだれはほぼ満開。色合いとしてはこの桜が一番好き。
○鴨川左岸
紅しだれ並木から更に下流。四条大橋と三条大橋との中間付近にとっても濃い色の桜(たぶん)が植わっている。青空とのコントラストが綺麗。
この付近は桜だけじゃなく色鮮やか。
○四条河原町
意外な事に京都一の大繁華街の交差点にも桜。この辺は空が狭い。
○仏光寺
大枝垂れ三姉妹はまだまだつぼみだけど、ソメイヨシノ(たぶん)は既に咲き始めてる。枝垂れのピンクばかり見てくるとこの楚々とした色白さに萌えます。
御室桜が満開だと仁和寺がつぶやくのが聞こえたのでお出かけ。
○修徳公園
バス停に向かう途中ふと見ると八重も咲き進んでる。枝垂れはまだ保っているが、ソメイヨシノは殆ど散ってしまった感じ。
○仁和寺(御室桜)
京都で一番最後に咲くという御室桜。つぼみも残ってはいるがほぼ満開。なんだが、花色に雑味。葉が出ているようだ。例年はこんなに葉は出ていなかったような?満開過ぎなのか?
と地面を見ても殆ど散ってない。今年は開花が早いだけじゃなく、葉の出も早いのか?
桜を見下ろしながら花見できるのはここくらいなもの。桜に囲まれた簀の子の通路一杯に花の香りが満ちている。
○仁和寺(ツツジ)
ツツジ(サツキ?)も満開。みんな西方浄土を向いて咲いているのに一輪だけ反対向いているのは何故だ?
○仁和寺(楓)
御室桜が満開を迎える事、楓も咲き出す。地味だけど可憐な花。新緑との対比が綺麗。実がなってる?と思ったらテントウムシだった。
○仁和寺(工事中)
観音堂と御影堂は今月から5年がかりの工事中。今は囲い(素屋根?)を構築中。東本願寺は金属製の頑強なものだったがこちらは木製。木組みが美しい。鳶のおにいさん方りりしい。つか、特等席?
朝から快晴。なんだけど、青空が白っぽい。だんだん白さが増してきて昼遅くには薄曇り状態になっちゃった。22.9℃まで上がってやや暑め。昼過ぎて薄曇りになってようやく快適な陽気。
○菅大臣天満宮
盛んに散ってます。花の絨毯形成中。八重のつぼみが膨らんできた。
○琵琶湖疎水
疎水の両岸に植わった桜は満開真っ盛りでちょうど見頃。ずらっと並木は圧巻。やや散りかけの木もあって所々花筏が流れている。
疎水を巡る十石船は大人気で13時頃に申し込むと17時半になるという。平日でもこれだから。朝一で申し込まないと駄目ね。と言うわけで今回は断念。
○平安神宮(神苑)
紅しだれ桜の神苑。外から見ても、神宮の屋根越しに咲いているのが見える。見越しの松ならぬ見越しの桜。越しすぎて屋根にだらりとのっかちゃってる枝も
。
泰平閣(橋殿)と桜山の風景は神苑の代表。水面に映る桜山の桜が美しい。橋殿には腰掛けられるので広い神苑を回って疲れた体を一休み。
○平安神宮(おまけ)
池の中に設けられた飛び石が通行禁止になってる。と思ったら、石の上で白鷺が獲物を狙って水面を眺めている。と、飛び石を伝って池を渡り始めた。人間ほど足が長くないのでぴょんと跳ぶ。飛ぶんじゃなくて跳ぶ。
綺麗なのは桜だけじゃない。楓も芽吹いて新緑が透けるよう。花はまだつぼみのようだ。御室桜が満開を迎える頃に楓も咲いているな。境内ではおみくじの花も満開
。
藤原在釜、なんちゃって。m(__)m
○半木の道
鴨川左岸、北大路大橋から北山大橋の間に紅しだれ桜の並木。遊歩道の片側両側に桜が植わって、満開になると洞門、トンネル状態。ずいぶん早い気がするが、もう満開。
○賀茂川(北山大橋)
半木の道からさらに賀茂川を遡って北山大橋を超えるとしだれではなくソメイヨシノの並木に。半木の道が満開になる事にはこちらはもう葉桜になっている、のが通常なんだが今年はこちらも満開。
概ねどんより曇って、時折薄日が差したり雨がぱらついたり。風の冷たい一日。日差しが弱い上に空が白くてせっかくの桜がくすんで見える。
○修徳公園
枝垂れ満開でソメイヨシノ散り始め。手前の人工池にも散った花びらが浮いている。今週末には桜まつりをやるらしい。桜吹雪の中、になるのかな?
○東本願寺前
東本願寺の前の烏丸通付近の桜も満開を迎えてる。春の法要で訪れる人も多くちょうどな感じ。
○京都駅脇
京都駅の脇にあるビックカメラ。の横にある小さな公園。概ね喫煙所になっているようで煙たくと近寄りがたいのだけれど、京都駅を出入りする列車を眺めるのにちょうど良かったりする。その公園の桜はもう葉桜。
○仏光寺
枝垂れが咲き進んで満開一歩手前な感じ。今週末には見頃を迎えるだろうか。こちらの桜まつりは来週末だそうだけど、さすがにその頃には散っていそうな予感。
ソメイヨシノは散りだしてる。
立ち入り禁止の寺務所側の庭を覗いてみるとこちらにもいい感じのしだれ桜。話題にはならないけれど、楓も花が咲いて地味に綺麗なんだよね。
19.4℃まで上がって昼間はすっかり春。まだ風がひんやりしてるのは3月の名残か。晴れてはいるものの空が白っぽいのが惜しい。
○修徳公園
枝垂れがほぼ満開。このちょっと濃いめの色がいい。いつもはソメイヨシノと入れ違いだったような気もするが、仲良く満開。
ソメイヨシノは満開をやや過ぎ気味で散り始めてる。風は吹けば桜吹雪になるかな?と待ってみたが吹かず。
八重はようやくつぼみが開き始めた。
○祇園白川(東大路通~花見小路通)
西半分が満開。歩道上に枝が張りだして花天井か花洞門状態。白川に架かる橋は個人宅の私道なんだが開放してくれている家もあってそこから川越しに眺めるのも乙。
○祇園白川(巽橋~大和大路通)
白川南通沿いの桜並木は盛りを過ぎ気味。近くで見ると疎ら感。
○祇園白川(大和大路通~川端通)
ここが一番華やか。道の両側から桜がせり出して花のトンネル。花の中に迷い込んだ感じ。川端通の反対側から見えるとよく判る。
○祇園白川(おまけ)
もう祇園じゃないのかもだけど...。華頂通が白川を渡る石の太鼓橋から行者橋方向を眺めると柳の緑が綺麗です。
○鴨川(紅しだれ桜並木)
鴨川沿いの川端通。堤防の土手に植わった桜は主に枝垂れ。ここも満開を迎えている。対岸の公園の桜と桜in桜状態。
○高瀬川(木屋町通)
木屋町通と西木屋町通に夾まれた高瀬川。三条通の南を走る通りを龍馬通と呼ぶとか呼ばないとか?この付近も満開。満開としか言いようがないな。両側をビルに夾まれているので昼を過ぎるとやや暗い。
お天気に誘われてご近所をぶらぶら。
○洛央小学校
校庭にも桜はあるんだろうが、部外者としては学校前の仏光寺通に植えられた桜並木を見上げる。ほぼ満開か。風が吹いても散らないので九分九厘的な満開。入学式までに散っちゃいそうね。
○仏光寺
寺務所前のソメイヨシノが満開。御影堂門脇のソメイヨシノは華やかに咲いているけど、まだつぼみも残ってる。
スズメが盛んに花をつつく。
本堂と大師堂の前の枝垂れは咲き始め。見頃は来週後半かな?
境内には怪しげなアプリの看板が。仏光寺オリジナルのアプリ、だったりするのか?見上げた空では飛行機が追いかけっこ。
○因幡薬師
因幡薬師は狭いながらも桜の宝庫。枝垂れがいち早く満開を迎えて出迎えてくれる。
ソメイヨシノは満開で、山桜が散り始め。風が吹くと桜吹雪。で、ラァシュ君ってだれ?
○菅大臣天満宮
昨日と概ね変わらないんだけど、メジロでもスズメでもない大きめの鳥がソメイヨシノの花をつついてました。八重はまだつぼみ。というか、これは葉芽?
松原道祖神社と修徳公園も概ね昨日と変わらず。
開花宣言から四日、街のあちこちで桜が開花し始めた。概ね一分から二分咲きと言った程度かな。
○修徳公園
我らが修徳公園でも桜が開花し始めた。
枝垂れはつぼみ膨らむ程度で開花までもうあと少し。八重はまだまだ
。
ソメイヨシノが二分くらいの咲き方で、メジロがやってきては花をついばんでいる。
○東本願寺
東本願寺前のロータリー(広場?)の桜も開花。こちらの桜の方がやや大ぶりかな? 今日は空が白くて見上げると花が溶け込みそう。
東本願寺の前には交通規制の立て看板。「市道皆山経6号線」ってなんだ?と思ったら、烏丸通が東本願寺の前で二本に分かれている部分。東側の湾曲した方の道路は国道24号線だが、西側の真っ直ぐな北行き一方通行な道路が市道皆山経6号線なのだそうだ。いつも観光バスが停まってたりするから東本願寺の私道かとおもったらそうではない。
開花宣言は昨日の午前中。だけど、御苑の枝垂れは既に咲いているというのでお出かけ。
咲き始めたのは近衛邸跡付近の枝垂れ。全部満開とは行かず、遠景はやや歯抜け感があるが、手前右の枝垂れが今日のチャンピオンだろうか。15時を回って傾きかけた柔らかい日差しを浴びて輝いていた
。
一番人気は奥の大枝垂れ。休日とあってか人だかりができていた。日差しは暖かいものの風が冷たくて冬の装備でちょうど良い感じ。芝で弁当を広げる人やスケッチする人もいて長閑な雰囲気。
種類が違うのだろう、明らかに開花宣言前から咲いていたであろう桜もちらほらあるが、大半の桜はまだつぼみ。でも、膨らんできて来週末あたりが見頃になるかな?
一昨日の京都御池創生館の桜のコメントで教えて頂いたアバンティの桜。駅に用事があったのでついでに駅向こうまで足を伸ばして確認。確かに咲いている。
でも一本だけ。
早いな。これも冬から咲く種類の桜だったりしないだろうな。というか、一本の木に二種類の花が咲いているように見えるのは気のせい?
ついに今年もこのカテゴリーの記事を書く時期になったか。というか、だいぶ前から咲いていたようだ。ソメイヨシノではなく不断桜。秋から春まで咲き続けるのだそうだ。間断なく咲くという意味だろうか。
御池柳馬場にある創生館の角に植えられている。植え込みや街路樹があるとはいえくすんだ御池通を歩いていていきなり華やかな色彩が現れてちょっとびっくり。
この桜は桜前線とは別モードだな。
一日を通して雲量0の快晴。空の青さも濃くて80点くらいか。桜のシーズンも終わりになってようやくな青空。なごりの桜がまだあちこちに。
○円山公園
大しだれは完全に葉桜。八重だけが咲き残る。まだ満開状態。
花と葉が同時に出るのだが、青空をバックに光を浴びて輝く花を撮りたいと思うのだが日陰になった花が多い。どうなってるんだ?とよく見ると、葉が上に広がり、そのしたに花がぶら下がってる。
陽の光を葉っぱが存分に浴びる事ができるように咲いている。さすが、と言うべき?葉っぱの庇?花が葉っぱの帽子を被っているようだ。
夏日三日目。これまでの25℃ぎりぎりの夏日と違って27.2℃と本気の暑さ。今日は帽子を被って熱射病対策。半袖は間に合わなくて汗だく。
御室桜は先週末の雨であらかた散ったと言う情報。やはり、無理してでも先週木曜に行っておくべきだった。/(-_-;)\ 遅ればせながら快晴を待っていざ仁和寺。と、思って出かけたのだが、どんどん雲が湧いてくる。予報では一日中晴れだったので青空を期待していたのに残念無念。今年の桜シーズンは天候が中途半端な日が多かった
。
京都の桜は御室桜で終わる、そうで。御室桜が散り始めた先週に京都新聞の桜情報も更新終了している。
○御室桜
メインの御室桜は「八割散った」という仁和寺のWebどおりの有様。シーズンにしか来ないからここまで散った姿を見るのは初めてかも。これはこれで貴重な経験。と言うのは負け惜しみか?
散り残った花を見つけては無理矢理五重塔とのコラボを撮ってみる。いつもとはまた違った風情だ。葉っぱが赤っぽいので独特の風味が出るんだな。
散った花びらが重なって地面の方が華やかな雰囲気。
普段は拝観無料だが御室桜の期間だけ有料になる。その有料期間が明日までとか。どうせなら明後日にすべきだった?(^_^;)
○御衣黄
言わずと知れた緑の桜。初めて見たのは造幣局の通り抜けだったような気がするのだが、仁和寺が発祥だという話も。二王門と中門の間に数本植わっている。有料の結界の外にも植わっているので只見も可能。ちょうど今が満開。
花というのは葉っぱが変化したもの、だそうなので緑でもおかしくはないようにも思えるが、珍しいらしい。全体緑な花と真ん中が赤みがかった花がある。
門の中だけじゃなく、二王門の外側の土手の向かって左手にも植わっているんだなこれが。中に入らなくても通りすがりに愛でられる。
○八重
正確にはちゃんとした名前があるんでしょうけど。
御室桜のように密集してはいないので圧倒感はないけれど、華やかさではこちらも決して負けてはいない
。
こちらも今がほぼ満開。
○楓
桜花も良いけれど、楓の新緑も鮮やか。天気が晴れたり曇ったりで日差しがままならない上に空も白いのでいまいち映えてないのが残念。顎だけ?みたいな地味な花がいじらしい。
一日中晴れと言う予報で、朝からほぼ快晴。という天気に誘われ...て出かけたのが昨日。昨日はその後雲が広がって裏切られた感満点だったのだが、今日は薄雲が広がる程度で青空。ちょっと白っぽいけど。
散髪のついでにお花見。
○半木の道(なからぎのみち)
北大路橋から北山橋まで賀茂川の左岸土手に紅しだれの洞門。ちょうど府立植物園の脇にあたる。ほぼ満開かやや過ぎ。葉が出た木もあれば散り始めた木も
。
ここも週末までに見ておかないとダメかも。柔らかい日差しのもと人が行き交う。平日とあって混み合うほどではなくのんびり散策。
○修徳公園
八重が咲き始め。まだまだこれから。満開になるのは週明けかな?
しだれが満開を迎え、ソメイヨシノはほぼ散り終わり。世代交代。
しだれの満開が終わって、残るは御室桜かな? 鞍馬や比叡はこれかららしいけど、ちと遠いね。
一日中晴れと言う予報で、朝からほぼ快晴。という天気に誘われて原谷苑。でも、昼前には黒い雲に覆われて万事休す。昼を過ぎた頃には日差しが戻ったけれど、すかっと青空にはならずやや残念。それでも京都の桜でここは外せない。
名物の紅しだれは満開、見頃。ソメイヨシノ系(?)はかなり散り進んで葉桜というより顎桜状態。巨大な桜の木の中にすっぽり入り込んだかの
ように、ぐるりとピンクの桜花に囲まれてどっちを見ればいいのか、どこを撮ればいいのかわからん状態。
朝には薄日が射していたのに昼前には雨がぱらつきだした。予報より半日以上早い雨だ。
○洛央小学校
満開を過ぎて散り盛り。正門前の歩道が桜の洞門状態なので、風が吹けば桜吹雪の名所なんだが、きょうはそよ風しか吹かず。風を待って佇んでいると場所柄、不審者扱いされそうなので早々に撤退。
○仏光寺
先日は一分か二分程度の咲き具合だったのがきょうは八分くらいまで咲き進んでいる。色が濃いだけに見応え。この週末には桜まつりをやるらしい。ちょうど見頃だね。
○修徳公園
ソメイヨシノは葉が出て散り盛り。
しだれが九分咲き。咲き始めると進行が早いようだ。
殆ど忘れていたのだが、八重のつぼみがほころび始めていた。
こちらが見頃になるのは来週末くらいか? 公園内で桜前線が南から北に向かって移動する。(たまたま?)
朝から快晴。雨上がりのせいか、青空も抜けるほどではないが最近では一番の上天気。ようやく暖かくなったし、誘われるようにお出かけ。五条通の陸橋から見る清水寺もやや見通しがよいようだ。(そうでもない?)
○清水寺
今日は遠景ではなく至近から。
舞台にうち寄せる桜のさざ波。を期待したいところだが、残念乍らさほどでもない。秋に向けて楓も植わっているので半々。
むしろ、三重塔の周りや池の畔の桜の方がが美しい。ソメイヨシノ(?)がほぼ満開。今週末だと散り進んじゃってるねきっと。
○八坂の塔
こと法観寺。境内の桜はまだつぼみ。(逆)借景で無理矢理桜とコラボ。
○真如堂
こちらは満開をやや過ぎかけ。
本堂前は今が盛り、だが山門前は花吹雪。それより、東参道下の川(白川?)の土手の桜並木がお見事。
○宗忠神社
真如堂の次は金戒光明寺に行こうと思っていたのだが。向かいの宗忠神社の参道階段の桜のトンネルに惹かれて登ってきてしまった。作戦?
○竹中稲荷社
宗忠神社の先には竹中稲荷。ずらっと続く鳥居の間に桜が挟まる。桜鳥居桜鳥居桜鳥居...。ふらふらと本殿前まで。これも作戦?
○金戒光明寺
真如堂の脇から墓地を抜けると黒谷さん。三重塔に向かって伸びる階段の桜が満開。桜の海に浮かんでいるようだ。
○高瀬川
四条木屋町付近の高瀬川沿いの桜は散り始め。何度かバスで前を通ってはいるんだが、じっくり見ないうちに。残念無念。
交通至便な我が家だが、チープな衣料を買おうと思うと徒歩圏には手頃な店がない。仕方ないので地下鉄でお出かけ。醍醐、六地蔵とはしご。そのついでにお花見。
醍醐駅からはコミュニティバスとやらに乗って醍醐寺へ。便利、なのだが、10分間隔と言いつつ20分以上待たされる。平日でも醍醐寺前が渋滞しているようでダイヤはあってなきが如し。
午前中は白っぽいながらも快晴だったのに、昼を過ぎるとどんどん雲が出てきて残念無念。
○三宝院
三宝院の門をくぐって最初に出迎えてくれる大玄関前の大しだれがほぼ満開。大玄関から見るのが表の姿なら憲深林苑の一番奥から見上げるのは裏の姿。裏から見る方が下から見上げる分、雄大に見える。
大玄関脇をすり抜けた先が憲深林苑。桜が弧を描いて咲きそろう。こちらもほぼ満開。
庭園にも桜が植えられているがそちらはちらほら咲き始めたばかりで花見というには至らず。
○霊宝館
こちらにも大しだれがある。平成館と仏像棟の間。三宝館の大しだれより規模はこちらの方が大きい。醍醐寺に桜の巨木はたくさんあるが、この木がおそらくチャンピオンだろう。木のそばには人だかりが絶えず。
仏像棟脇のしだれが横に広がった巨木なら桜馬場脇のしだれは縦の巨木。本館、平成館の屋根を越えて山並みのように姿が見える。下から見上げれば天蓋
。
チャンピオン級の巨木だけじゃなく、庭のあちこちに桜が植わり、囲まれる。主にしだれとソメイヨシノがほぼ満開。八重はまだつぼみ。
○伽藍
本堂脇と金堂脇のしだれが満開。しだれをすかして見る五重塔は霞がかかったようだ。以前よりまばらなような気もするが。その先は、弁天堂の池の畔の桜がほぼ満開なのを除けば、他の桜は殆どまだつぼみか咲き始めのようだ。
金堂前にテントを張って出店が出ているのはやや無粋気味。
○桜馬場
醍醐寺のメインストリート、総門から二王門までを桜馬場と呼ぶらしい。参道の両脇に桜が並び全部一斉に咲き揃うと圧巻、なのだが。今日はまだ2~3割の木が満開近く咲いているものの、他はつぼみか咲き始め程度で歯抜け状態。数日たてば咲き揃うだろうか?先に咲いた桜は散ってしまう?
途中で右に折れた霊宝館前の通りが桜のトンネル状態。
○Panasonic?
金堂脇のしだれの前で5連のカメラで撮影中の怪しい一団。各カメラが放射状に外を向いているから、3Dではなく、パノラマか何かなのだろう。モニタには何分割化された映像が映し出されていた。金堂の次は五重塔に移動していった。寺内の名木を順に撮影していたんだろうか?何時かCMに使われたりする?
やや白っぽいものの、快晴の空。気温が伴わず日差しは暖かいけれど風が冷たい。
○千本釈迦堂
冬は大根炊きの千本釈迦堂。阿亀桜はほぼ満開。桜のシャワーというか花火のよう。休日だったので花見客が取り囲む。といっても、この程度。穴場? ま、桜の本数は少な目ですが。
参道の桜は五分程度。メジロが来て花をつつく。一輪一輪はこちらの方がゴージャスね。
○京都御苑
近衛邸跡付近のしだれ桜はほぼ満開。一本だけ遅れてたりするけれど。人はこっちの方が遙かに多い。御所の一般公開と重なったせいもあるか。桜の下で車座になって騒ぐ人多数。
だけど、円山公園みたいにどんちゃん騒ぎじゃないのが救い。甘酒は売っていたけれど、飲酒は禁止だったりするのかな?
ま、不埒な振る舞いは畏れ多い事は確か。
三色そろっているのは桜じゃないな、何?
冷たい風が吹きすさぶ。今更ながら木枯らし。朝から降ったり照ったりめまぐるしい。先日の爆弾低気圧が冬を運んできたようだ。
御所のしだれが五分、祇園白川も五分、高瀬川も咲き出したと聞いて、見に行こうかと思ったけどこの天気で萎えていたら、お買い物に行く途中の近所の公園で八分咲きだった。このくそ寒いのにがんばってるな。というわけで、寄り道をしてご近所洛中桜開花状況。
○修徳公園
ここは元小学校だけにちゃんと桜が。八重な桜はつぼみかたしだけど、ソメイヨシノは八分咲き。下から順に咲いているようだ。花開いちゃうと白いけど、蕾の方が色は綺麗だな。
しだれは殆どつぼみで所々開き初め。開きかけのつぼみからちょろりと出ているのはめしべだろうか?やってきたのはメジロではなくスズメだった。
○東洞院高辻
角の医院の庭に咲く桜。
こちらは六分くらいだろうか?
○洛央小学校
学校前の歩道には桜のアーチが架かる。満開に近い感じ。今日が入学式だったらしい。ドンピシャ見事に咲いてます。ここは散り始めの桜吹雪がまた綺麗な場所だ。
○仏光寺
ここは三本並んだしだれが綺麗なところなんだが、遠目には全く咲いてない。近寄って見るとぽつぽつ咲き始めている。
つぼみからめしべ(?)が顔を出しているのは修徳公園と同じ。(あたりまえ?)
ソメイヨシノはほぼ満開。
○因幡薬師(平等寺)
「本堂奥 西、山桜 東にしだれ桜 咲いています 寺」の張り紙に誘われて境内に入る。本堂の周りの通路のような境内を回り込んで東へ西へ。
更に奥にはソメイヨシノ。山桜は葉が出ているが、いずれも満開近し。
○松原道祖神社
神社のなのか隣の寿司屋のだかは判らないけれど、こちらも咲き進んでる。隣に大きな八重があったんだけど、幹から切られてるみたい。
○菅大臣天満宮
ここの桜も六分は越えてる。八重はまだまだだな。と見ているとまだ梅が咲いてる。桜の霞をバックに梅の花。
○綾西公園
ここの桜は民家の脇の2本だけ。
○スーパー
お目当てのスーパーにも桜が。
「観賞用に!!」って。料理の彩りに添えるのかな? 徳島産だそうです。
○桜(東山)
ここも枝垂れ桜はほぼ散り終わり、八重桜が満開を過ぎて散り始め。
○利休梅(東山)
踊っているような花びらの真っ白い花。枝に下がっていた札には「利休梅」。「りきゅううめ」ではなく「りきゅうばい」らしい。バラ科ヤナギザクラ属で、バラ科サクラ属の梅とは親戚? 中国が原産で明治時代に日本に渡来したと言うから、利休は見ていない、筈。
○山吹(東山)
色が鮮やかですな。一重のものしか知らなかったのだが、八重もある。八重と一重が同じ株に咲いているようなのだが、こういうのもありなのか?
○楓(東山)
ここでも咲いている。と、よく見ると赤紫の地味な花に混じって黄緑色の板(?)を抱えた花もある。どうやら、地味なのが雄花、板付きが雌花で黄緑色のいたが種になる(ってことは雌蕊?)らしい。仁和寺のカエデには雌花がなかったような。ほんまかいな?
○桜(菅大臣天満宮)
八重桜が散り始めというか盛んに散ってる。八重は花びらが多い分、落ち花びら(?)も華やか。ここでも花が丸ごと落ちているのは鳥がついばんだせいか?
京都の桜の最後を締める御室桜。「京都で一番最後に咲く」と言われているらしい。満開だと言うのでお出かけ。
○御室仁和寺
バスを御室仁和寺停留所で降りると目の前に二王門が聳える。「仁王門」ではなく「二王門」。入ってすぐの参道にも桜は咲いているが、本命の御室桜は更に先の中門をくぐった奥にある。普段は境内は無料で散策できるのだが御室桜の時期だけ有料となる。なんだかなぁ。
中門をくぐった先の左手に御室桜が密集して咲いている。低木桜とも言われるだけあって、人間の背丈よりちょっと高いくらいの桜桜桜。スノコで作られた通路を進むと桜がトンネルを作って出迎えてくれる。
一番奥の塀の手前、土手のように高くなったところから振り返ると五重塔が桜の海からにょっきり生えて見える。そこにはカメラやケータイを抱えた人が群がる。まるで林のようだ。
日差しは柔らかく、暑くもなく寒くもない快適な陽気。快晴かと思ったら、空には薄い雲がかかっているようだ。と見上げる空にはハロが出ている。桜を通してみると花が傘を被っているようだ。私のカメラではギリギリ入りきらないのでパノラマ合成したらハロが少し歪んでいる。(-_-;)
満開、ということなのだが散りゆく花多数。満開を過ぎて散り始めくらい。葉っぱも目立つし、中にはすっかり花を落とした木もある。やや出遅れたか、と思っていたらまだつぼみもある。まだ大丈夫?
桜のトンネルが途切れてぽっかり桜のない一角がある。毎年座敷を設えて店を開いていた場所だ。桜のそばでの飲食禁止令が出て今年から撤退したとか。訴訟沙汰にもなっているようで、無粋な事このうえない。
御室桜以外にも桜は咲いている。ソメイヨシノ(たぶん)はすっかり散ってしまったけれど、八重はまだこれから。御室桜より遅いくらい。御室桜の数に圧倒されるけれど、華やかさは負けてない。
二王門と中門の間には御衣黄(ぎょいこう)も咲き始め。緑の桜だ。つぼみの頃が一番色が濃くて開くにつれて白くなる。ギリギリ有料領域に咲いてる、と思ったら二王門の外、向かって左側の塀際、バス停の脇にも咲いてたりするんだな。
咲いているのは桜だけじゃない。この時期はツツジも見事。色はこっちの勝ちだ。眼鏡が色収差起こしそうなくらいの色合い。本数はそんなに多くないが、木によって色が違ってる。
楓も咲いてる。葉っぱが出てきてその下に赤い物がぶら下がってる。何だろうと近寄って見ると花らしい。地味すぎて受粉できるのか心配になるが、ちゃんと虫が寄ってきていたので大丈夫だろう。ちっこすぎてピントがなかなか合わず、四苦八苦しながらまごまご撮影していると、通り過ぎる人が口々に「わぁ、楓のこれ花だよねぇ」と言いつつ寄ってくる。
楓は境内中至る所でいっぱい咲いてるのに。注意喚起しないと気付かないのね。楓の花エバンジュリストと名乗っても良いですか?
そして足元には蒲公英。
朝は薄曇りだったのがどんどん雲が厚くなり、昼過ぎには降り出す。長く続いた快晴も昨日で終わりだったか。原谷苑がほぼ満開だと京都新聞の桜情報が言うのでお出かけ。昨日行っておけばよかったなぁ。
○原谷苑
言わずと知れた枝垂れ桜の里。バスを乗り継いで一山越えてようやくたどり着く。桜の木が植わっていると言うより、桜の花の海の中に沈んでいる感じ。どちらを向いても桜、桜、桜、ヒト、桜、ヒト、桜、みたいな感じ。
桜だけじゃなく、桃や石楠花、木瓜、山吹、等々も咲いているけれど、目を奪われるのは頭上の桜。頭上だけじゃなく、目の前に花枝が垂れてくるので掻き分けて進む。泳いでいるようだ。よくもこんだけ集めたものだ。
陽射しがないのでやや暗いのが惜しい。写真をとるのはちょっとつらい感じ。風が吹くと満開の枝から花びらが降ってくる。花の雨か波飛沫か。心地よく花のシャワーを浴びていたら、昼過ぎには水の雨が降りだしたので撤退。
この快晴、いつまで続くんだろう?
○仏光寺
本堂前の三本枝垂れ、ようやく満開。皇族の記念植樹らしい。真ん中の枝垂れが一番華やか。昼には近所から人も鳩も集まってきて弁当を広げたり、写真を撮ったり。
春の陽射しに風も冷たさを和らげ、春らしい陽気に包まれて長閑な境内。うとうと。お茶所にある「横になるな」という貼り紙も判る気がする。(^_^;)
○修徳公園
こちらの枝垂れ桜も満開。南西隅に咲くソメイヨシノ(たぶん)が半分以上散ってしまったのでバトンタッチか。小さな公園なんだけど、近所の人が結構やってきてベンチに座って見上げてる。
夕方になると子供が大勢やって来て喧噪に包まれるのだが、昼過ぎは大人ばかりで静かでいい感じ。
枝垂れ桜が咲くのは公園の真ん中。北東に植わっているのが八重桜。こちらは数輪開花したばっか。
他のつぼみもほころんでもうあと一息。
今日も快晴。今年の快晴はやたら続く。
○天神川(四条~五条下ル)
京都新聞の桜情報記事によると、『密集度は市内でもナンバーワン』だそうで。天神川の左岸にみっしり桜が植わっている。華やかさは背割堤に負けないくらいだが、途中橋が架かっていて途切れ途切れなのがスケールを切り刻んでいて惜しい。画像に写っているのは全体の1/3程度かな。
土手の上の遊歩道の川と反対側に桜が植えられていて、枝を川の上に伸ばしている。桜のトンネルというか洞門状態。四条から下がっていくと、高辻通までは所々にベンチがあり気軽に座って桜を愛でることができる。
ベンチで弁当を広げる人、レジャーシートを広げて車座になって騒ぐ団体など公園の花見状態。途中、万寿寺通には陸橋が架かっていてバードビューも楽しめる。
桜はソメイヨシノ(たぶん)。ピークは11日頃だったらしく、今日は満開を過ぎて盛んに散りゆく。風が吹くと桜吹雪。川面には花筏。
背割堤よりせせこましくて落ち着かないけど、気軽に行けるという意味では良いかも。市バスの3号系統や80号系統の京都外大前バス停からすぐ。うちからもバス一本で行けるのが嬉しい。って、今更だけど。狭い遊歩道なのに時々自転車が迷い込んでくるのが難点かな。
朝から快晴。ソメイヨシノ系はそろそろ満開を過ぎて見納めの時期にさしかかっている。満を持して八幡市。
○背割堤
桂川、宇治川、木津川の三川が合流して淀川になる場所で、宇治川と木津川の間の堤防の上、約1.4㎞にソメイヨシノが植わっている。一斉に咲いた様子は桜餅を無数に並べたみたい。...いや、実に壮観。花見の物量作戦って感じ。
「せわりづつみ」かと思ったら「せわりてい」らしい。固有名詞ではなく、土木用語。『二河川が平行して流れる場合または合流分流するとき、二河川の間にある堤防で、合流点を下流へ移し、水位差による影響を軽減させるもの。
』だそうだ。
巾数㍍の堤防上の遊歩道の両脇にソメイヨシノが植わっていて真ん中に向かっては上に、両脇に向かっては斜め下に枝を伸ばす。昨日の半木の道は桜のトンネルといいつつ洞門状態だったがこちらは正真正銘トンネル状態。まずは東端の公園入口から入って、
西端まで堤防上の桜のトンネルを堪能する。西端で堤を降りて南側の河川敷に降りる。と、堤が緩くカーブしているので、桜のトンネルの外観を一望できる。桜に包まれていた堤防上と違って青空を背景に桜の帯が伸びている。
私はこちらの眺めの方が好き。レジャーシートを敷いて寝っ転って見上げると、青い海に白い砂浜みたいな。風が吹くと桜吹雪。ソメイヨシノの集大成。また絶好のチャンスに動画ボタンを押せていなかった。orz
○清水寺遠景
行きがけに烏丸五条のバス停から東山を見ると、清水寺付近が桜色。この前行った時は早すぎたけど、今が見頃だろうか。今日は行かないので、遠目に花見。
陽射しはあるけど空が白い。北風が強くて冷たい。橋の上にいると吹っ飛ばされそうな勢い。何だか季節がちょっと戻ったような。
○半木の道
↑と書いて「なからぎのみち」。近くにあった「流木神社」がその名の由来で、その神社がホントに洪水で流されてしまったので「流」のかわりに「半」の字を当てたという話。賀茂川に架かる北大路橋から上流を眺めると隣の北山大橋までは紅枝垂れ桜の濃い色、その先はソメイヨシノ(たぶん)の薄い色。
半木の道は北山大橋まで。紅枝垂れのトンネル、と聞いていたのでびっしり桜が植わっているのかと期待して出かけたら、案外まばら。遠目にはその先の普通の(?)桜並木の方が綺麗。
拍子抜けしながら近づくと、わっさわっさと桜花が取り巻く。枝垂れなので頭上に咲いているだけじゃなく、左右にも花が垂れてくる。色も濃いのでゴージャス。延々歩き続けても飽きない。桜の下にはくつろぐスペースがないのが惜しい。
○賀茂川
半木の道を辿って北山大橋を越えると普通の桜にチェンジ!色は淡いが、こっちの方が密度が高い感じ。ベンチもあり、レジャーシートを敷くスペースもあり、弁当を広げる家族連れ多数。
集まってくるのは人間だけじゃなく鳥も集まってくる。スズメとメジロ(たぶん)。花をもいでいるのかどうかは確認できず。風でわさわさ揺れる枝にしっかり捕まって振り落とされることがないのはさすがだ。
○ろっくんプラザ
新京極通六角角のろっくんプラザに植わっている桜が一本。誓願寺の前。猥雑な商店街に一服の清涼剤。とは大げさな。満開を過ぎて葉っぱが出かけ。
○洛央小学校 こんだけ風が強いんだから桜吹雪。と期待して通りかかってみると、疾風に花びらが舞う。ばっちり動画撮影した。つもりが、ボタンを押せてなかった。orz また風が吹くのを舞ってみたが、急に凪いでしまったようで吹かず。あんまり学校の前に立っていると不審者扱いされそうなので撤退。残念無念。
投票のついでにお散歩。
○新町通
付近で一番に咲く新町桜。花は全部散って、萼とおしべばっかり。かと思うと、既に実が膨らみ始めている。赤く色付くのももう間近か?
○修徳公園
南西側のソメイヨシノ(たぶん)は満開。ちょっと葉っぱが出ているから十一分咲きくらいか。中央部の枝垂れ桜はまだ五分程度。まだ花は少ないけれど色が濃い分見応えあり。
○東本願寺前
先日遠景で確認した通り満開。本願寺前のロータリー(前庭?)だけじゃなく、不明門通と烏丸通の合流点の桜も満開。密集している分、こちらの方が華やかかも。花の色が淡くて上品。
○仏光寺
本堂前の枝垂れ桜の満開は今か今かと通うがまだ三分~七分程度。それでも人が集まってきて、花見をしながら写真を撮っていく。向かいの茶所(縁側)でパンとジュースで控え目に花見の宴。
朝まで雨。昼過ぎになって一時陽射しが。ちょっと近所の様子見。
○菅大臣天満宮
油断している間に満開。境内南側の桜はまだつぼみもあってちょうど見頃。今日は雲がちで青空が少ないのが惜しい。境内には私以外にもカメラを構える人が次々やってくる。
西側でいの一番に咲き始めたソメイヨシノは散り始め地面にピンクの絨毯を敷き始めている。風があったら桜吹雪になったんだろうけど、余り吹かず。昨夜来の雨も花散らしには至らなかったようで、こちらも見頃を維持している。
南側参道隣の家に植わっていて毎年見事に黄色な花を咲かせていたミモザは今年は咲かないな、と思ったら伐採されていた。諸行無常、ああ無情。
○仏光寺
本堂前の枝垂れ桜はまだ二分咲き程度。以前は花まつりの頃に満開していたと思ったんだが今年は遅いようだ。花まつりのうつろな目のハリボテ象さんは今日も不在。仏事も中止らしい。
気温は昨日より上がって22.0℃まで上がった。その割に風は暖かくなく、春は爛漫としていない。長い超快晴も終わりか雲がち。連日歩き回って疲れたので近場で桜斥候。
○因幡薬師
広くはない境内いっぱいにお堂が建っているイメージで木が植わっているとは思わなかった。裏手を素通りしようとしてふと見ると、桜。これはこれは。
というわけで表に回ってみると、桜が咲いてるよん、と貼り紙。本堂の左側の小さな庭に山桜。葉っぱもだいぶ出ているけれど、山桜は花と葉が一緒に出るからこれで満開かな。
同じく右側には枝垂れ桜。こちらも満開か見頃。一本ずつだけど、三種揃い踏み。本堂の周りにはベンチがあって日向ぼっこがてら休憩する人数名。
○仏光寺
こちらの桜は枝垂れ桜。阿弥陀堂と大師堂の間の前に三本。どれも咲き始め。まだまだ。枝垂れ桜も早いのと遅いのがあるんだな。お堂に相対してお茶所。
昼になると近所からお弁当を持った人が三々五々集まってきて昼食。長閑な雰囲気。
御影堂門脇にはソメイヨシノ(たぶん)。こちらは満開。風に吹かれて時折花吹雪。
○洛央小学校
仏光寺の北隣の洛央小の桜は仏光寺通に添ってずらっと植わっている。満開一歩手前で桜のトンネル。入学式にドンピシャかな。風が吹いても散らず、未だもう少しはもちそう。
○桜にメジロ?
因幡薬師の裏の道には散り始めた桜の花びらに混じって花全体が落ちている。椿か? 見上げると枝に小鳥。メジロ?スズメよりは大きそう。逆光でよく分からない。
仏光寺通の桜にも小鳥。よく見ると桜花をフラメンコよろしく丸ごとくわえている。こいつか。現行犯。やっぱり逆光で判然としない。
今日も一日雲一つ無い快晴。どんだけ続くんだろう? 空気はまだひんやり気味だけど、陽射しが暖かくて20.8℃まで気温が上がる。冬の装備ではあちい。無帽が無謀なくらいの陽気に誘われてお散歩。街を歩いていても見かける桜の咲き具合はせいぜい五分前後。概ね見頃は今週末かなと思うのだが、金曜は雨の予報。これだけの天気で花を見られるのは今のうちかと気がはやる。(^^ゞ
○高瀬川
今日の高瀬川は四条通ではなく松原通。八分くらいの咲きっぷりだろうか。場所は違うけれど、二日間で相当咲き進んだ感じ。ライトアップはもうしてるのかな?
○清水寺
バスで円山公園直行直帰のつもりで家を出たのだが、松原通を進むうちに、このまま歩き続ければ清水寺だなと思っていたら着いてしまった。京都新聞の桜情報では「開花」となっていてまだまだっぽい。
だけど、夜間特別拝観が今週末まで。ということは今頃が見頃?と煩悩がささやく。
元々、清水寺に桜は多くない。しかも三分~五分程度の咲き具合でまだまだ。やっぱちょっと早かったね。
○産寧坂
清水寺を出て本来の目的地、円山公園に向かう。途中の産寧坂からねねの道にも桜が咲いている。やっぱり平均五分程度。その中で一番の見所は産寧坂の入口(出口?)の斜面に咲く桜。やっぱ枝垂れなんだろうか。遠く高台寺や観音像と肩を並べる。坂の途中で見上げると、花のド~ム。
○円山公園
奥(東)の方はほぼ満開。手前(西)の方は五分未満。脇(北)の方は八分。青空のもと、空の青さに負けないくらい真っ青なブルーシートで花見の場所取り部隊が昼間から退屈そう。
無粋だけれど、京都の桜名所って寺社が多いから飲み食いできないもんね、仕方ない?
名物の大枝垂れ桜は年々小さくなっていくようで哀しい。
○祇園白川
一昨日より咲き進んで八分くらいの咲きっぷり。西端の桜のドームももう一息。週末まで待たずとも明後日くらいには満開になるのでは? 明後日以降は雨の予報なのが心配だけど。どうせ外れるか?(^_^;)
ライトアップをやってたのね。でも一昨日で終わってる。満開を待たずに終了ってどうなのよ。
雲一つ無い快晴が今日も続く。
○千本釈迦堂
本堂前に咲く大きな枝垂れ桜。外から見てもはみ出して見える。その名も「阿亀桜」と書いて「おかめざくら」。
ほぼ満開でちょうど見頃。枝を外向けに整えてあるので、中にはいるとドームのよう。その名の由来(たぶん)のおかめの像が優しく見つめる
。
境内には他にも何本か桜が植わっているけれど、まだ満開には至らない。
○京都御苑
近衛邸跡付近の枝垂れ桜が満開。この一角には巨大な枝垂れ桜が何本も植えられていて毎年見応えがある。人だかりもすごい。周りのベンチや芝生で一休みしてお弁当を広げる家族連れも多数。
大振りの枝垂れの色は何故か淡泊。離れたところに咲いているちょっとちっこめの枝垂れの色の方が好きだな。
あんかを求めて洛中を彷徨う。ついでに桜の斥候。
○高辻東洞院
病院(医院?)の庭に咲く桜。毎年早めに咲き出して楽しませてくれる。満開まではもうちょっとかな。
○高瀬川
木屋町通沿いを流れる高瀬川の土手の桜並木。四条通を挟んでずらっと伸びる。走り過ぎるバスからも一瞬花見が楽しめるスポット。
ここもまだ五分行くかどうかの咲き具合。
○祇園白川
ここはもうライトアップが始まっている場所。桜並木は満開にはもう一息。川端通手前のあたりは白い雲におおわれたように見事に密集して咲くんだが、それには至らず。枝垂れ桜が早くも満開、かと思ったらまだ咲いてない枝もあるようで。着物を着た男女のモデル(?)が何組もポーズをとったり、歩き回ったり。撮影隊も出没中。
○鴨川(川端三条下ル)
鴨川沿いは所々桜。枝垂れ桜が見頃かと。咲いてない枝もあるので満開には至っていないようだが、この色合いが美し。雲一つ無い抜けるような青空に映えて素敵。
昼間は冬の格好で歩いていると汗ばむくらいだったのに、夕方近くなると日が陰り、風も出てきてひんやりしてきた。うかうかしていてちょっと風邪気味。それとも檜花粉のせいか? 昨日今日の陽気で桜もだいぶ咲き進んだっぽい。
○新町通
民家のガレージで咲く桜。辺り一帯でいの一番に咲き始める。のを失念していた。今日、通りかかってみるとほぼ散り終わり。辛うじて数輪残っているだけ。
○(西)本願寺聞法会館
西本願寺に寄り道しようと堀川通に出ると、西本願寺の北方の歩道で桜が咲いている。ふらふらと引き寄せられて花見。満開一歩手前。今まで見た中では一番。歩道の一部がごく小さな庭のようになっていて桜や椿や植え込みが植わっている。家族連れが記念撮影をしていたりして、長閑な一角。
○植柳小学校跡
統合されて去年廃校になった学校。桜の木はそんなことを知ってか知らずか、今年も花を咲かせている。校庭の北西の木は二分咲きくらいだろうか。今年も入学式が行われていたらちょうどその頃に満開になっているかも。
○東本願寺前
一昨日と比べると、開花している木が増えている。見頃はまだまだだけど。遠目にも枯れ木がピンク色に染まり始めた感じ。
○修徳公園
北東側の木はまだつぼみ堅しだけど、南西の木は三分咲きくらいかな。ここも元小学校だったはず。近所の子供達の遊び場になっているから、桜の木が変わらず見守っているのか。
上洛した親戚を連れて嵯峨野案内。
○宝筐院
先週訪れた時はまだ色付き途中だったけど、今日はほぼピーク。青々したはもあるけれど、散り紅葉も咲き始めて上も下もすばらしい。午前中は陽射しもあって、
輝くよう。まさに宝の筺。
それにあわせるかのように人出も増えて団体さんもやって来る。平日の昼間なので、混雑と言うほどではないけれど、
穴場感がやや削がれた感じ。
桜は葉っぱも散ってすっかり枯れ木、かと思いきや、サクランボが実っていた。鳥に食べられたりしないのだろうか?
○嵯峨釈迦堂
先週ピークだった寺務所付近の紅葉はかなり枯れ落ちて散り紅葉になっている。まだまだ色付きが浅くくすんでいた南西角の三色紅葉は漸く鮮やかさを増してきたところ。
見越しの紅葉も良い色合いになってきている。
西門の脇のナンテン(?)の実と葉が同じ色に色付いていたのは保護色? そんな保護は意味無いか。
○二尊院
二尊院は入り口から紅葉の馬場を覗いただけ。隣の久遠寺に朝日放送の中継車が来ていた。ケーブルを何本も持ったスタッフらしい人が二尊院から出てきたのだが、紅葉中継でもしていたのだろうか?
○常寂光寺
こちらもピークを過ぎた感じで地面がとても華やか。
○大河内山荘
ここまで立て続けに紅葉を見続けていると、頭上より足元の紅葉が新鮮に感じたりする。贅沢な。
銀杏と紅葉と芝生の対比が美しい。
○嵐山
今回の散策は嵯峨釈迦堂から南下して大河内山荘まで。渡月橋にはたどり着かず、嵐山は大河内山荘のてっぺんから亀山公園越しに眺める。やはり点描画のような色付きは今年も同じ。あたりまえか
。
トロッコ嵐山駅の寒桜は今年も健在。微妙に遠くてはっきり写らないのも例年どおり。
天候不順な今日この頃、先週には木曜までずっと雨の予報だったのが一日おきに晴れている。「貴重な晴れ間だ」と梅雨時のような事を言うTVの気象予報士の言葉に押されて五条河原。日向ぼっこの定位置になりつつある。二条河原には背もたれ付きの木のベンチがあるのに五条河原には石の腰掛けしかないのは何故だ?
○桜
ここでも八重桜がほぼ満開。みっしり集まった八重は桜餅と言うよりぶたまんに近いかも。いやはや、おいしそう。新緑と並んで青空に映えますな。
○納涼床
腰掛けがあるのは鴨川の左岸。ぼんやり右岸を眺めていると、重機で何やら作業をしている。そうか、納涼床だ。もう4月も下旬、納涼床は5/1開始だもんね。不順な天候続きで季節感がないんだけど、暦の進みは一定なのね。
○鴨川の鴨
腰掛けに座って本を読んでいると、「何かないの?」とばかりに鴨の夫婦(たぶん)が寄ってきた。普通は鳩が遠巻きに様子を窺っていたり、ちょこちょこと近寄ってくるものなんだが。やけに人なつっこい夫婦のようだ。残念乍ら、おやつに買ってきたパンはもう食べちゃったし、何もないよ。しばらく様子を見て何もくれない、と見切ったのか仲良く立ち去ってしまった。
雄の鴨はくちばしに桜の花びらを付けている様子。雌は食い物かと思ってつついた綿毛がくっついちゃってる。ヒトが口元にご飯つぶ付けてるみたいなもん? しげしげと眺めた事はなかったけれど紫色も入っているのね。カラフル。
昨日とうってかわってどんより曇。概ねピークは過ぎた感のある洛中の桜。あとは樹種によって遅咲きがあるのでそれを探して愛でる感じかな?
○修徳公園
先に咲いた建物寄りの桜はどんどん花を散らしている。道路寄りの桜はようやく開花を始めた。葉っぱも一緒に出ているから、種類が違うようだ。それらの中を取る感じで枝垂れが花の数を増やしている。
○新京極
新京極六角にある広場がろっくんプラザ。その向かいにぽつんと桜が植わっている。満開を過ぎて葉桜になりつつある。一分葉桜くらいか。
○木屋町(高瀬川)
こちらも盛んに花を散らしている。花見にはちょっと遅かったか。四条以南の高瀬川では川の中からライトアップしているが、葉桜ではくすみがち。
昼から下り坂という予報にもかかわらず、一日中晴れたり曇ったり、薄曇りっぽいお天気で最高気温が23℃まで上がった。上着を春物に替えて出かけたのだが、セーターを着たままだったので暑かった。
○大文字山、白川上流
大文字山には桜は殆どなし。所々ピンクの点が見えるだけ。
その手前の白川(たぶん)沿いの桜並木が満開。一部散り始めていて川面には花筏が浮かぶ。
○真如堂
満開を通り越して散り始めている。紅葉のイメージが強いのだけれど、本堂の周りや参道に桜が植わっていて建物とのコントラストがいい感じ。
風が吹くと花吹雪が舞う。なかなかタイミングが合わなくて写真に捕らえきれないや。
○宗忠神社
真如堂の表門を出ると道の先真正面にず~っと長い階段が見える。その階段に覆い被さるようにピンクの雲。宗忠神社の参道の両脇に植わった桜だ。登り階段を見ると萎える体質なのだが、桜に誘われて登ってしまう。神様の罠?
○竹中稲荷社
誘われて登ってしまった宗忠神社だが、社殿の周りには桜はない。そのまま裏へ抜けると、お稲荷さん。朱の鳥居がずら~っと並ぶ。どこかで見たような風景だ。その鳥居の脇から枝を伸ばして桜が咲く。鳥居・桜・鳥居・桜・鳥居・桜・・・って感じ。これまた桜に誘われて奥まで進んでしまう。これは狐の罠?
○吉田神社
竹中稲荷社を出るとすぐ吉田神社の裏手に出る。こちらは桜は数えるほど。大元宮前の枝垂れ桜は今が盛り。「開運桜」はヤマザクラだろうか?本殿前に 数本植わっている桜は十五分咲きからほぼ散り終わった感じ。雅楽の音が聞こえてくると思ったら結婚式を挙げておられたようで。おめでとうございます。
京都は休日に出かけてはいけない。と言いつつ、天気がいいのでつい出かけてしまった。風が冷たくて寒い寒い。
○松原道祖神社
境内がないというか、空き地が殆どないところに八重桜が植わっている。咲き始めてはいるけれど、まだまだつぼみ。
○菅大臣天満宮
西側参道脇の桜が先にに咲きだしていたのだが、南側参道脇の桜もほぼ満開。今日明日は花見だそうで、照明装置も設置してあったから、夜桜? ツグミも集まって来てます。
○化粧水碑
四条西洞院の角に建つ化粧水の石碑。敷地なんてなくて、ビルの壁面の植え込みに間借りしているような感じ。その背後で花が咲いてる。桜っぽくないので、違うのかも?
○鴨川
四条大橋付近の桜は主に枝垂れ。ちょっと早いか? びっしり植わっているわけではないので、遠目にはあまり映えませんな。
○祇園白川付近
鴨川に合流する付近の白川沿いが一番豪華。桜の天蓋と化す。ちょうど今がピークのようで花も人も満員状態。ここに集う鳥は鳩。蜜を吸いに来ていると言うより、観光客のおこぼれ目当てか?
少し上流に遡るといわゆる祇園白川。着物姿の人もちらほら。川を挟んで料亭っぽいお店が並んで背景としてもgood。ここもほぼ満開で枝垂れがもうちょっとってところかな。
更に遡ると知恩院前付近に出る。こちらも満開。こんなに一斉に咲きそろっていたっけ?と思ったら、気の早い気が何本かいて、遠景にやや雑味が。
○琵琶湖疎水(徳成橋付近)
琵琶湖疎水と東大路が交わる徳成橋付近。疎水記念館あたりから続く桜の名所ですな。もうちょっと川巾が狭かったらもっと密度濃く楽しめるのに。と毎年思う。
気の早い一本を除いてほぼ満開。
先日運行を始めた十石船が眼下を行き交う。ここの桜に集うのは何故かスズメ。たまたま?
○京都御苑(北西部)
ここは本数と種類が多いのでさすがに一斉には咲いていない。ま、概ね満開ですけど、つぼみ堅いものから、もうほぼ散り終わったものまでさまざま
。
一番早かった(?)近衛邸跡の大枝垂れは散り終わり。
淀緑地で河津桜が咲いたというローカルニュース。静岡県の河津から桜を移植したそうだ。この週末には見頃を迎えるだろうと言うのでお出かけ。予報に反して青空ではなく、空が白いのが残念。
京阪の淀駅から歩く事10分くらいだろうか。唐突に道が橋になり、橋のそばと下を流れる川の脇に桜が咲いている。やや濃いめの色。ヤマザクラなのだろうか、葉も所々出ている。
同じ記事を読んだのか、カメラを持った人や散歩っぽい老夫婦、何かの団体さんがやって来ている。ヒトだけじゃなく、ハチもトリも。メジロは分かるんだが、もう二回りほど大きいトリは誰でしょう?
後醍醐天皇が南朝を開いたという吉野。2年前は18切符でJRと近鉄を乗り継いで行ったけど、今回は近鉄でお出かけ。特急列車は予約で満席。仕方なく急行を乗り継いで2時間余り。乗る電車によっては東京までたどり着く時間だな。JRとの連絡駅の吉野口までは、京都から真っ直ぐ南下するのだが、そこを過ぎるとくねくね谷筋に沿っているのか蛇行しだす。線路の勾配も急になってくるようだ。後醍醐天皇の時代は歩いてきたのか? 吉野まで来た、というより、吉野で力尽きたってのが真相なんじゃ?
吉野駅があるのが「下千本」。そこから中千本公園あたりまでが「中千本」。更に上がって金峯神社の入り口あたりまでが「上千本」。更に上が「奥千本」と言う分類らしい。
全行程歩くのが正しい(?)のだろうが、体力が持たないので交通機関に頼る事になる。吉野駅付近の下千本の桜を見たあとは、中千本公園行きの大型バスに乗る。中千本公園で中千本の桜を愛でつつ、五郎平園地から上千本の桜を見上げる。そこでマイクロバスに乗ると金峯神社前まで運んでくれる。そこから更に歩いて登って奥千本を目指すもヨシ、下りつつ上千本~中千本の桜の絨毯を見下ろすもヨシ。私は基本的に登り坂は歩かない方針なので下るに限る。
「吉野山」と言うのだけれど、実際には中千本~上千本~奥千本のラインは吉野山ではないようだ。吉野山に登るのはロープウエイの方で、こちらは下車後更に歩く事で吉野朝の跡まで登る事ができるようだ。ロープウエイからも下千本付近の桜を眺める事ができる。
○下千本
吉野駅付近の桜は15分咲きで桜吹雪。ロープウエーから見下ろす斜面はピンク色。盛りは過ぎているっぽい。
○中千本
こちらも満開を過ぎている感じ。主にヤマザクラなので元々葉が出ていてピンク一色になるわけではないけれど。ここから上は斜面だらけでそれなりの広さのある広場があるのはここまで。だからかシートで弁当を広げたり昼寝するグループが大勢。このあたりには見晴らしの良い展望所や茶店があちこちにあるらしい。
○上千本
中千本公園の桜の広場からは上千本の斜面に広がる桜を見上げるのがベスト。山全体に植えればいいのに、と思うのは贅沢か?
バスにゆられること十数分で金峯神社前。
金峯神社前から下ってくると、咲き方がまちまち。まだつぼみの樹から、ほぼ満開の樹、散り終わって結実しつつある(?)樹まで。下りの8割方の行程は周りに桜がない。主に杉林。気分はほぼ森林浴。
桜に囲まれるのは自動車道が葛折りになる上千本の坂道あたり。五郎平園地から見上げた桜の絨毯のあたりのようだ。ここも桜に囲まれて弁当を喰うとよさげ。なんだが斜面なのがやや難点。
○一目千本 たぶん、吉野山の桜の眺めはここに尽きるだろう。
花矢倉展望台にある子守茶屋から見下ろす中千本あたりの桜。
昨日以上に暖かくて25.9℃。陽射しも熱射病になりそうなくらい。まだ身体が慣れてないせいもあるのかな。京都新聞の桜情報を見ていると、「淀川河川公園・背割堤地区」という長ったらしい名前がある。桜並木が1.4km続くと。「京都」に分類されているものの、洛中からはほど遠い。拝観料は無料だが電車賃がかかるから同じか。
五条駅改め清水五条駅から電車に揺られる事約30分。八幡市駅に着く。石清水八幡宮のある駅。このあたりは木津川、宇治川、桂川の三川が合流する。八幡宮のある男山と天王山の間にJ
R在来線、
新幹線、阪急、京阪がひしめき合って通る。サントリーの山崎蒸留所があり、新幹線が阪急と並んで走る場所だ。
電車を降りて山の上にある八幡宮とは反対側の川に向かって回り込む。木津川を長い橋で渡り、宇治川との間の細長い堤に遊歩道があり、その両脇にずらっと桜が植わっている。ソメイヨシノの淡いピンクのトンネル。桜情報では満開とあるけれど、葉が出始めて散りつつある。13分咲かな。遊歩道の先端までぶらぶら歩いて40分ほど。
トンネルの中で見るより河原に降りて外から桜のチューブを見るのが圧巻。風が吹くと盛りを過ぎた花か散る。桜吹雪だ。数が多いだけに一旦散りだすとすさまじい花びらが舞う。風が強いと顔にべしべし当たる。
桜の樹には鳥たちが集まってきてちゅんちゅくにぎやか。堤下の河原の茂みではウグイスがうるさいくらいに鳴いている。上手な奴も下手な奴も。目にはさやかに見えねども、蛇もいるらしい。
要注意。
橋の上からは男山が一望。裾模様にちょこっと桜も咲いているっぽい。
琵琶湖疎水を眺めていると時々舟が行き交う。今は水運には使われてはいないので実用船ではない。岡崎桜回廊十石舟めぐりなる観光船。毎年この時期には見かけるのだが乗った事はなかった。
午前中に家を出て乗船場に着いたのが12時前。舟は定員制なので、最早でも16時の便になるという。4時間待ち。平日なのに、人気らしい。前日に予約とかはできないので、朝一に券を買いに行って即の便がなければ一遊びしてから戻る時間の便の券を買うのがよさげ。
舟は琵琶湖疎水記念館前の乗船場から出発してクランクに曲がる疎水を下り、夷川発電所手前の船溜まりでUターンして乗船場に戻る。その間、神宮道と東大路の下をくぐり、見慣れた桜並木をローアングルで見上げる。午後の便だと川下から陽が差す。概ね右岸の桜が見事なので左舷先頭か右舷最後尾の席がベスト。
この舟、座席が丸太。やや低め。低い位置から見上げるのがよいのだから別にいいのか。乗る時には救命胴衣をつける。ライフジャケットではなく、ウエストポーチ型。四周のうち前と左右に風船(?)があって、水に濡れると仕込まれたボンベからガスが注入される。風船が後ろに来るようにつけてしまうといざというときに尻が水面にでて顔が沈むので要注意。...という説明を乗船前に受ける。そういう胴衣もあるんだな。文字通り胴衣。子供は普通の(?)ライフジャケットをしていたようだ。
航路に架かる橋の中には桁下が低くてそのままでは通れない部分がある。屋根が邪魔になる。で、どうするか。そういう橋をくぐる時は屋根が下ルようになっている。油圧だかなんだか、ウイーンと音を立てて屋根が上下する様はなかなか壮観。屋根が開いて頭上が見える舟なら乗った事はあるけれど、上下するのは初めてかも。そのまま圧縮されてしまわないかちょっと気になったりもするけれど
。
乗船場のそばの噴水には虹が架かる。水辺にある不思議な機械に気付くのも舟ならではの視点だろうか? 水位計なのかな?
岡崎桜回廊十石舟めぐりで4時間待ちの間、どこか別の所で花見をしようかと思ったのだが、あまりの陽射しに移動する気が萎え萎え。近所に平安神宮、南禅寺もあるんだけどね。家に帰って一休みして出直しても時間的には十分。最高気温が25.5℃と夏日。陽に当たっていると焼けていくのが分かる感じ。
○琵琶湖疎水
神宮道が疎水を越えるあたりから東を望むとほぼ満開。近寄ってみると11分咲きくらいかな。水面には散った花びらも浮いているので、今週末だとちょっと遅いかも。
○インクライン
疎水を下った舟を元に戻す為に設けられた舟艇用のケーブルカー、の跡。線路の両脇にびっしり桜が植わる。ここもほぼ満開。風が吹くと桜吹雪。
○京都市美術館
門柱の表札(?)には「京都美術館」となってるんだけど...。
目の前に平安神宮の大鳥居が建ち、脇の桜並木は疎水脇の植え込みを兼ねている。無料の展示もあるし、ベンチも完備。
連日歩き回って腰が痛くなってきた、ので近場。
○清水寺遠景
五条新町の陸橋から。
遠目にはピンク色に見えるんだけど、桜っぽいのはごく一部みたい。背後の斜面で養生中の桜が咲くようになったらもっと華やかになるんでしょう。
○仏光寺
北側の社務所で咲いていたのはサトザクラ系(?)だったけど、境内ど真ん中で咲いているのは枝垂れ桜。そばの石碑にはそれぞれ皇室のナントカ宮植樹と書いてある。
ここの花まつりは日をずらして今週末に行うらしい。その準備か、テントが張られ、床机が並べてある。そこでは近所のサラリーパーソンがお弁当を広げて昼休み中。
○洛央小
先日満開寸前だった桜並木はほぼ満開で散り始め。入学式も終わったし使命は果たした、というところか?
銀閣寺を訪ねたついでに哲学の道。人並みが途切れることなく続く。平日なのに。
○哲学の道
今出川白川付近から松ヶ崎浄水場若王子取水地付近まで。琵琶湖疎水に沿って遊歩道が続く。遊歩道はときどき途切れて普通の道路にもなる。川巾が狭いので両脇に植えられた桜が天蓋となって花のトンネルが出現する。...という趣向。遊歩道と川の間に柵はなく、足元は石畳で危うい気味。
花に気を取られて上ばかり見ているとけつまづく。足元ばかり見ていると花が見えない、というか時々枝がにょきっと現れる。脇のベンチに座っていると蜂がやってくる。
若王子が上流で今出川白川が下流。
概ね下流側の方が華やか。樹種はサトザクラが多いみたいでほぼ白い。
花には蜂だけじゃなくて、鳥も来る。メジロじゃないな。スズメでもないな。灰色で胸元に水玉模様のあなたはだあれ?
終点(起点?)の取水場の中も花盛りのようで。
疎水の周りは桜だけじゃなく、鯉もいるし他の花も咲いている。けど、やっぱ桜ばっか見ていたな。
○夷川ダム
先日はまだまだだった夷川ダムというかもう一つの琵琶湖疎水に架かる東大路の徳成橋付近も満開。1本だけ咲き終わっている(?)のが
やや雑味だけど。
川巾が広いのでトンネルにはなってない。川面には岡崎桜回廊十石舟めぐり(3月28日-5月6日、9:30-16:30まで15分間隔で運航)の船が行き交う。乗り場が遠いので今回は乗らず。
「じぬしじんじゃ」ではなく「じしゅじんじゃ」。清水寺の本堂(舞台)の裏手の丘の上にある。前から存在は知っていたけれど、縁結びとかで俗っぽそうなので敬遠してた。一度は覗いてみようかなと。
石段を登るといきなり「恋占いの石」と言うのが現れる。丸っこくてはちまきをしていて、あたろうかウメボシオヤジのようだ。狭い通路ほどの境内の奥にも同じような石がある。手前の石から奥の石まで目をつぶって歩いてたどり着けたら、恋が叶う、という趣向らしい。スイカ割りみたいなもんか。画像では、奥右手の赤いシャツにGパンの女性がトライしているんだが、だいぶ右にそれているようで。前途多難?
大国主命を祀っているとかで、由緒は奈良時代に遡る。清水寺よりこちらの方が古い。一見、こちらが間借りしているようだが、軒を貸して母屋を取られた感があるのかも。大国主命と言えば因幡の白ウサギ。というわけで、境内にもうさぎさんが。
桜の清水寺はあまり見た事がないような気がする。平日にもかかわらず、参道の清水道は混雑している。境内も人が途切れることなくやってきてにぎわってる。
おまけにバリアフリー工事だか排水路工事だかをやっていて、仮設の空中歩道ができていたり、重機が唸ってうるさい。子安塔は工事の覆いがかかっていて見えない。と思ったら、覆いに子安塔の絵が描いてあるってのはどうなのよ。
桜の花の海に浮かぶ清水の舞台、を想像して行ったらそんなことはなかった。紅葉と桜が混植されていて、紅葉がちと言う事らしい。舞台から眺める京都盆地は霞の中に沈んでいる。暖かくなったせいもあるのかな。
舞台の中では「ご本尊特別ご開帳」とかで、秘仏とされる「清水型十一面千手観音像」を公開している。本堂の内々陣には何度か入っているのだけれど、まだお会いしていませんでしたっけ? 立て看板によると「次回ご開帳の予定は平成四十五年になります。」って。そこまで平成の御代が続かなかったらどうするんだろう。残念乍ら、本堂内部は撮影禁止。「清水型」というのは、四十二臂のうちの二臂を頭上にかざし、その掌に小さな仏様を頂くという仏on仏型の事を言うそうな。胸元で合掌している二臂に紐がかけられ、その先を掴んで仏様と一体になるという趣向。このあたりは善光寺にもあったかな。
秘仏だけではなく、開山堂(田村堂)も公開されていて、初代征夷大将軍、坂上田村麻呂の像も拝む事ができる。徳川家なんてめじゃないね。
舞台の回りにも桜は案外少なくて、東斜面に植樹して養生中という桜の樹は全く咲かず。これが花を開くようになったら一面桜色になって
壮観かも。
人間至る所桜あり。
...この時期、桜を見るたびに足を止めていてはきりがない。と思いつつ、足を止めてしまう。折しも京都でも満開宣言。開花宣言から19日目でようやく満開。普通は1週間程度で満開になると言うから、今年の花冷えに如何に桜たちが縮み上がったのかがよく分かる。今日は京都市の小学校の入学式。桜もがんばって待っていたのだろうか?
○修徳公園 枝垂れもソメイヨシノ系(?)も咲きそろって今が盛り。先日までは子供たちがあふれんばかりに大勢遊んでいたのだけれど、今日はすいている。そろそろ小学校が始まったのかな? よく見ると川が流れてのどかな公園。
そういや、時々サラリーマンがベンチで休んでいたりする。その出入り口にある「飛び出すな!!」の標識。表は女の子。で、裏がライオン「とまれガオー」は車に対して言っているのか? 一通は逆向きなんだが。かわいい少女も実は外面如菩薩内心如夜叉って事をいいたいのだろうか?
○鴨川 五条河原も七条河原も咲いてます。咲いてない樹には気付かないだけかもしれないですけど。遊歩道があるのが五条、ないのが七条。
○東本願寺
本願寺前のロータリ(?)。秋は紅葉、春は桜。京都駅から一番近くでまとまった花を見られる場所かも。
御影堂の修復は終わったらしい。仮素屋根(工事用の囲い)を解体し始めて以前は全く見えなかった側面が見えるようになっている。このあとは隣の阿弥陀堂に仮素屋根を移して阿弥陀堂の修復にかかる。7/16に半日でスライドさせると予告されている。そりゃ見物かも。
昨日の予報では晴れ、の筈が薄曇り。おかしいと思って予報を見直すと午前中は曇りだと書き換えてある。現状追認型予報? 一応予報どおり午後から天気は回復して青空が戻ってきた。いまいち青に深みがないのは暖かくなったせいか? 日向では上着が暑いくらいの暖かさ。ようやく春が来たかなって感じ。
○円山公園 晴れるのを待って出かけたので出遅れ気味。混んでるだろうし、遠出は控えて近くで花見。ブルーシートで足の踏み場もないであろう西側を避けて八坂神社の境内から円山公園。境内にブルーシートはいなかったけれど、屋台が出ていて結局混んでた。
まずは大枝垂れ桜にご挨拶。ちょっと痩せたか? 剪定されちゃったようだ。風が吹いても散らない程度にはほ満開。手前の宴会コーナー(?)だけじゃなく、奥の池の周りから先でもブルーシートを敷いて宴会している。いつのまに。花見どころではないので早々に退散。
○知恩院
円山公園を抜けてお隣の知恩院。
三門周りも境内もほぼ満開かその一歩手前。伽藍と花の対比が美しい。ここはあまり密集して咲いてはいないので一本一本をゆっくり愛でることができる。
円山公園ほどの人出もなく、ほっとする。それでも、参道にびっしり観光バスが停まっていて長~い壁ができている。ちらちら見ただけでも兵庫、香川、長野あたりから来ている模様。観光バスのデザインがそれぞれにおもしろい。
その参道の桜はまだつぼみ。境内と全然違うのは何故だろう?
○祇園白川
知恩院の参道を抜けると白川の畔に出る。道なりに川に沿ったり離れたりして歩くと祇園方向に向かう事になる。やはりつぼみも残る満開一歩手前で、風吹いても散らずベストかも。知恩院そばの白川沿いでは白川桜まつりを実施中。
だけど、私が着いた頃には会場のテントを撤収中。どんなお祭りだったのでしょ?
桜は鴨川に近づくほどに密になる。人出も新橋あたりから西では混雑している感じに。ホコテンになっていても人だかり。
○鴨川
白川が鴨川に注ぐあたりの左岸には枝垂れ桜。ここまでたどり着く頃には雲も殆ど取れて青空。びっしり桜、でないのがやや残念。
右岸では鴨川さくらまつりを実施中。白川は「桜まつり」、鴨川は「さくらまつり」。違いが分かるかな? コンサートあり、食べ物屋あり、浄水器(飲料水?)とかわけのわからんセールスあり、巨大石臼の体験コーナーあり、
J
Tのゴミ拾いボランティア募集コーナーあり、使用済み天ぷら油回収コーナーあり。何やら雑多なテントがたくさん。第9回と言うから最近始まったようで。
○木屋町
三条河原から西に入って高瀬川。通りとしては木屋町通。こちらは川巾も道巾も狭くて、両方に桜のアーチがかかる。きわめて現代風の歓楽街なので町自体は退廃した感じで風情はない。普段なら避けて通りたい所なのだが、この時期だけは別。桜密度が高くて長い名所になる。
川を眺めていると川面からチンドン音が聞こえる。よく見ると川面に船が。高瀬舟? まさかね。船を浮かべるほどの水量もなければ、辻ごとに架かる橋の桁下は人はおろか船がくぐり抜けられる高さはない。
よく見ると大学の研究室の体験らしい。船を浮かべているだけみたい。「実験」ではなく「体験」ってなに? で、船に乗っていたのはチンドン屋。「出前チンドン」と書いてある。「体験」とは別に(?)「高瀬川桜まつり」をやっていてその参加者(?)のようだ。陸に上がると鉦太鼓をかき鳴らしながら行進を始めた。もしかして彼らもどこかの学生なのだろうか?
更に下ると川面を鴨の夫婦が水底をくちばしで攫うようにして食事しながら下ってくる。四条小橋の東詰に椿のような葉っぱの桜を見つけた所で本日の花見ツアーは終了。
○おまけ(八坂神社)
通り抜けた八坂神社には屋台が出ていた。大抵は食べ物屋なんだが、一軒「お笑いお化け大会」が。何故「お笑い」なのかは謎だが、こんな本格的な小屋掛け屋台(?)は初めて見たな。舞殿では日本舞踊を奉納中。
ようやく寒さは峠を越した(谷を渡った?)ようだが、いまいちカラッと晴れてない。日照はあっても空が白っぽい感じ。近所の小学校では桜が6分~7分咲き。開花は早かったくせに、開花したとたんに花冷えで、二週間近く冷蔵されたおかげで花の命が長かったようで。入学式に葉桜という最悪の(?)事態は避けられそう。よかったね>新入生諸君。
この学校は独立した外壁はなく、外壁=校舎になっている。学校というと、外壁か植木があって、校庭か通路程度の校地を挟んで校舎がある、というイメージがつよいのだが、都心部だとこうなっちゃうのか?
学校の向かいは仏光寺。ここの桜も満開間近。この桜は境内の北西端。東側にはもっとでっかい桜が植わっているのだが、今日は未確認。空の青い日に見に来よう。
御苑に植えられている桜はヤマザクラ、シダレザクラ、サトザクラの三種類。だそうで。ヤマザクラは赤褐色の葉と花が同時に出る。シダレザクラはしだれる。イトザクラともいう。サトザクラは八重。...と言う案内板が出ていた。さて、区別できるかな?(^_^;)
ヤマザクラはつぼみがち。所々で気の早い樹が満開になってる感じ。本数としてはこっちの方が多いので全体としてはまだ早い、かも。
近衛邸跡付近のイトザクラはまさに満開。滝のような花が流れ落ちる。一本の巨木もあれば、何本かが寄り集まって
巨大な山脈を築いているものもある。
桜のトンネルになっていたり、傘のように下に潜り込めたりもする。
御苑には桃林もあります。
こちらは満開ちょっと過ぎ。色の鮮やかさは桜より上。でも、全体の華やかさは桜に勝てませんな。
御苑への行き帰りにバスの車窓から見た桜の開花状況。
○琵琶湖疎水
東大路付近。
1~2本は満開っぽいけど、ほかはちらほら咲きの樹もある、という程度。
○鴨川
桜がずらりと植わっているというわけではないけれど、咲いている感じはあまりない。遠くに2~3本ピンク色しているのが咲いているのだろうか?
○高野川、賀茂川
今出川の分岐点付近。
ここも所々咲いている程度かな。
○哲学の道
白川今出川付近。
手前は咲き始めてるようだけど、奥の方は、まだ咲いてない?
○祇園白川
知恩院前付近。
車で隠れてて見にくいけど、奥の方が満開っぽい。咲いてない樹があるかどうかは不明。一番手前の樹は先々週一番に咲き始めた樹だからもう散っちゃったのかも。
抜けるような青空。風もあるけど昨日ほどの冷たさはない。陽射しがあればぽかぽかまではいかないものの暖かめ。やや散歩日和気味。予報によると明日の方が暖かいようだが、青空は今日が勝ちだろう。
桂川左岸の桜は3分くらいだろうか。この樹は葉っぱも出ているから山桜? 去年、京都新聞が定点観測していたのはたぶんこの樹。右岸も同様にまだつぼみの樹が多い。その中で一本、お見事な樹が一本。こいつは枝垂れだな。
嵐山本体はまだまだっぽい。全部満開になっても点描画風にぽつぽつとしか色付かないのでホントの所がどうなのかわかんないけど。目を引くのが右側の斜面。めったりと桜色に染まっている。ここを正面から見る為には...。
嵐山公園の頂上展望台がちょうどよさげ。というわけでやや登山。陽射しが暑い。ようやくたどり着いた展望台は保津峡が一望できて爽快。でも、肝心の対岸の桜は逆光でまぶしい。ん~、午前中に来ないとダメなのか?
その先の展望所も更にその先も同様。
方角的には太陽の側に若干回り込むことになるのだが。公園の終点まで行ったら今度は木が茂っていて対岸が見えない。更に先まで獣道は続くけれど、ここで断念。
公園の桜も所々満開、平均して3分咲程度。梅も健在なのはいずこも同じか。
咲いているのは梅桜だけじゃない。馬酔木も紅白で咲いている。まるでワインだな?
赤い巨木はサツキだって。剪定されて膝丈くらいのちっこいのしかイメージできないや。ここでも鳥が蜜を吸うのに忙しげ。
投票のあと、天気もよくなってきたしどこか花見でもと醍醐寺。昨日の開花情報はNHKは「満開」、京都新聞電子版は「一部満開」と微妙な表現。満開やないのはどのへんやねん、と画面に突っ込みながら醍醐寺にロックオン。
確かに、境内の通路から見える桜はまだつぼみがち。一部咲き始めから5分くらい咲いている樹もある、といった程度。フライングしたか、とやや悔やみつつ有料区画へエントリー。
○三宝院
門をくぐったとたん枝垂れ桜がドンと一本お出迎え。既に満開。横に広がった枝からたわわに花がこぼれ落ちるよう。ここは庭園が有名なんだけど、残念乍ら撮影禁止。庭の桜はまだつぼみ。
○霊宝館
いわゆる宝物殿ですな。でも、みんなのお目当ては(たぶん)桜。枝垂れとソメイヨシノ系が半々。ソメイヨシノ系は8割方ほぼつぼみで
咲いているのはごく一部。でも、枝垂れが満開。ここも見事な枝振りの巨大枝垂れが奥に鎮座している。醍醐寺全体が桜の宝庫だけど、
この霊宝館が一番桜密度が高そう。JRだかどこだかのCMに使われた樹もここの桜だとか。公開されていない裏庭にも天を突くような枝垂れが咲いている。境内の通路から拝む事ができるのだけど、北から見ることになるので常に逆光気味で残念賞。納められている仏様は平安時代に造られた像が多くありがたさは格別。なんだが、その隣の間には桜や紅葉の写真が展示してあってとっても現世的なんだな。